
氷室京介のLAST GIGSを見てきました。これが私の最後の氷室ライブです。
もともと氷室ライブはメンズの方が多いのだけど、私達の周りは見事なほどにメンズしかいませんでした。
開演前、ドームに集まった多くの人達を見渡しながら「みんな、氷室愛でいっぱいなんだろうな」と思ったら嬉しくて哀しくてそれだけで泣けてきました。
「こんな取り柄の無い男のこと」と自分のことを表現し、何回も「不器用」という言葉を使っていました。「情けない姿を見せたくないからやめるんじゃない」とも言っていたし、BOOWY時代のアルバム「JUST A HERO」への思いも話していましたね。
「12歳の頃に疎外感を感じていて、大人になった時に誰からも愛してもらえないんじゃないかと不安に思っていた。多くの人達が応援してくれて自分が思い描く到達点には来れた。」というようなことも話していました。
今日の時点で、氷室自身が氷室京介をまだやりたいと思っていたのに辞めるしかないのか、それともやりたいことは全てやりきったと思っているのか私にはわからないけど、只々氷室が好きなだけの1ファンの私の思いが氷室が思う到達点を作る1つになれていたのだとしたら、とても幸せです。
今日のライブは氷室の笑顔がいっぱい見れました。体もキレキレでステージ上で動き回っていました。氷室にしか作れないビートを体現しながら歌う姿は最高にカッコよかったです。「LOVER’S DAY」「CLOUDY HEART」「The Sun Also Rises」は名古屋と同じく泣いちゃいました。
でも、もう見れません。これで最後なんですね。
大袈裟ではなく、私の人生の中で何かが終わったと思います。
もう、氷室のライブを見ることが出来ないと思うと、暫くは氷室のCDを聞いたりDVDを見ることは出来ないかもしれません。
寂しくて哀しいけれど、氷室には感謝の気持ちでいっぱいです。
氷室京介が活動している時代にファンでいられて幸せでした。