極上の食材に、極上の醤油と云う夢の競演が、必ずしも最高の結果をもたらさない事を理解したヒゲ。
先ずは、醤油のチェックから始めた。
当時の関西圏では、刺し身用には、一般的に土佐醤油と云うものを使ってました。
ところが九州圏では、甘露な刺し身醤油を、疑いも無しに何処でも使っていたのです。
甘いのは、ご馳走とばかりに。
なるほど、キッコーマン的な辛口では、熊本の人には合いません。
そんなに、流通も発達してない時代です。
数種類の醤油を手に入れて、味見をしてみる事に。
すると、それぞれに、色々個性的な味がするものです。
ひとつに絞り込むのはむつかしい。
そんな中、Sダイエーのノーブランドの旨口醤油が目を引いた。
「 旨口醤油とは何ぞや? 」 と、首を捻りながらの利き醤油。
ウーン、関西系の辛口醤油だ。
しかし、これではやはり熊本の人には辛いか?
一方、熊本のブランド醤油では、甘い上に粘っとり感が強すぎる。
試しに、この二種類を混ぜ合わせてみた。
すると、不思議な程に調和のとれた醤油が出来上がったのです。
しかも、原価は、元の半分に近い。 願ったり叶ったりです。
ちょうど、活け物・天然白身刺し身のルートが確保出来た頃です。
極上白身刺し身とあっさり辛口醤油の組み合わせは、新たな武器となりました。
醤油ひとつを調べ直すだけで、この変わり様です。
次に調べたのが、塩でした。
所が、この塩の世界には、大きな壁が立ちはだかっていたのです。
専売制と云う名の、前時代の遺物が。
その当時の日本では、自由に塩を作る事も、外国の塩を輸入する事も出来なかったのです。
やっとこさ手に入れた唯一の全うな塩は、静岡県で会員制と云う名目で、塩製造を細々と続けている処からでした。
今の様に、やれ岩塩だ! ナポリの塩だ! と自由に楽しめる時代からは、信じられませんネ。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
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当時の関西圏では、刺し身用には、一般的に土佐醤油と云うものを使ってました。
ところが九州圏では、甘露な刺し身醤油を、疑いも無しに何処でも使っていたのです。
甘いのは、ご馳走とばかりに。
なるほど、キッコーマン的な辛口では、熊本の人には合いません。
そんなに、流通も発達してない時代です。
数種類の醤油を手に入れて、味見をしてみる事に。
すると、それぞれに、色々個性的な味がするものです。
ひとつに絞り込むのはむつかしい。
そんな中、Sダイエーのノーブランドの旨口醤油が目を引いた。
「 旨口醤油とは何ぞや? 」 と、首を捻りながらの利き醤油。
ウーン、関西系の辛口醤油だ。
しかし、これではやはり熊本の人には辛いか?
一方、熊本のブランド醤油では、甘い上に粘っとり感が強すぎる。
試しに、この二種類を混ぜ合わせてみた。
すると、不思議な程に調和のとれた醤油が出来上がったのです。
しかも、原価は、元の半分に近い。 願ったり叶ったりです。
ちょうど、活け物・天然白身刺し身のルートが確保出来た頃です。
極上白身刺し身とあっさり辛口醤油の組み合わせは、新たな武器となりました。
醤油ひとつを調べ直すだけで、この変わり様です。
次に調べたのが、塩でした。
所が、この塩の世界には、大きな壁が立ちはだかっていたのです。
専売制と云う名の、前時代の遺物が。
その当時の日本では、自由に塩を作る事も、外国の塩を輸入する事も出来なかったのです。
やっとこさ手に入れた唯一の全うな塩は、静岡県で会員制と云う名目で、塩製造を細々と続けている処からでした。
今の様に、やれ岩塩だ! ナポリの塩だ! と自由に楽しめる時代からは、信じられませんネ。
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