成田山川越別院を出たら、ほぼ隣接するような距離感で喜多院さんがあります。喜多院さんは川越観光の代表格で、時の鐘と双璧と言ってもいいと思います。(あくまでも個人の感想です)移築された江戸城内の建物が現存する唯一の場所です。その見学には別料金が必要ですが。
喜多院さんに着きました。休日は多くの観光客で賑わいますが、平日の午前中は空いていて静かです。
目立つ多宝塔の前にある小屋が川越七福神の大黒天様ですが、時間が早いせいか扉が閉まっています。
前回の成田山川越別院で手水の縁に紐が張ってあって、何でだろうと思っていましたが、どうやらこれが原因のようです。喜多院さんの手水には紐がなく、鳩たちが縁にとまって水を飲んでいました。そう、鳩避けですね。
本殿の裏手にモミジが多数あって、真っ赤に紅葉していました
紅葉をバックに、はいからさんのような時代がかった衣装で撮影している女性がいました。なかなかいい雰囲気でした。そういった楽しみ方もあるのだと思いました。
喜多院さんと言えばこの「五百羅漢」が有名です。中に入って見学するには、参拝料が別に必要ですが、扉の隙間から少し覗き見ることもできます。自分に似た顔の羅漢さんが必ずいるとか言われています。そりゃあ500体もあれば・・・。中にお一人だけ眼鏡を掛けた羅漢さんがいらっしゃいます。喜多院さんを訪れた際には、拝観料500円を払って見学しましょう。
喜多院さんとは敷地が繋がった隣に、仙波東照宮があります。日光と静岡の久能山と並んで三大東照宮にあげられるお宮です。まあ、この「三大」の三つ目には色々と候補があるのですが、江戸徳川家との繋がりの深さを考慮すると、この仙波が揚げられるのも頷けます。東照宮さんに移動する道に小さな看板が出ていました。「CAFE AND ON」だから多分カフェでしょう。
東照宮さんの階段下に真新しい建物がありました。これが「CAFE AND ON」です。この場所には前は古~い団子屋さんがありました。それが建て替わってすごくお洒落になっています。御洒落過ぎておっさんは入り難いぞ。まだ、開店準備中でした。
カフェの前の切株にこんな飾り(?)がありました。左はちいかわかな、右は猫です。それにクワガタとカブトムシ、サンタクロースに雪だるま。特に神社に関係する神様的な装飾ではないようです。
この階段の上が仙波東照宮さん。三大東照宮なのに普段は無人です。社務所はなく神職さんも居なくて、お札やおみくじも買えません。
もう一つ、喜多院さんの山門(正門)前の道を挟んだ場所にある盛り土の林は「日枝神社」さん。日枝(ひえ)神社と聞いて通常思い浮かぶのはと東京赤坂の方だと思います。
でも、こちらの日枝神社さんが小さいけど本社なのでした。意外です。
その3に続く。
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