田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

酒と料理~2

2015-08-31 17:54:46 | よもやま話・酒編
  ~~~ 8/11の続き ~~~
燗酒がスイスイと進む。  
星野真里さん似のお酌が、素早いせいか!?
                     
焼き物に、鰆の幽庵焼きが登場する。  
付け合わせに、食用ホウズキとは珍しい。
最近は、いわゆる焼き八寸と称するスタイルの盛り合わせが多くなった。

燗酒を呑むメンバーはたった三人だが、その飲む量は半端じゃあない。
戦後の材木業界で稼いだ叔父達仲間も、こんな風な呑みっぷりだったのかも。
トックリがドミノ倒しになる様に、次々と空になっていく。
ところで、ヒゲ達の飲むスピードも凄いが、此処の燗付け係りの仕事振りも負けずに早い。
ヒゲ達が盃を飲み干すと、間髪を入れず中居さんがお酌して、空になったお銚子を引いて行く。
ソレを調場で再び燗を付ける連係プレーは甲子園並みだ。
手練れの仕事じゃあないと、こうはスムーズにいかないモノだ。

しばらくして、中居さんが 『和み水(なごみみず)』 を配置してくれる。
田園以外では、初めて見るサービスです。
店では主に、熊本酒仙の会の時、出したものです。
時々、この水を摂取すると、悪酔いせずに飲めますヨと。
しかし、会の連中がおとなしく従うハズもなかった。
ヒゲが、「 水を飲め! 」 と勧めると、何を間違えたか?
嗤いながら “ 水の如く酒を ” 飲み干したモノでした。 (汗)
蓮根と野菜の天ぷらが登場。   
新レンコンが泣かせる。
新物のレンコンを揚げるのは、案外気を使うモノだ。
古より水分が多いからだが・・・かと言って、揚げ過ぎて蓮根のシャリシャリ感を損なっては、
新物の価値がない。
紙一重の加減が求められる。

昔話が出て、従兄が 「 コウイチ(ヒゲの事)は、馬鹿じゃなかろうかと思うたね。
             小学三年生ぐらいの時タイ。
             バッテン、コイツは、急に変わったもんね~!? 」
そう言いながら、お猪口を嬉しそうに飲み干した。
前ブログの、ヒゲがビリボーイの時代を知る、生き証人と言ってもイイでしょう。
                      
                         ・・・・・ つづく ・・・・・
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