8月11日(土)
いまさらながら、スラムダンクにはまっている。
この夏休み、DVDを全巻借りて見ている。
コミックのほうはなかなか全部は読めない(31巻が揃わない)ので、最初にアニメから入った。
ストーリーとしてはとても面白いと思う。
花道の成長ぶりが、毎回楽しみだ。
20000本シュート練習のとき、安西先生が「『道楽』かもしれませんね。」という台詞があるが、どんどん吸収し、成長著しい、無限の可能性を秘めた未知数の花道を観ているのは、本当に楽しみだ。
主役としてはばっちりな設定だ。
『マイ・フェア・レディ』を彷彿とさせる。
他のキャラクターもそれぞれとても魅力的。(声も良かった)
でも、他の誰が主役でもこれほど面白くはならない。
やはり、花道が主役だから面白い。
花道軍団が最高!花道のいい時も調子の悪いときも、晴子への恋心も全部ひっくるめて見守り、応援し(時に冷やかし)てくれる。本当に生涯の友達だと思う。
花道にはまた、湘北バスケット部のチームメイトというかけがえのない友がいる。憧れであり、同志であり、目標であり、好敵手としての彼らの存在が、花道を更に成長させる。
そして晴子の存在。彼女は女神であり、活性剤だ。(花道の気持ちに鈍感と言う設定が効いている)
彼女の一言が花道のターニングポイントとなり、復活源となる。貴重な存在。
まだストーリーの途中だが、流川の存在はとても重要。彼への闘志が花道の未知数の部分を引き出す。こういう好敵手に出会えた幸いを彼はいつか必ず感謝するときが来るだろう。
これだけしっかりした人物像の個性的な登場人物は、ともすると、作者の意図に反して、勝手に一人歩きしてしまいそうだ。
ストーリーや試合運びを考えるとき、それぞれのキャラクターと作戦会議しながら、それぞれの見せ場や山場を考えるのは大変そうだけど、楽しそうだ。
回想シーンが長すぎるのがちょっと気になるが、それぞれのキャラクターを理解し、愛着を持つには有効だ。
特に副キャプテン小暮の執念や、魚住や福田の3年間などはぐっと来た。
アニメではこれからDVD17巻目を観るところだが、全国大会編は制作されていないとか。なぜ?残念だ。
コミックの完全版が出ていると言うことなので、ぜひ、読破しようと思う。
著作権の問題があるのでアップはできないが、登場人物を描いてみて、いまさらながら井上雄彦氏の画力には脱帽。
流川、三井、宮城は描いてみて惚れ惚れするほどいいキャラだ。目の表情がいい。
次は花道を極める!