田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

リベンジ マッチ~遺恨試合1

2016-01-03 19:04:53 | ヒゲの盤上の世界
遺恨と付けられたマッチ、さぞかし忠臣蔵的ドロドロとした怨念がこもった、
おどろオドロしい闘いの様ですが、決してソウではありません。(笑)
イメージ的には、そう、アポロ・クリードとロッキーの再戦でしょうか。
          
笑いながら 「 オイ、決着をつけようゼ。 」 と、モヤモヤした気持ちを
払拭したい男達の物語。
遺恨試合は、まあ週刊誌の見出しみたいなモノです。
耳目を惹くための、まき餌。 (汗)
実際は、そんな遺恨めいた事は決してありません。
但し、ヒゲ的には、少々未練が残るゲームでした。

1972年、当時出来て間もなしの京王プラザホテルがヒゲの宿泊先でした。
その大きさに驚きます。 「 はあ~! やっぱり、東京は凄いとこヤ。 」
            
次の朝、ネクタイを締めた学生ヒゲは、全日本チェス選手権の会場に向かいました。
東中野の駅に降り立ったヒゲ。
ここは、うってかわって随分ひなびた町だな~と思いながら、初めて出向く会場・
TCC(東京チェス センター?)を探し求めました。

選手権は、AB二組に分かれてのリーグ戦。
それぞれの組の一位通過者同士が決戦を行い、チャンピオンへの挑戦者が決まる。

さて、リーグ戦は進み、いよいよ最後のゲームを迎えました。
トップは、権田源太郎氏で2ポイント。
次点が、ヒゲの1.5ポイント。
つまり、ヒゲがB組リーグ優勝の為には、目の前の相手(権田氏)に勝つのが絶対条件。
ドロー以下では、権田氏の優勝です。
ヒゲには何時ものシュツエーション、つまり人生逆転ドラマよ。 (笑)

1972年5月7日   ≪  白 ー 権田源太郎   黒 ー 片山幸一(ヒゲ) ≫

1.  d4  Nf6   2.  c4   g6   3. Nc3   d6
4.  e4  Bg7   5.  f4   0-0

さて、オープニングは、キングズ・インデアンDの Four Pawn vari 。
       
                           ~~~  つづく  ~~~
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