田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ものは言いよう

2008-12-23 15:39:05 | よもやま話・酒編
「 政局より政策 」  うハァー、よう言うた。
その割には、無策ばかりが目立つが ???
そんなアソウが好きな “ ゴルゴ13 ” 等の娯楽マンガとは
まるで違うタイプのものが、20年程前にありました。

                

『 夏子の酒 』 というタイトルで、政治屋や農協さんには耳の痛い話も
たくさん入っていた。
その主人公の女性が、東京に出て初めての仕事。
“ まずい酒 ” を、ものは言いようで “ 虹色の酒 ” と、消費者を騙した
キャッチ・コピーを作るのが、できるコピー・ライターだと。
それに、嫌気がさした彼女は、故郷に戻って行くのでした。

球磨地方の某大メーカー。
味はともかく、宣伝だけはピカイチの、熊本では誰一人知らぬものはない
大人気の焼酎があります。
最近のCM ・・・
切られ与三が大暴れして、カメラの前で大往生。 ハイ、カット。
「 主役より、目立とうとスルナ! 」 「 料理を引き立てる味、 ハ○タ×しろ 」

うわァー、よう言うた。
減圧蒸留とか称して、味も香りもない焼酎造っておいて。
酒飲みも、こんなのを有り難がる位なら、 “ 甲類焼酎 ” なっと
飲んでキャーおくとよかたい。
常圧蒸留の原点の香りも少なくなった球磨焼酎が、事もあろうに、サツマ軍の
 “ 芋焼酎 ” に、熊本まで占領されて。
こんなのは、炭 ( 活性炭 ) をしこたま使って、やせ細った日本酒を称して、
 “ 淡麗辛口でござァーます ” と言うようなもの。
圧力鍋で煮込んだ鶏を、わざわざ揚げて “ ケン・チキ ” でございますとか。
素材の味でなく、調味香辛料を食べるようなものだ。

なさけない、日本の酒飲み達よ ・・・
CMに騙されて、自分の舌で判断も出来ないのか?
骨太の、本物の味を理解しようではないか!
喉ごしばかりでは、深みが解らんゾ~!

そんな白に当てつけみたいなCMが、とうとう出た。
「 コクにこだわる、白波 」    さぁ! おもしろくなった。

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