田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

酒と魚とヒゲ

2015-08-25 21:00:17 | よもやま話・酒編
8/3 (月曜日) 朝のお決まりの新聞をチェックしたヒゲ。
今日は、早めにiPadを開きます。 Facebookを覗く為です。
 「 今日の魚の入荷具合はいかがかな? おう、なかなかイイじゃん。 
   カァちゃん! 今日は、魚勢にお出掛け日和ばい。 」
 「 ふう~ん。 電話しとこうかね? 」

昼過ぎ、魚勢に到着。 先ずは、魚のチェック。
Facbookで見るより、はるかに多種類が揃っていた。
目移りしながら、お目当ての大コウコ鯛。
尾っぽの方の身が、しっとりして、なかなか良い状態。
「 ここの部分を頂く事にするよ。 」
活きハゼは、大小混じりだが、まあこんなモノだ。
山本店長も、元気そうに動いている。
飲み仲間の魚勢ゴジラが見当たらないのが残念。
               
       
   
今日のお目当ては、魚勢に隣接して開店した『 酒屋 』にもある。
魚勢の大将・勢作と同じ学校だそうで、するとヒゲの後輩になる訳か!?
熊本では珍しい酒が揃っているのがイイ。
“ 福島の大七の生酛純米クラシック ”  この生酛の酒に目を付けていたのです。
                       
次は、山廃の酒を探す。
“ 静岡の杉錦・山廃純米 ”  初めて出会う酒です。
                  
その後は、 “ 山形の上喜元・純米吟醸 ” 
この “ ジョウキゲン ” も、二つ在るから紛らわしい。
『 完全発酵 』 なるタイトルが付いてます。
                          
何だ、コレは? そもそも、完全発酵とは?
逆なら、不完全発酵か? 発酵不足で、低アルコール?
或いは、日本酒度を気にせず、発酵止めをしないで自然に任せたモノか?
ちょっと、怖い気もしますが。
そして、焼酎は “ 球磨の泉・常圧蒸留 ”  例の、紅いラベルのモノですネ。

これら、「 生酛・山廃・完全発酵・常圧蒸留 」 の用語を持つ酒類。
今の熊本では、全く人気がありません。
こんな酒を揃えているのは、昔の田園とこの酒屋ぐらいなモンでしょう? (笑)
売れない酒を並べる酒店主、後輩とは云え大した者です。

酒をひとしきり揃えて、食堂に移動すると、先ほどのコウコ鯛が大皿の刺身で登場する。
ヒゲは、早速、焼酎のお湯割や日本酒の燗を注文。
ハゼの天ぷらも、なかなかの大きさです。
ふーん、なるほど! 魚屋で魚を選び、食堂でソレを刺身や揚げ物を楽しむ。
酒が欲しくなったら、酒屋で酒を選ぶ。
慣れれば、このシステムはオモロいやろう。
問題は、足か?
そんな事を考えていたら、隣の席にアベックが来た。
もちろん、車でやって来たが ・・・ ?
魚屋で何かのパックを手に入れて、女性はソレを肴に日本酒を始めた。
なんて、カッコ良いンだろう!!

ヒゲ達は、十分に昼酒を堪能してから、頼んでいたコウコ鯛のアラと大阪の金太郎イワシ、
魚勢名物・自家製干し物を土産に、我が家に帰ったのでした。

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