イケメン勢揃い映画『BECK』を観てきました。予告編もポスターも、とにかくかっこよすぎるぐらいかっこよかったから観ないわけにはまいりませんっ。
原作未読なので予備知識はゼロ。主人公の高校男子がギタリストに出会ってロックに目覚めてバンドの中で成長していくみたいな話かなぁと思っていましたが、ほぼ正解でした
5人のイケメンがバンドを組む話なんて、それだけで満足・・・と思ってたけど、じんわり感動できて熱くなれる話でした。劇中メンバーが喧嘩するシーンを観た時には、自分が好きだったあのバンドもこうやって解散していったんだろうか、なんて感傷に浸っちゃいました。他のメンバーが描いている未来像を自分だけ描けないと焦ったり、メンバーを同じ方向に向かわせようと躍起になったり、悩み苦しんだ結果バンドに戻る姿はいいですねぇ。
ボーカルが天性の声を持つという設定だったので、どういうふうに聴かせるのかなぁと思っていたけど、想像どおりというかアレしかないですよね。アレしかないけど、あの演出を1本の映画の中で何度も使われちゃうと、クライマックスでは感動が薄れちゃう。あの演出が「BECK」の全てだし、演出方法がわかる=ネタばれと同じだから、どうにかラストまでひっぱることはできなかったのかなぁ。天性の声ってどんな声なんだろう・・・っていう観客の想いは守っていただけたように思いますが。
水嶋ヒロさんは相変わらず美しかったです。正直なところ、今回のヒロさんの髪型は全く好みじゃなく・・・というか、むしろ嫌いな髪型になるのだけど、モトが美しい方は何をやっても美しい髪型なんかじゃ変わらんのですよ。英語を流暢に話す姿も拝めてヨカッタわぁ