田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

囲碁定石の勉強

2019-02-23 20:10:30 | ヒゲの盤上の世界
仲邑 菫 (ナカムラ スミレ)ちゃんの、最年少囲碁プロ入りのニュース。
世間では、9歳という年齢を話題にしてますが、ヒゲは少し違います。
ヒゲが感心したのは、こんな小さい時期から、韓国で修業したことです。
両親の意向が大きかった事は言うまでもないでしょうが、反日の国・コリアですよ。
派手な表現で言うと、まさに四面楚歌的な雰囲気の中に女の子が挑んだ!
スゴいことです。
                 
先日は、台湾の黒七段との対局もあった。
             
ヒゲ的には、藤沢女流本因坊とのタイトル戦を早く観たいものだ。
                 

ヒゲも昔(?)、ちょっと碁を勉強した時期がありました。
70年代に、関西棋院の京都支部の囲碁教室に、一ヶ月ほど通いました。
           
ヒゲが入ったのは、10〜15級クラスでした。
基本は、定石の “ 丸暗記 ” です。
特に、三々入りの定石は、念入りでした。

教室だけではなく、碁の上達書ものぞきました。
すると、面白い格言に出くわしたのです。

  ≪  定石は いったん覚えたら 忘れるがイイ  ≫
     ≪  定石を覚えて 二目弱くなり  ≫

「 何だ! コレは? (怒) 」
ヒゲ達初心者が、一生懸命に定石手順を覚える努力をしていると云うのに。
「 忘れろ! 」 だと~ (激怒)
腑に落ちず怒ったものの、やがて、ヒゲも理解します。
先ずは、定石とばかりに、三々打ち込みます。
が、その代わりは、相手に確定大場を取られてのトホホのありさま。
或いは、何気に打ってある石がシチョウ当たりになっていて、定石通りにはいかない事が。

人生と同じで、どこに落とし穴が潜んでいるか、わからないもんなんですね。
つまり、格言は、定石を 『 盲信 』 することを戒めているのです。
油断すること無く、自分の頭で考える必要性を説いています。

この格言は、囲碁だけでなく、飲食業にも大いに当てはまります。
レシピやマニュアルを盲信する危険性が、いかに多いことか。
そんな実例を、次の回に書いてみたいと思います。

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