9月9日(木)
9~15歳。我が家の3人の子どもたちは、思春期・反抗期真っ只中。
この3年間、毎日が「金八先生」と「中学生日記」と「キッズ・ウォー」が同時放送しているような毎日を送っている。
自分の時はどうだっただろう・・・。
その時、両親はどう対応してくれていたんだっけ・・・。
自分が親となり、教師という立場になって、初めて見えてくるものがたくさんある。
と同時に、子どもたちから教えられることの多いこと・・・!
それにつけても、自分の未熟さに情けなくなってくる。
毎日毎日、解答のない難しい問題集を解いているような感じ。
毎日毎日「試されている」様な感じがする・・・。
逃げ出したい、投げ出したい。あきらめてしまうか・・・。
でも、出来ない。
見たくない、考えたくない、忘れてしまいたい。
でも、出来ない。
苦しいけど、向き合わなくちゃ。
子どもたちと、そして自分自身に。
これはきっと「必要」があって起きていること。
逃げてもやり過ごしても、きっとまた違う形で立ちはだかってくる「壁」なのだ。
その「壁」を乗り越え、「壁」を突破できた時、
その向こうに何があるのか・・・。
どんな未来が待っているのか・・・。
以前、妹に、
「10年後のお姉ちゃんが、今の自分の前に現れたとしたら、どんなことを言ってくれると思う?」
と言われたことがある。
今、投げ出したり、逃げ出したり、あきらめてしまったら、10年後の私はどうなっているだろう・・・。
逆に、10年前の私、20年前の私、30年前の私と話すことが出来たら、どんな会話をするのだろうか・・・。
30年前の私・・・。
あの頃の私と子どもたちが出会ったら、お互いに何を話すだろう・・・。
みんな通ってきた道。
みんな通る道。
焦っても、騒いでも、なるようにしかならない。
「今」は、いつもその「途中」のことなんだ。
「今」だけが良くてもダメ。
「過去」があって「今」がある。
「今」の積み重ねが「未来」を作る。
「なりたい」未来のために、「今」をあきらめない。
後は本人次第。
「不安」と「不満」と「夢」と「現実」の間で揺れ動いているのは、10代も40代も同じ。
年をとればとるほど、そこに「後悔」と「思い出」という「経験」が加わるけど・・・。
「かわいい子には旅をさせろ」
わかってはいるのだけれど・・・。
結局、子離れできていないのは、私のほうかも知れない・・・。