2024年も今日12月31日が最後になりました。
僕が住んでいる埼玉県川越市のお隣が川島町です。田園が広がる自然豊かな地域で、町内を流れている越辺川(おっぺがわ)の流れが少し淀んだところに「白鳥飛来地」があります。付近の道路に何カ所も看板が出ているので、飛来地があることは前々から知っていましたが、訪れたことはありませんでした。12月になって白鳥が来ていると言うので、27日金曜日の朝方、見に行ってきました。
白鳥がいる時期だけ無料の臨時駐車場が開設され、白鳥目当ての野鳥愛好家やカメラマンが集まります。訪れた時も臨時駐車場はほぼ満車でした。駐車場の車を停めて、越辺川の高い土手を越えて、ゴザが敷かれた道を進むと川縁に至ります。白鳥がいるのは朝方と夕方以降で、昼間はどこかにえさを取りに出かけていなくなるそうです。
川に着いてまず目にするのはカモさん。大量にいます。
色と言うか模様が違うので、雄雌はすぐ区別がつきます。右側の少し派手目なのがオスです。こんな風にペアでいるのは恐らく夫婦。仲良さげに連れ添っています。
カモに紛れて少しいるのが、体は真っ黒で嘴とおでこだけ白いオオバンくん。カモさんより少しだけ身体が小さい。カモさんとは特に喧嘩もせずに共存しています。
メインの白鳥さんたちが居ました。多くのカメラマンが望遠レンズを向けています。ちょっとネットで「川島町白鳥飛来地の写真」と検索すると、かなりの数の写真がヒットします。皆さんコンテストに出品でもするかのような芸術的な写真を撮ろうと粘っています。
えさを求めて出かける時間になったようで、少しずつ飛び立ち始めました。
これくらいの数の編隊はなかなか迫力があります。棒の先にとまっているのは真っ黒なカワウ君です。
3羽の編隊。だいたいこのような3羽で行動することが多いように感じました。
3羽編隊の尻
朝日が当たってオレンジ色が強くかぶりました。おもちゃの様と言うか、CGのような質感に写りました。
すぐ頭上を飛ぶと、かなりアップで撮れました。例によって望遠ズームレンズのAFが壊れていて使えないので、ファインダーを覗いてズームを調節して、更にピント合わせをするので、大変忙しい作業でした。少しピントが外れてしまう写真もあり、最近のAFの正確さと速さは本当に便利だと思います。
ほとんどのカメラマンが白鳥だけに集中していました。僕を含めてほんの何人かだけ、その他の鳥にもレンズを向けていました。
対岸の木の枝に小さな野鳥さんが居ました。カワセミです。バードウオッチングでは大スターですが、ここでは白鳥が圧倒的人気でした。
この向きでとまってくれないと、カワセミと気が付きにくいかも知れません。
枝を飛び立って、川の上でホバリング飛行をしています。小魚を探しているか、見つけたのでしょう。
次の瞬間に急降下しました。動きが早くてマニュアルピント合わせで追うのは大変です。
カワセミ君は動きが凄く早くて、目で追うのも大変です。急降下の後で、別な木の枝の先にとまっているのを見つけました。カワセミ君に出会えたのはかなりラッキーでした。
こちらも小型の野鳥さん。カワラヒワさんのようです。スズメくらいの大きさの鳥です。
それでは皆様、良いお年を。来年もよろしくお願いいたします。
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