3月29日(土)
市民会館で「PLAYtoPLAY」(遊玄社)を見た。
以前「イソップらんどのどうぶつたち」という公演を見た同じ劇団だった。
前回は「布の魔術師」関谷幸雄氏の演出ならではの布を使った「動物ごっこ遊び」は、まだ小さかった上の子2里と主人が、家に帰ってきてからも、一緒になって「まねっこ」して遊んでいたっけ。
今回もテーマは「ごっこ遊び」
ストーリーは3人組の変な格好をしたおじさんが、ゲームに熱中したり、集団遊びが苦手だったり、戦いごっこと称して、「いじめ」にしか見えないような遊び方をしている子どもたちに対して、身近にあるものを使って、大道芸のようなことをして見せたり、いろんなものに見立てていろんなごっこ遊びをしながら、子ども達を「遊びの世界」に引き込んでいく。
小さいころ、風呂敷を羽織って、「パーマン」ごっこをしたり、お面をかぶっただけでバレリーナになりきったり、ギターを持ったらすっかり「キカイダー」になりきっていたり・・・。
誰にでもそんな思い出があるはず。
子どもたちにはそんな自由で奇想天外で、アイディア一杯の「想像力」がある。はずなんだと思う。これは子どもの特権なのだ。
泥んこ遊びだって、ちゃんばらごっこだって、ままごとだって、「子ども時代」だからこそ思いっきり遊べるんだと思う。
そんな子ども達を、家の中にこもらせ、服を汚さず、友達同士対面することもなく、ストレス発散に、弱い子をターゲットにした遊びに興ずる、やたらに金がかかる遊具を欲し、持って居ないと仲間に入れてもらえない。
どこかおかしい。子どもが変わったのか?便利な時代になったのか?
劇の中の子供たちは、そのうち自由な発想で遊びだし、いろんな遊びが繰り広げられたり、チームワークが出来てくる。
会場の子どもたちは、一歳児から中学生ぐらいまでの年齢層がいたが、皆夢中になってその展開を見ていたと思う。
大人達にとっては懐かしい、今の子供たちにとっては珍しい遊び・・・。
もしかしたら、大人達のほうが「遊ぶ」楽しさを忘れてしまったか、遊び方を知らないまま大人になってしまったのかも知れない。
だって、昔は、近所には凧揚げ名人も、ベイごま名人も、けんだま名人も居た。
町内の仮想大会には、町を上げて趣向を凝らし、町内運動会は、小学校の先生方も加わって、大人気ないまでに興奮した。
秋祭りは、その年齢に達した子どもは、町内の「師匠」たちから、踊りや太鼓や、笛の手ほどきを受けた。
海開き前に住人総出の浜掃除。
地引網の日は、大人も子どもも入り混じって皆で力をあわせて声を掛け合う。
私の小さいころ育った海辺の小さな町は、そんなところだった。
今日の劇を見て、遊びを知らない、遊ぶ楽しさを知らない子どもたちに、一緒になって遊び方や、遊ぶ楽しさを伝えてあげられる大人でいたい。と思った。
ビデオや、ゲームに子守りをさせて子育てしてきた「しわ寄せ」が大きくならないうちに・・・。
市民会館で「PLAYtoPLAY」(遊玄社)を見た。
以前「イソップらんどのどうぶつたち」という公演を見た同じ劇団だった。
前回は「布の魔術師」関谷幸雄氏の演出ならではの布を使った「動物ごっこ遊び」は、まだ小さかった上の子2里と主人が、家に帰ってきてからも、一緒になって「まねっこ」して遊んでいたっけ。
今回もテーマは「ごっこ遊び」
ストーリーは3人組の変な格好をしたおじさんが、ゲームに熱中したり、集団遊びが苦手だったり、戦いごっこと称して、「いじめ」にしか見えないような遊び方をしている子どもたちに対して、身近にあるものを使って、大道芸のようなことをして見せたり、いろんなものに見立てていろんなごっこ遊びをしながら、子ども達を「遊びの世界」に引き込んでいく。
小さいころ、風呂敷を羽織って、「パーマン」ごっこをしたり、お面をかぶっただけでバレリーナになりきったり、ギターを持ったらすっかり「キカイダー」になりきっていたり・・・。
誰にでもそんな思い出があるはず。
子どもたちにはそんな自由で奇想天外で、アイディア一杯の「想像力」がある。はずなんだと思う。これは子どもの特権なのだ。
泥んこ遊びだって、ちゃんばらごっこだって、ままごとだって、「子ども時代」だからこそ思いっきり遊べるんだと思う。
そんな子ども達を、家の中にこもらせ、服を汚さず、友達同士対面することもなく、ストレス発散に、弱い子をターゲットにした遊びに興ずる、やたらに金がかかる遊具を欲し、持って居ないと仲間に入れてもらえない。
どこかおかしい。子どもが変わったのか?便利な時代になったのか?
劇の中の子供たちは、そのうち自由な発想で遊びだし、いろんな遊びが繰り広げられたり、チームワークが出来てくる。
会場の子どもたちは、一歳児から中学生ぐらいまでの年齢層がいたが、皆夢中になってその展開を見ていたと思う。
大人達にとっては懐かしい、今の子供たちにとっては珍しい遊び・・・。
もしかしたら、大人達のほうが「遊ぶ」楽しさを忘れてしまったか、遊び方を知らないまま大人になってしまったのかも知れない。
だって、昔は、近所には凧揚げ名人も、ベイごま名人も、けんだま名人も居た。
町内の仮想大会には、町を上げて趣向を凝らし、町内運動会は、小学校の先生方も加わって、大人気ないまでに興奮した。
秋祭りは、その年齢に達した子どもは、町内の「師匠」たちから、踊りや太鼓や、笛の手ほどきを受けた。
海開き前に住人総出の浜掃除。
地引網の日は、大人も子どもも入り混じって皆で力をあわせて声を掛け合う。
私の小さいころ育った海辺の小さな町は、そんなところだった。
今日の劇を見て、遊びを知らない、遊ぶ楽しさを知らない子どもたちに、一緒になって遊び方や、遊ぶ楽しさを伝えてあげられる大人でいたい。と思った。
ビデオや、ゲームに子守りをさせて子育てしてきた「しわ寄せ」が大きくならないうちに・・・。