田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

アク野菜が欲しい!

2018-02-24 21:47:50 | よもやま話・料理編
最近の熊本の飲食店で、残念に思うモノ。
アク(灰汁)のある野菜を食べさせる店が、ほとんど無いことです。

我が家で処理するには、ちょっと面倒な春野菜。
【 蕗(フキ)・早蕨(ワラビ)・天然山独活(ウド)・孟宗竹(モウソウ)・
   芋茎(ズイキ)・新牛蒡(ゴボウ) 等々 ・・・  】
   
              
日本人の体が、欲するのでしょう。
この立春を過ぎた時期になると、苦味を求めたくなります。
極寒の冬を越し、眠っていた血が騒ぐのかもしれませんね?
  「 早く、アクをくれ~ッ! 」  (笑)

しかし、熊本では、食べさせてくれる店がほとんど無くなって来た模様。
その代わり(?)、『野菜サラダ』が完備(笑)されている店が多い事!
シーザーサラダとか言って。
女性客が喜びそうなご配慮で、ありがたいのですが。

今や、ワインとサラダの女性向き献立は、何処の店でも豊富に出している。
昔の熊本だったら、ひと(他人)がする仕事なら、俺はしないと言う猛者が必ず居たものだ。
味の平準化ならぬ、メニューの平準化を嫌う、もっこす者ですネ。
 「 みんな同じじゃあ、つまらない! 」 
今は、居なくなった肥後モッコス。

ヒゲは思うのですが、サラダのメニューは洋食系の店にお任せしてサ。
和食系の店は、和野菜に集中して作っていただきたいモノだ。
例えば、今なら “鯛の子酒八方煮と蕗の青煮” “ずいきのゴマポン掛け”
なんて小鉢が出ると、酒飲みは随喜の涙でっせ!?
     
なるほど、この山菜モノを、程よく料理するのは大変でしょう。
しかし、それが仕事です。
ちょっとした勘どころを掴んで、工夫してもらいたいものです。
あく(灰汁)や苦みは、全部抜くのじゃなく、少しだけ残すのが美味い。
肝心なのは、真水の使い方しだい。
浸け過ぎて、あくが抜け過ぎない様に気をつけて。

ヒゲ 「 大将! 今日は、アクの有るモノを頂こうかな。 盛り合わせでイイから。 」
割烹店の大将 「 ヘイ、お待たせ! アクの多盛り合わせです! 」
    
ヒゲ 「 ワッ? げーっ、これはヒドい! 苦くて喰えない奴らばかり揃えてあるヤン。
     大将! これは、アク(灰汁)を抜くどころか、アクがまる残りしている。
     まるで、アク(悪)の巣窟じゃん!
     もう一度、頭から藁灰(ワラバイ)をぶっかけて、アク抜きしたれ!
     わはははは~ 」
                   
                〔 昔の田舎では、こんな光景をよく見たものです。 〕

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2 コメント

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アクかぁ・・春ですね。 (batten)
2018-02-27 23:17:28
お久しぶりです。

2月から東京勤務となりました、雇われ者は転勤がつらいです。
東京で饂飩やら天麩羅を食べたら、白くて上品なのにビックリ。
あの醤油黒さや胡麻油の関東の味が関西風に・・・・・時代なんですかね。

今時の和食屋風居酒屋で、菜の花や山菜など妙に根付けが安くて食感が悪いのは冷凍物です。
それか、薬剤でアク抜きして漂白剤で白くしたパック物でしょう。

程々にアク抜きした春の芽吹きを味わうのは和食屋が1番かと。

転勤先の献立に春野菜の付け合わせ、
何時仕入れたか判らないフキノトウをフリットにしてたが苦いのなんの。。

筍もハチク・ゴサンチクなども美味しいし、外輪山で求めるタラの芽や山独活など最高!

アクの親分安倍大先生も相変わらずの悪玉ぶりで、日銀もアホ黒田だし、
多分、熊本の市長のビッグウエストは親父よりダメで、風見鶏ユリコは都政は知らん振り。

思うに、旨い物つまんで酒飲んで、娑婆太平にアーダ・コーダと口角泡を飛ばすのが良いんです。

定年で帰熊したら阿蘇山や江津湖界隈で山菜やノビルなど楽しむつもりです。

休日なので飲みすぎの駄文となりました
オヤジ殿も良い酒を楽しんで下さい。



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転勤は辛い (ヒゲ)
2018-02-28 11:40:17
ああ、それはそれは大変でしたネ。東京栄転と云うのも微妙なところ。関西主義者の私からは、残念?ですか。「なんやねん、こんなクロ黒いうどん?まるでドブ汁やんか!」そんな根っからの関東うどんも少ないのですネ、笑。業務卸業者の努力?で、冷凍&パック物が増えて、料理人も楽々!山菜料理ですか。刑事ドラマ風に云うと、もっと足を使え。山に登ってワラビを採ってこいと言いたいところ。ワッカモン( 馬O者?)「私は料理をしに来ました。登山する為に来たのではありません!」と反撃か。いやはや、安倍ちゃんのおかげで、若者は金の卵ですワ?笑。
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