田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

アルキメデスの謎

2020-06-04 16:21:55 | ヒゲの毒舌
先日のwowowであった映画 『 アルキメデスの大戦 』
     
ヒゲのイメージでは、多分 “ 古代アルキメデス時代の戦争物 ” かと?
しかし、予告編を観ると、第二次世界大戦物のようだ。
戦争オタクのヒゲには、久しぶりの新作が楽しみであった。
冒頭、いきなり迫真の戦闘シーンから始まり、ワクワク感で嬉しい。
     
戦艦大和が沖縄特攻に向かう途中、アメリカ艦載機に猛攻を受ける場面。
ヤマトの対空砲火で米攻撃機が被弾して、アメ機の乗組員がパラシュートで
脱出した時です。
その乗組員を救助に、フロートを付けた海上偵察機が着水したのです。
息も絶え絶えのヤマト乗組員には、信じられない光景でしょう。
たった一人を助けに来るアメリカ軍!
一方、ミッドウェーでは、大勢の熟練パイロットを見殺しにした日本軍。
まるで、消耗品。 使い捨てが当たり前の大本営でしたが。
アメリカ軍からすると、パイロット育成に掛かる費用や時間を考えると、
救助活動は当たり前。
        

さて、映画の主役は、天才数学者!?
タイトルは、アルキメデス ・・・ 。
ヒゲは、ピンときた!?
以前のBSスペシャルで、海底に横たわる戦艦大和を発見して、その映像を見ながら
専門家達が議論や検証をする番組がありました。
特に、艦の舷側に受けたダメージ痕。
それを見ながらの、けんけん諤々の議論を思い出します。
         
そうか! テーマは、設計ミスなのか?
浮力計算に誤りがあり、それで “ アルキメデス ・・・ ” と?
そういえば、姉妹艦・武蔵がレイテ沖海戦で、21発の魚雷に被弾するも沈没には
至らなかった。
その時の反省から、対ヤマトの時には、米軍は片側攻撃に拘ったとか。
なるほど、片側だけの浸水なら、復元機能も限界が早く来る訳だ。
アメリカ軍も、物量作戦だけじゃないことを思い知らされた。

そんな事も考えながら、観ていたヒゲ夫婦。
カァちゃんが、イチャモンをつける。 (笑)
「 な~んだか、この山本五十六役(舘ひろし)は、似合わないタイ? 
  今までの役者さん達、カッコ良かったなぁ! 特に、三船敏郎と山村聰。 」
ヒゲには、天才数学者役の若手の演技演出に違和感が。
       
             
物語は、巨大戦艦建造費の是非を巡っての争いかと思いきや ・・・ ?
全然別のストーリーに、展開するので御座いました。

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