田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

温故知新

2023-07-14 16:44:48 | ヒゲの盤上の世界
先日偶々、NHK“将棋フォーカス”を見ていたら、偶然面白い話題に当たった。
テーマは、増田康成七段が解説する 【 ひも解く! 江戸時代の将棋 】
増田七段が、昔のある局面を示しながら、次の一手クイズを出す。
ヒゲは一発、1八角打ちの “遠見の自陣角” を思い出した。
なにしろ、この名角を指した相手こそ、ヒゲ高校生時代の雁木戦での
唯一の相手でしたから?!(笑)

ヒゲの高校生時はプロアマ問わず、振り飛車か矢倉囲いの戦法でした。
つまり、雁木や腰掛け銀を学ぶには、古人(いにしえ人)?しか居りません。
ヒゲにとっては、江戸時代の棋士・天野宗歩がその御方です。
偶然持っていた和紙本製・宗歩の棋譜で、雁木戦を見つけた。
読みにくい古風な表記に苦戦しながらも記憶しておいたのが、
何かの拍子に(?)浮かんだのですね。

最後の方で、増田七段が示した厚みのある某本で、ヒゲはピンときた。
「 あのサイズは? ひょっとして! 」
披露された棋書は 『 木村名人の香落ち大全集 』 の豪華本でした。
香落ちが指されない現在では、まさに奇書とも言うべき、非常に細密な
定跡書です。
              
ヒゲが持っていた棋書は、狭いマンションへ移転時に、焚書を命じられた。
まさか、あの時の本が古本屋に引き取られ、まわりまわって増田君の手に
渡ったとか?(笑)

思い出したと言えば、つい最近の新聞に載っていた将棋JT杯の記事。
  ≪ 山崎八段VS羽生九段 ≫
        
投了図の2五飛車を見ていたら、一寸前の名人戦・藤井聡太VS渡辺明を
思い出した。
         
1七にスポットが在る局面も、山崎・羽生戦にそっくりな最終盤戦。
詰将棋チャンプの聡太竜王が、まさかの間違えた変化順が、
2五飛車だったような。

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