4時を過ぎた頃から、賄い(まかない)飯が始まります。
主に、吉兆か錦の間で。
これには、中食と休憩も兼ねています。
なにしろ、調理場は12時から仕事してますから、脚を崩させて休みを取らせる為。
《 当時の部屋の生け花 》
それと、もう一つは、みんなで食べて “ 連帯 ” を深めたいのです。
調理場とホールの連携プレーが無くては、お客様にも影響します。
連帯とは、もう随分前の昭和時代の、労働組合的なフレーズですが。(苦笑)
最初の頃の田園は、基本的に正社員だけで構成されていました。
竹中平蔵好みの非正規社員で運営するというやり方は、好きではないヒゲ。
そんなコンセプトだから、食事には鍋物や焼き肉もよく登場しました。
ちょっと古い表現ですが、『同じ釜のメシを喰う』のシュツエーションですね。
客の悪口を言い合いながら、笑い転げて休憩をとる。
「 あの◯◯先生は、直ぐ尻ば触ろうとさすとよ! スケベー 」
こうして、5時の開店に合わせて、リセットするのでした。
そうこうしていると、やがてあけみママも出社してきます。
今夜の予約客のミーティングの始まりです。
田園は、御客様ごと(!)に献立も違うし、部屋のコーディネイトも変わりました。
客の好みを反映させてのしつらいや、接待時には客側の会社ロゴをアレンジして、
コースター仕様にしました。
下記(⇩)のような豆知識も利用して、お客様との話題つくりにも。
季節ごとの額装は勿論、器やBGMに流すCDの選曲にも気を使いました。
細々とした打ち合わせが終わり頃には、もう5時になっています。
《 今日は、タイトルから脇道にずれているようですが、流れのままに ・・ 》
~ ~ ~ つ づ く ~ ~ ~
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