腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今朝、いつものように出勤して、店の入口開けたら“セコム”が発報した。

ぬあ!?


昨日の夜は映画見たり本読んだりしてて、寝たのが3時近く。

少々寝不足気味でボンヤリしたままセコムのセキュリティを解かずに出入り口を開けてしまった(><)

これ↓


出入り口を開ける前にカードを差し込まないといけない。


1分と経たず、フレスポの警備員さんが駆けつけてくれた。
すみません(><)

そして店の電話が鳴る。
セコムの本部からだ。

店主「すみません。カード通す前に開けてしまいまして...」

警報の解除方法を教えていただき電話を切る。

お騒がせしました。


うちの店もお客様からお預かりした大事な腕時計が沢山ある。
店での管理には十分気を付けている。

厚さ350mmで重さ約1.3トン、2500度の耐火を誇り、12桁のコンビネーションキーを2つ備え、指紋、音声、網膜パターンを照合しないと開けることができないチューリッヒの信託銀行でも採用されている(かどうかは定かでない)ドイツ製の特殊金庫。


こんなのあったらいいのに...

ないのかよ、おい!?

ないが、それなりに防犯対策は施しているので、バカな考えはよして下さい。
120%捕まりますよ。


そしてこの季節、虫の侵入もがっちりブロック!
こちら↓
 虫コナーズ

それでも時々強行突破して入ってくるツワモノの蚊がいます。
店内は虫コナーズのハーブのニオイで充満してますが、根性のある蚊には効果ないの!?

しかもこのニオイ、田舎の町医者の待合室のようなニオイがする(^^;)
古い木造建築に染み付いた消毒用アルコールのニオイ?
幼少の頃、お医者さんの待合室で体を小さくしてコチコチに緊張して名前を呼ばれるのを待っている時の不安で心細い心理状態。
隣に座っている母親が読んでいる婦人雑誌をそっと覗き込む。
診察が終わって外に出たら、待合室のヒンヤリした空気から一転、カンカン照りの夏の日差しと熱気がドッと全身を包み込み、一瞬クラッとする。

家に帰って冷たい麦茶を喉を鳴らしながらゴクゴク飲む。
母親がそうめんを湯がく。
めんつゆのカツオだしの香りが鼻腔の奥をくすぐる。
生姜をおろす音。
遠くで扇風機がブーンと鳴っている。


嗚呼、何だか懐かしい。

郷愁の念を感じたい方は、是非とも虫コナーズをお買い求めいただきたい。
(そんな理由で!?)


虫コナーズで窃盗犯もコナーズだったらいいのにと思う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
強行突破しないでね!
♪い~りぐち うらぐち かってぐち~ 犯人コナ~ズ~♪

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