先日、何気にネット記事を見ていたら、『実録』と云う文字に出会った。
ヒゲは、この文字に弱い。直ぐに、誘惑されるのです。 (笑)
ヒゲ世代には、「実録モノ」と言うと、“広島舞台のヤクザ映画” が思い浮かぶ。
チンピラが、チャカ持って縄張り争いする抗争劇のイメージ。
「 今時、どこの暴力団が “仁義なき闘い” を演っているのか? 」
なんて、興味津々でのぞいて見ることに ・・・ 。
ところがドッコイ、期待のドンパチ群像劇とはまるで大違いでした。
なるほど、生きるか死ぬかまでは、共通点ですが。
実録 ・・・・
中年主婦が、いつものように朝食の支度をしていました。
ところが、何故か背中に鈍痛が来ます。
やがて動けなくなり、救急車を。
CTの検査診断が、まるでヒゲの時を思い出します。
肩下から左足付け根まで大動脈が裂けている!
《 実録 闘病体験記 》
『 ある日突然、大動脈解離の宣告 』 の始まり。
検査結果は、急性大動脈解離 スタンフォードB型。
(ヒゲは、スタンフォードA型でした。)
体験記と表記するのに、違和感があるヒゲ。
“お気軽主婦の駅前スーパー・レジ係体験記” じゃあ、ないんだから!
体験するのは、ためらう様な危機迫る大病なんですよ。
取り敢えず、奥さんは降圧剤で経過観察。
暫く安定していたが、やがて悪化。
手術しか手が無いと ・・・ 。
しかも、手術途中で、10人に1人は亡くなることが!
さて、この主婦は2019年の発症で、この確率。
じゃあ、それより20年も前の1999年。
まだ術式も進んでない時のヒゲの生還率は、いかばかりだったか? 😱
故障機が多かった特攻隊より悪い?
しかも、術後の後遺症は避けられないと断言される。
この主婦の場合、痛み止めか睡眠薬の影響か?
“幻覚”を見るのが辛いと。
同じ様に、術後ヒゲが見た幻覚は、トンネル状の大コンサート会場。
中空のステージでは、スマップみたいなグループが楽しく演ってます。
ヒゲはその階段を登ろうとしますが、階段はトンネルの形に沿った弓状です。
だからでしょうか? 滑って登れないのが辛いヒゲ。
さて、くだんの奥様、ためらいながらも手術を決意。
人工血管置換手術やステントやらの大手術。
つまり、ヒゲと奥さんは、大動脈解離と云う銃火をくぐった者同志。
ふたり共、左足の麻痺は残ったものの、生還出来た事は体験仲間と言うより、
戦友とでも言うべき連帯感でしょうか!?
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。