田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

迷局プレイバック①

2022-02-10 18:15:42 | ヒゲの盤上の世界
《1月30日》 何気なしに、将棋フォーカスの『名局プレイバック』にスイッチオン。
目も覚めやらぬヒゲは、懐かしい名前に遭遇したではありませんか!
86年NHK杯優勝の主役 『 前田祐司七段 』 です。
             
その当時、ヒゲは仕事が忙しくて、NHK杯戦は観ていませんでした。
名局プレイバックでは、その時の様子を詳しく紹介してありました。
なるほど、当時の彼は、ひねり飛車で快進撃したのか?
取材映像でのロングカクテルの飲みっぷりからすると、イケる口みたいだ。
その闘いぶりを見ていたら、何故かヒゲはムラムラ~と!?
昔のブログをリメイクして、再登場させたくなったのです! (笑)
         

その日、高校生ヒゲは、50cc原付きで南熊本方面に向かった。
積もりたる遺恨を晴らす、つまり “ 討ち入り ” の為です。
保守校Sで、全国高校選手権への “ 出場を許されなかった ” ヒゲ。
それどころか、教員からは将棋を指すことを激しく罵倒されたのです。
 「 ナニイー💢 将棋だとおー? 」
一方、同じ頃熊日新聞では、 “ 熊本初のプロ棋士か!? ” と持ち上げられる
中学生の前田祐司くん。
その180度違う処遇が、オトコの嫉妬を膨らませたのかもしれません。
ヒゲは、ドロドロと溜め込んだ怨念(?)を祓うべく、“ 立ち合い ” に臨むのです。
               
初めて入る前田道場。
前田くんと手合わせを望む大人たちが、列をなしていました。
やはり、新聞記事の影響が大きいのでしょうか。
ヒゲも順番待ちしながら奥を見ると、前田くんの親父が対局しています。
その盤側にはコップが置いてあり、一升酒が据えてありました。
時々、盤上を千円札が行き交います。
なるほど、この光景が、S高校の保守教員をしてひんしゅくを招いたのか?

さて、師範代の前田祐司くんは、バッタバッタ(!)と、まるでハエでも叩き落とす
みたいに、大人の有段者を次々に片付けています。 
   「 ハイ、つぎ! 」
ヒゲの番です。 高校生は、畳に正座してから深々と頭を下げて挨拶した。
   「 先生! よろしくお願いします。 」 と。
中学生・祐司くんは、鷹揚に 「 おう 」 と応じた。

              ~ ~ ~ つ づ く ~ ~ ~ 
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