H27構造04(2級建築士学科試験問題)
図のような外力を受ける静定ラーメンにおいて、支点A、支点Bに生じる鉛直反力RA、RBの値と、C点に生じる曲げモーメントMCの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、鉛直反力の方向は、上向きを「+」、下向きを「-」とする。
RA RB MCの絶対値
1. 0kN +4kN 0 kN・m
2. 0kN +4kN 8 kN・m
3. -4kN +8kN 8 kN・m
4. -4kN +8kN 24 kN・m
5. -6kN +10kN 24 kN・m
(正解)2
【1】反力を求める。
支点AにRA、HA、支点BにRBを仮定して、つりあい方程式より、
()水平方向のつりあい
Σ右向きの力=Σ左向きの力
∴HA=2kN
()鉛直方向のつりあい
Σ上向きの力=Σ下向きの力
∴RA+RB=4
()モーメントのつりあい
Σ右回りのモーメント=Σ左回り
支点Bを中心にして、
RA×4+2×4=4×2
∴RA=0
()より、RB=+4 kN
【2】応力を求める。
C点で切断し左側を考える。
ここで切断面には、3つの応力NC、QC、MCを記入することでつりあいがとれる。
C点を中心にモーメントのつりあいを考える。
Σ(右回りのモーメント)=Σ(左回りのモーメント)より、
2×4=MC
∴MC=+8kN・m
■kN/mとは? kN キロニュートン
・・・国際的に統一したものが国際単位系"SI"(「エスアイ」と読む)
http://www.cranenet.or.jp/tisiki/si.html
kN/mは1mあたりにかかる力の大きさのこと。
5mの棒に2kN/mという等分布の力が作用している場合
棒全体では 5m×2kN/m =10kNの力が作用する
”k”は1000倍を表す記号。
”N”は力、”m”は長さ を表す単位で、単位長さあたりの力で示したもの。
たとえば、ある長さの棒を0.1m伸ばすのに5kN(=5000N)必要だとすると、
この棒は 5/0.1=50kN/m である、という(これをばね定数といいます)。
図のような外力を受ける静定ラーメンにおいて、支点A、支点Bに生じる鉛直反力RA、RBの値と、C点に生じる曲げモーメントMCの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、鉛直反力の方向は、上向きを「+」、下向きを「-」とする。
RA RB MCの絶対値
1. 0kN +4kN 0 kN・m
2. 0kN +4kN 8 kN・m
3. -4kN +8kN 8 kN・m
4. -4kN +8kN 24 kN・m
5. -6kN +10kN 24 kN・m
(正解)2
【1】反力を求める。
支点AにRA、HA、支点BにRBを仮定して、つりあい方程式より、
()水平方向のつりあい
Σ右向きの力=Σ左向きの力
∴HA=2kN
()鉛直方向のつりあい
Σ上向きの力=Σ下向きの力
∴RA+RB=4
()モーメントのつりあい
Σ右回りのモーメント=Σ左回り
支点Bを中心にして、
RA×4+2×4=4×2
∴RA=0
()より、RB=+4 kN
【2】応力を求める。
C点で切断し左側を考える。
ここで切断面には、3つの応力NC、QC、MCを記入することでつりあいがとれる。
C点を中心にモーメントのつりあいを考える。
Σ(右回りのモーメント)=Σ(左回りのモーメント)より、
2×4=MC
∴MC=+8kN・m
■kN/mとは? kN キロニュートン
・・・国際的に統一したものが国際単位系"SI"(「エスアイ」と読む)
http://www.cranenet.or.jp/tisiki/si.html
kN/mは1mあたりにかかる力の大きさのこと。
5mの棒に2kN/mという等分布の力が作用している場合
棒全体では 5m×2kN/m =10kNの力が作用する
”k”は1000倍を表す記号。
”N”は力、”m”は長さ を表す単位で、単位長さあたりの力で示したもの。
たとえば、ある長さの棒を0.1m伸ばすのに5kN(=5000N)必要だとすると、
この棒は 5/0.1=50kN/m である、という(これをばね定数といいます)。