先日の毎日新聞記事で、オモロいのがあった。
外来種の 『 カミツキカメ 』 を恐る恐る試食した記者が、鶏肉みたいだと。
悪くない!?
そして、外来種退治は、食べて駆除するのが良いとまで言っている。
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更に、TVドラマ・相棒にも、亀が登場した。
ペットの大亀の噛みつき痕(?)が証拠になって、事件はめでたしめでたし。
人間とカメの、喰うや喰われるかの物語も、色々あって楽しませてくれる。 (笑)

80年代、熊本市桜木のマルセイ水産(現・魚勢)に、仕入れに行くのがヒゲの日課。
いつものように、魚の検品から始めます。
被せてある濡れ新聞紙をめくると、びっくりした様にフノ子海老が暴れます。
続いて、色モノです。
「 今日は、何とナンだろう? 」 と、ヒゲが確認していると ・・・
店長が近づき、ヒゲの鼻先に “ 丸 ” を突きつけます。
おどかしたつもりでしょう。 「 どうだ! 怖いだろう。」 と。
見ると、立派な天然スッポンです。
なるほど、当時の和食の板長と言えば、例えば自民党の二階俊博みたいな色黒で、
少々クセがあるヤクザ者的なイメージがあったモンです。
そこいくと、ヒゲは色白のギメ風で、とても板前には見えなかったでしょう。
店長が、ヤサ男ヒゲを噛みつくスッポンで脅かしてやれと思い付いたのも、
むべなるかなです。
よく見ると、店長の腰が引けてます。
ヒゲは、「 ハハアー!? 」 すぐ理解します。
「 店長、アタはハ虫類が苦手なんだろう? わはははは~ 」
「 マスターは、何で解ったつね? 」
「 よっし、良かタイ。 せっかくだけん ・・・
スッポンのさばき方ば教えてやろうたい。 みんなば呼びなっせ! 」
そう言って、調理場に入り、日本酒と出刃包丁を用意させた。
先ず、こうやって静かにひっくり返すと、カメの野郎は首を出してくる。
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充分に伸ばしたところで、こう掴む。
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根元に出刃を差し込み、解体し始めました。
直ぐに、生き血を酒に。
首の下、のど仏の所に先端部を差し込み、頭部をカット。
のど仏部分と食道を一緒に外します。
と、クレームが ・・・
「 マスター、早すぎて見えない。 もっとユックリ包丁を動かしてヨ。 」
「 わかった、ユックリね。 」
ふっと気付くと、同業者もじーと目を凝らして見つめています。
微細な所まで解体の手順が決まっている四条流の、丸の4つ解きを披露した
ヒゲで御座いました。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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外来種の 『 カミツキカメ 』 を恐る恐る試食した記者が、鶏肉みたいだと。
悪くない!?
そして、外来種退治は、食べて駆除するのが良いとまで言っている。
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更に、TVドラマ・相棒にも、亀が登場した。
ペットの大亀の噛みつき痕(?)が証拠になって、事件はめでたしめでたし。
人間とカメの、喰うや喰われるかの物語も、色々あって楽しませてくれる。 (笑)
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80年代、熊本市桜木のマルセイ水産(現・魚勢)に、仕入れに行くのがヒゲの日課。
いつものように、魚の検品から始めます。
被せてある濡れ新聞紙をめくると、びっくりした様にフノ子海老が暴れます。
続いて、色モノです。
「 今日は、何とナンだろう? 」 と、ヒゲが確認していると ・・・
店長が近づき、ヒゲの鼻先に “ 丸 ” を突きつけます。
おどかしたつもりでしょう。 「 どうだ! 怖いだろう。」 と。
見ると、立派な天然スッポンです。
なるほど、当時の和食の板長と言えば、例えば自民党の二階俊博みたいな色黒で、
少々クセがあるヤクザ者的なイメージがあったモンです。
そこいくと、ヒゲは色白のギメ風で、とても板前には見えなかったでしょう。
店長が、ヤサ男ヒゲを噛みつくスッポンで脅かしてやれと思い付いたのも、
むべなるかなです。
よく見ると、店長の腰が引けてます。
ヒゲは、「 ハハアー!? 」 すぐ理解します。
「 店長、アタはハ虫類が苦手なんだろう? わはははは~ 」
「 マスターは、何で解ったつね? 」
「 よっし、良かタイ。 せっかくだけん ・・・
スッポンのさばき方ば教えてやろうたい。 みんなば呼びなっせ! 」
そう言って、調理場に入り、日本酒と出刃包丁を用意させた。
先ず、こうやって静かにひっくり返すと、カメの野郎は首を出してくる。
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充分に伸ばしたところで、こう掴む。
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根元に出刃を差し込み、解体し始めました。
直ぐに、生き血を酒に。
首の下、のど仏の所に先端部を差し込み、頭部をカット。
のど仏部分と食道を一緒に外します。
と、クレームが ・・・
「 マスター、早すぎて見えない。 もっとユックリ包丁を動かしてヨ。 」
「 わかった、ユックリね。 」
ふっと気付くと、同業者もじーと目を凝らして見つめています。
微細な所まで解体の手順が決まっている四条流の、丸の4つ解きを披露した
ヒゲで御座いました。
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味は鶏肉っぽいとの事、もちろん皮は引いて上身です。
カメはワニの縁家内ですから鶏肉に近いのでしょう。
ブラックバスも食べれるし、カラスも食べれるみたいですね。
田の害虫駆除に使われたジャンボタニシも美味しいみたいですね。
ヒゲオヤジ殿が奇跡の復活したら、小さな店を奥様と2人で。。
店名は「NPOニュー田園」、儲けはしませんが世の為に外来種割烹なんてどうでしょうか?
野菜もクレソンなんて外来種ですよね。
スッポンは家内が大好きな一品、ただし「大市」さんか宇佐の某旅館ならの話です。
京都に旅行に行くたびに訪れる(といっても両手くらいですが)大市さんは良いですね。
他の店もそうですが、大市サンは高額になるのが難点。
2人でコースと酒で5万オーバーはざらですから。
それでもスッポンが食べたい家内です。
カミツキガメじゃぁ駄目ですかねぇ。。
もし復活の店をするなら、なるほど外来種割烹もイイし、サバイバル割烹案もあり。ひとつメニューが決まってます。オタマジャクシの踊り食いです。皆さん、喜んでくれる筈ですが?笑。
スッポン話の成り行き上、ヒゲ夫婦の大市見聞録を本編でご紹介させていただきます。
そう、思い出したのですが、最近のホテルの厨房や調理事務室(オヤジ部屋)では神棚の設置が少ないなぁと。
電化が進んだので荒神様は祭らなくて良いのか?商売繁盛の稲荷神社はサヨナラ?などなど
スッポンや鰻に生簀があれば〆るでしょうに。
外資系は効率化ですから榊などもったいなのかも知れませんが。
年末の仕事納めもろくにやらない時代ですから仕方が無いかも知れません。
それでも昇格昇給を神頼みするのは忘れないのです。
私みたいに殺生する仕事が多かった人間には、特に必要だったかもしれません。
そんな風に信心が浅いから、解離なんて恐ろしい病気に祟られたのかも?汗。
今や神棚にもすがりたいのは、米トランプ大統領か?イタリアのローマ教皇か?
榊の葉を煎じて飲めばコロナなんて、いちコロサって教えてやろう!笑。
パンデミックの収束は神頼みしかないのは、人類は罰が当たったのか?