ni-tomoの日記

日々のモチベーションの源をダラダラとつづってます

資格を取るって・・・

2007-09-14 12:00:23 | 独り言の日

AFPの資格取得に向けて勉強を開始しました。

金融の仕事を少しばかりやっていたこともあり、何か形に残しておきたいな、と思ったのがきっかけだったのだけど、なかなかね・・・行動に移すって難しいものです。

たまたま、今の会社の資格取得援助制度の中に「AFP資格取得」コースが入っていたので軽い気持ちで申し込んじゃったんです。だって、自宅学習用教材費(通信教育教材一式)・試験受験代(含試験にかかる諸経費)は会社持ちで試験に合格したら会社から4万円貰えるんですって!!やるしかないっしょ?!来年5月の合格を目指して来年3月までの月に1回、本社で講習を開いてくれるって言うし、これはいいぞ♪

・・・で、昨夜が講習1回目。同じ部署で一緒にAFP口座を申し込んだ男子2名と受講してきたわけです。持ち物は「自宅教材用のテキスト」とあったのだけど、これがまぁ、めちゃめちゃ重い!肩を脱臼するんじゃないかってくらい重い!私はこの荷物のせいでダッシュがきかず、朝の電車を1本乗り遅れてしまったくらい。ぜぇぜぇしながら本社研修室に入ると、さらに分厚い2冊の本を渡され「え-------------------------------っ?!」・・・過去問とさらなるテキストでした、もう持てない。

この研修の講師というのが、社内の方でウチの会社に転職してくる前は証券会社を3社渡り歩いたという方。

「家を買いたいから、この前の700万円分をすぐに売りたい!て客に泣きつかれたことがあってねぇ・・・。先輩から『その700万円の買い手を自分で見つけられないなら死んでも断れ』って怒られて、『2年は売らない約束です。無理です。』って断ってたら、その客の最後の言葉は『一生、アンタを忘れない』だったよ。大学出て2年目の僕にはキツかった・・・」

と遠い目をしていました。その後に

「金融業やってました、って言うと『コイツ根性だけはあるな』と思われて転職は有利だよね」

・・・ほう、それでウチの会社に来て、研修担当してるわけかい?!

私は研修で、自宅学習のポイントや予習・復習を兼ねた総まとめ的なことを教えてくれるものだと思っていたら全然違った。彼曰く

「まぁ、出題傾向のポイントをさらっとやって、後は1ヶ月に1度脱落者が出ていないかをチェックする場ですね。」

だそうな・・・へ~・・・。

「えっ?!自宅に届いたテキストを持ってきた人いるんですか?!いりませんよ。社内メールでも『持ってきたい人だけ持ってきて』って書いてたじゃないですか。使うのは今日お渡しした2冊だけですから。そうそうFP資格取ったからって食えるわけじゃありませんよ。まぁ、履歴書欄の資格欄に書くことが増えるってことと、金融かじってる人から見たら『FP持ってるってことは、コイツそこそこ勉強してんじゃん』って思われるくらいですかね。」

と、参加者のモチベーションを急降下させる前フリで始まった初回の講義。

でも、AFP試験の一般合格率が30%弱に対し、彼の講義を聞いた社内受験者の合格率は60~70%。とりあえず合格祝い金4万円を目指して、来年3月まで彼を信じるしかなさそうです。