腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



雨風がだんだん強くなってきた大阪。

今朝は雨が降る前にと思って5時に起きてまだ薄暗い中波平さんを散歩させました。

軟便続きでしたが、新しく貰った薬が効いてきたのか、ここ2~3日の彼のウンチは色、形、硬さが理想的。

腸内環境が整ってきました(笑)


で、日本列島を3連休の間縦断するかたちで移動する台風18号。

岸和田では今日明日のだんじり祭りに直撃です。

良い天気だったらよかったが、こればっかりはどうしようもない。


以前勤めていた会社に岸和田出身の新入社員の男の子が入ってきた。

夏頃だっただろうか、その新入社員が上司に

新入社員「すみません、9月に4連休させてください」

上司「え?4連休!?無理無理」

新入社員「そうですか。じゃあ会社辞めます」

上司「や、辞める!?ち、ちょっと待って」

新入社員「いいえ、休めないなら辞めます」

上司「わ、分かったから早まるな!」


ということで、その子は祭りの4日間無事に休みを貰えました。

そのくらい岸和田の人は祭りに命を賭けてます。

本宮の夕方、だんじりのちょうちんに灯が入り、灯入れ曳行される頃にはいかつい大の大人が感極まって目を真っ赤にして泣くことも珍しくない。

祭りが終わった瞬間から、来年の祭りの事を考える。

それが岸和田の人。


岸和田の隣の隣の市に住んでいた(今も住んでます)店主の小さい頃は何度か親父に連れられて観に行ったことがあるくらいで、「岸和田のだんじり祭りは怖い」という印象しかなかった。

祭りの間は、町中の男連中の気が立っているので、よそ者が出しゃばるとすぐ喧嘩になる。
うら若き女性が一人でいると、複数の男がワーッと抱えてどこかへ連れ去っていく。
何でもありだった。

それが岸和田のだんじり。

今でこそ国内外から50万人ほどの観光客が訪れる国内でも有数な祭りになったので、女性が一人で観に行ってももちろん危険な事はない(←当たり前)のだが、よそ者が出しゃばったり、勝手にだんじりに触ったりすると命の保証はない(笑)


明日の午後台風が大阪に最接近するようで。

雨風で大工方は足元が更に不安定になる。

十分気を付けて怪我のないように。


では、修理品のご紹介。
こちら↓

ROLEX デイトジャスト Ref.16233G 自動巻き

東大阪市在住のT様所有。
分解掃除、ゼンマイ交換、3番車交換、ケースパイプ交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

文字盤に10個のダイヤがセッティングされたコンビのデイトジャスト。
W品番なので1994年~95年に製造されたモデルです。
リュウズのねじ込み部分のパイプと3番歯車を交換しました。
T様大事にお使いくださいませ。


岸和田に住んでいてIKECHANの♪祭りじゃ 祭りじゃ だんじりじゃ~♪を知らないともぐりだと思う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
5年ほど土生に住んでました。
山手の祭りは1ヶ月後です。

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