凸凹神社を参拝したあと、宇和島城へ向う。港に出て、宇和島港に沿って歩いた。
途中、港の前で休憩した。宇和島は、宇和島駅の近くは寂れている。港の方が活気があった。
中心街の空洞化とよく云われるが、中心街が移動したと考えればいい。
街中を歩く。
街の風景が楽しみだが、どこも同じような光景になった。
宇和島城の入口に着く。道は広くない。
正面にあるのが桑折長屋門である。もともとは、家老の桑折家の長屋門だった。
ここから階段を上がる。日本百名城などで城ブームだが、足の弱い人には向かない。必ずといっていいほど階段がある。
天守閣前の広場に出る。天守閣は国の重要文化財に指定されている。
宇和島城は、藤堂高虎が6年の歳月をかけて築城したものである。その後、藤堂高虎は今治に転封され、伊達政宗の長男伊達秀宗が入城した。以後、伊達氏の居城となった。
天守閣だけ見ると、もの足りなさを感じる。
天守閣前の広場で休む。
宇和島港の風景が眩しかった。
30分ほど、ボンヤリした。時たま、自分はなぜ旅行するのだろうかと考える。なぜ自分はここにいるのか? 解はない。