うーん、画像で見る範囲では、びみょ~? (笑)
我々は、骨切りの後、皮目を見て検査でした。
皮目に残る骨切り包丁の跡をチェックするのです。
同時に、包丁跡の並び具合いも確認されていました。
ハモの骨切りは、さほどむつかしい仕事ではありません。
身の丈に合った事をすれば、考え込む必要はないのです。
先ずは、ハモの皮目とまな板との、良い塩梅のコンディションを見付けだす。
錦市場等にある高額な骨切り包丁を使う場合、包丁の重み(!)を感じながら、
演ってみましょう。
それ以外の包丁なら、自分の体重を包丁に掛ける加減を注意して。
急がない! 丁寧に包丁を滑らす様にします。
自分の腕前と相談しながらですネ。
さて、“ すっぴんでドボン ” されたハモの身。
これが、実は、以外に神経質。
ほど良い茹で加減は、ホンの一瞬です。
だいたいの失敗例は、茹で過ぎて、軟化し過ぎてしまうこと。
その点、葛叩きハモの方は、加減の許容範囲が広いので少し楽かも。
面白いものですネ。
すっぴんドボンは、骨切りの手間だけ頑張ればよいけど、後が大変。
葛叩きは、叩きの手間が余分に掛かるけど、後が楽です。
ちょっと、しっぺ返しが怖いけど、女性の人生に例えてみましょう。 (笑)
すっぴん自慢(素肌美人)の方の化粧時間は、ホンの一瞬。
お化粧美人は、べたべた塗ったり・描いたり・パフで入念に粉を叩いたり、
それなりに長~く掛かります。
さぁ、お後の出来栄えやら味比べや如何に?
そう言えば、熊本でもハモを出す店が多くなったのですが、
ハモの子を出す店には、なかなか遭遇しませんネ~。
じゃあ、ハモの腹わたは、一体どこに行ったのでしょうか?
ひょっとして、ハモまで、三枚卸しになった状態で店に届けられているのか? (苦笑)
あっ、懐かしいですネ~ 鱧フライ。
私も、何処かで一度だけ、頂いた記憶があります。
今や飽食の時代。
ハモは活け物しか使わないと吹聴する今日。
昔(?)、少年達は遊び疲れて、腹を空かせてました。
そんな時、たとえ締まり物のハモでも、工夫して一品に仕上げてくれる魚屋がいた。
三丁目の夕陽がまぶしい昭和の景色でした。
「 おーい山田くん! サカナ屋さんに座布団三枚差し上げて~! 」
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
我々は、骨切りの後、皮目を見て検査でした。
皮目に残る骨切り包丁の跡をチェックするのです。
同時に、包丁跡の並び具合いも確認されていました。
ハモの骨切りは、さほどむつかしい仕事ではありません。
身の丈に合った事をすれば、考え込む必要はないのです。
先ずは、ハモの皮目とまな板との、良い塩梅のコンディションを見付けだす。
錦市場等にある高額な骨切り包丁を使う場合、包丁の重み(!)を感じながら、
演ってみましょう。
それ以外の包丁なら、自分の体重を包丁に掛ける加減を注意して。
急がない! 丁寧に包丁を滑らす様にします。
自分の腕前と相談しながらですネ。
さて、“ すっぴんでドボン ” されたハモの身。
これが、実は、以外に神経質。
ほど良い茹で加減は、ホンの一瞬です。
だいたいの失敗例は、茹で過ぎて、軟化し過ぎてしまうこと。
その点、葛叩きハモの方は、加減の許容範囲が広いので少し楽かも。
面白いものですネ。
すっぴんドボンは、骨切りの手間だけ頑張ればよいけど、後が大変。
葛叩きは、叩きの手間が余分に掛かるけど、後が楽です。
ちょっと、しっぺ返しが怖いけど、女性の人生に例えてみましょう。 (笑)
すっぴん自慢(素肌美人)の方の化粧時間は、ホンの一瞬。
お化粧美人は、べたべた塗ったり・描いたり・パフで入念に粉を叩いたり、
それなりに長~く掛かります。
さぁ、お後の出来栄えやら味比べや如何に?
そう言えば、熊本でもハモを出す店が多くなったのですが、
ハモの子を出す店には、なかなか遭遇しませんネ~。
じゃあ、ハモの腹わたは、一体どこに行ったのでしょうか?
ひょっとして、ハモまで、三枚卸しになった状態で店に届けられているのか? (苦笑)
あっ、懐かしいですネ~ 鱧フライ。
私も、何処かで一度だけ、頂いた記憶があります。
今や飽食の時代。
ハモは活け物しか使わないと吹聴する今日。
昔(?)、少年達は遊び疲れて、腹を空かせてました。
そんな時、たとえ締まり物のハモでも、工夫して一品に仕上げてくれる魚屋がいた。
三丁目の夕陽がまぶしい昭和の景色でした。
「 おーい山田くん! サカナ屋さんに座布団三枚差し上げて~! 」
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和食の同僚は、京都嵐亭・田吾作・東浜屋・ 喜楽などのOBとホテルの叩き上げ。
今も時期は目打ちでドンの細長い魚たち。
鱧はガックリで納品されて、鰻は同級生の大川が入れてました。
当然ながら鱧は自前で開いて仕事してましたが、今でもやってるのかしらん。
鱧を丸で仕入れてる和食さんの率を想像すると
熊本でも見かける一見すると割烹、献立は高級居酒屋店は多分1~2%
板前割烹で30%、自称日本料理店で60%
阿蘇などの旅館で、改装してコジャレてしまい和食も洋食もの旅館多分0%
寂れちゃって【ゆこゆこNET】などのエージェントに頼りきり、
まして料理長は他県の部屋出で仕事嫌いの旅館は0%間違い無し。
古閑鮮魚や川添鮮魚などが納めてるのでしょう。
で、私の職場では・・・・・
洋食の番手が鱧のアラがあったら頂戴と言ったらしいです。
ヒュメ・ド・ポアソンという魚の出汁に入れようかと、
そうしたら、和食の番手が関東弁で「あるわけ、ねーだろ、三枚できてるんだからさ」
と開き直り。
聞くほうがアホなんやと私は言いましたね。
和食の伝票をPCで見ると、生食用から加熱用まで三枚か開きで納品。
細魚や鯒まであるから築地の納め業者は大変だと思います。
甘やかしすぎだ!とヒゲオヤジさんは思われるでしょう。
でも、7人でレストラン・宴会・婚礼と和食だけで月2500万あげるので勘弁してます。
6月は株主総会の案件ばかりで、和弁が毎日のようにありましたね。
だから、開きの納めでもOKだと開き直ってる私です。
それなら、茶碗蒸しセットや三枚卸し魚も止むを得ないかも。
それにしても30!年前には、個性派ぞろいでした。ヒゲも入れて( 笑)。今の熊本市の店は、何処に行っても同一メニュー&同一ドリンクです。
昔の職人達なら「 アヤツがするなら、おるがえはせんばい。なんで同じ仕事なんか出来るか?」そんなモッコスがあちこち居たもんですが…。