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H27施工10 鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.柱主筋をガス圧接継手とし、隣り合う主筋の継手は、同じ位置とならないように300㎜ずらした。
2.配筋検査は、不備があった場合の手直し及び再組立てに要する労力・時間を考慮し、組み立て工程の途中で、できる限り細かく区切って実施した。
3.「SD345」の「D22」と「D25」との継手を、ガス圧接継手とした。
4.降雪時のガス圧接において、覆いを設けたうえで、作業を行った。
5.フックのある重ね継手の長さには、末端のフック部分の長さを含めなかった。
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ガス圧接
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配筋検査【はいきんけんさ】
配筋検査とは、鉄筋コンクリート造建物の工事において、鉄筋が正しく配置されているかどうかを確認する検査のことです。
配筋とは、鉄筋コンクリート造の建物における鉄筋の配置のことで、柱・梁・壁・スラブ・基礎など、それぞれの鉄筋の配置と、寸法・数量・種別などを示した図面を「配筋図」といいます。また、コンクリートを打ち込む前に、この配筋図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを設計監理者がチェックすることを「配筋検査」といいます。どちらも、建物の耐久性や強度に直接影響するため、重要な検査といえます。
「鉄筋の継手」とは
「継手」は、2本の鉄筋をつなぎ合わせる部分のことです。鉄筋は運搬できる長さに切断されているため、柱や梁の中で端から端までつながった長い鉄筋が必要な場合、工事現場でつなぎ合わせて使います。このつなぎ合わせ有る部分を「継手」と呼びます。
鉄筋コンクリート構造では、鉄筋は引っ張り方向に耐える力を大きく期待されています。従って「継手」は鉄筋に加わる引っ張り方向の力を十分に伝えることができる必要があります。また、「継手」のある場所によって、工事しやすさが変わりますので、このようなことも考慮して形状が工夫されています。
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【解答1】柱主筋をガス圧接継手とした場合、隣り合う主筋の継手位置は、400㎜以上ずらさなければならない