田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

B面も聴こうヨ

2012-06-06 14:11:21 | ヒゲの毒舌
『 B面 』 と書いても、今時CD世代には分からない言葉でしょうが。
その昔(?)、音楽は、レコードと云う物で聴く時代があったのです。

   

特に歌謡曲のレコードは、A面とB面がありました。
A面の方には、ヒットを予感させる曲。
B面には、まあ消化ゲーム程度の曲を当てがうのが定石でした。
所が、思いも掛けずB曲が流行る事があり、プロデューサーには面映ゆい瞬間に。
 
                  

そして、CDの時代、当然ながらA面もB面も消えてしまいました。
田園では、初代のCDプレーヤーが9年程で寿命がきました。
ヒゲは、今度は下通アーケード街に在ったベスト電器を訪ねました。
そこで見付けた新しいプレーヤーにヒゲは驚きました。
昔のジューク・ボックス (ほら、70年代のアメリカ映画とかに登場する、
SP盤のレコードを鳴らすマシン。) みたいな形状をしていました。
中央のリング状の場所には、百枚(!)のCDが輪っか状に並ぶのです。

初代のが、五枚のCDをセットしてのプログラム。
この二代目は、ハナから百枚をセット出来る。
この百枚から任意に好きな曲を、次々にプログラム出来るのでした。 凄~い!!
試しにプログラムしてみると、本当?!
昔のジューク・ボックスみたいに、リングの輪に並んでいるCDが、クルクルと廻り
音楽が流れだすのです。

     
   これ、これ!  《 PIONEER  PD-F1005 (1996発売) 》

さて、そんなに自由にプログラム出来るシステム。
しかし選ぶのは、人!
この場合はヒゲになります。
なるほど、CD盤を選んだのはヒゲですが、一枚ずつの全曲を識っている訳ではありません。
時間に追われながら、プログラムするのですが ・・・
選んでいくのは、どうしても知っている範囲の無難な曲。
言うなれば、AKB48で云うセンター(!)経験者、つまりA面の曲ばかり選んでいたのです。
まあ、安全策とでも言いましょうか。
一枚のCDで15曲ぐらい入ってますが、田園で必要なのは、その中からせいぜい2・3曲
しかありません。
一旦、総選挙(?)で曲が選ばれると ・・・
そう、B面の曲は、プログラム・ボタンの押し間違え(!)がない限り、
決して客席に登場する事はありませんでした。

しかし、今や、そんな急いでプログラムして、夜の客筋に間に合わせる様な人生ではありません。
聴いた事も無いB面達を流しながら、チェスでもしましょう。

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コメント (7)
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