昭和の熱かんオヤジが、待ちに待った冬の味覚。
それは、なまこ酢です。
ところが現在、旬な冬には当たり前のこの肴に出会うのは、簡単ではありません。
先ずは、熱かん酒となまこと云うゴールデンコンビを求めて、和食系の店を訪れます。
しかし、熊本市内の店で、このメニューを置いてある処は滅多にありません。
まばゆいばかりの創作料理は、並んでいますが ・・・
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普通、赤と青の二種類のなまこが出回ります。
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熊本では、赤ナマコの方が格上とされています。
肉厚で歯ごたえがあるからです。
しかし、ヒゲは格下の青ナマコの方を求めます。
ヒゲの歯のコンディションでは、赤ナマコを頂くのは、非常にリスクが高い。
ついでに言いますと、黒あわびの刺し身は、もうヒゲは敬遠でしょう。
ところが、蒸しあわびにしてあると、変わってきます。
ヒゲでも、ありがたく頂戴いたします。 (笑)
で、柔らかい青ナマコで、熱かん一杯がたまらない。 あの香り!
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しかし、このなまこのスライスはを出してくれる居酒屋が少ないのです。
和食系の店でも同じですから、悲しいもんです。
なるほど、なまこを扱うのは、面倒臭いでしょう。
しかし、季節物だから、多少の努力はして貰いたいと思うのは、昭和オヤジだけか?
デパ地下にはあるので、買ってきて貰います。
問題ありの切り方も、時にはありますが、贅沢は言えません。
「 二人分にちょうど良い大きさのがあれば、丸で買ってくるんだけどね。
大きいのばかりで ・・・ 」 とカァちゃんが嘆いてました。
先日は、橙の頂き物もあったので、久し振りの香りと共に味わいました。
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ヒゲ歯で赤ナマコは無理ですが、それでも仕事をしてあるなら、少しは頂ける。
赤ナマコを腹側から開いて、腸(コノワタの素)を取り出します。
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水洗いの済んだナマコの、内側から縦に隠し包丁を入れます。
隠しと言っても、かなり深めにいきます。
そして、ナマコを小口からスライスすると、まるで戦車のキャタピラーみたいな形状に。
これで、硬さがずいぶん和らぐのです。
更に薬味ですが、熊本では大方、もみじおろしと小ネギですネ。
これに、そこそこの大根おろしを加えると、ずいぶん違うハズです。
ポン酢の当たりが、おろしのお陰で和らぐのが大きい。
それにしても、こんな季節に出回らないナマコ達。
一体どこに行っているのだろう?
中国か? (笑)
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それは、なまこ酢です。
ところが現在、旬な冬には当たり前のこの肴に出会うのは、簡単ではありません。
先ずは、熱かん酒となまこと云うゴールデンコンビを求めて、和食系の店を訪れます。
しかし、熊本市内の店で、このメニューを置いてある処は滅多にありません。
まばゆいばかりの創作料理は、並んでいますが ・・・
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普通、赤と青の二種類のなまこが出回ります。
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熊本では、赤ナマコの方が格上とされています。
肉厚で歯ごたえがあるからです。
しかし、ヒゲは格下の青ナマコの方を求めます。
ヒゲの歯のコンディションでは、赤ナマコを頂くのは、非常にリスクが高い。
ついでに言いますと、黒あわびの刺し身は、もうヒゲは敬遠でしょう。
ところが、蒸しあわびにしてあると、変わってきます。
ヒゲでも、ありがたく頂戴いたします。 (笑)
で、柔らかい青ナマコで、熱かん一杯がたまらない。 あの香り!
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しかし、このなまこのスライスはを出してくれる居酒屋が少ないのです。
和食系の店でも同じですから、悲しいもんです。
なるほど、なまこを扱うのは、面倒臭いでしょう。
しかし、季節物だから、多少の努力はして貰いたいと思うのは、昭和オヤジだけか?
デパ地下にはあるので、買ってきて貰います。
問題ありの切り方も、時にはありますが、贅沢は言えません。
「 二人分にちょうど良い大きさのがあれば、丸で買ってくるんだけどね。
大きいのばかりで ・・・ 」 とカァちゃんが嘆いてました。
先日は、橙の頂き物もあったので、久し振りの香りと共に味わいました。
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ヒゲ歯で赤ナマコは無理ですが、それでも仕事をしてあるなら、少しは頂ける。
赤ナマコを腹側から開いて、腸(コノワタの素)を取り出します。
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水洗いの済んだナマコの、内側から縦に隠し包丁を入れます。
隠しと言っても、かなり深めにいきます。
そして、ナマコを小口からスライスすると、まるで戦車のキャタピラーみたいな形状に。
これで、硬さがずいぶん和らぐのです。
更に薬味ですが、熊本では大方、もみじおろしと小ネギですネ。
これに、そこそこの大根おろしを加えると、ずいぶん違うハズです。
ポン酢の当たりが、おろしのお陰で和らぐのが大きい。
それにしても、こんな季節に出回らないナマコ達。
一体どこに行っているのだろう?
中国か? (笑)
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