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二の酉で目黒大鳥神社を参拝後、山手通りを目黒不動尊方向へ歩く。途中に蟠龍寺がある。
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浄土宗の寺院で本尊は阿弥陀仏。
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花御朱印を求めて玄関に入ると、大きな猫がいた。不思議な形をした猫で、横幅が広く、上から見ると、長方形の恰好である。
「これは不思議な形をしていますね。」と若い住職さんにいうと、「殺処分になるところを檀家さんが可哀相だと云うことで連れてきたのです。来たときは食べなかったですね。」
猫の毛並を撫でながら、ご朱印を待った。毛並もいい。運のいい猫だというしかない。
御朱印は見もせず、そのまま家に持って帰ったが、家で眺めて、なんの御朱印かと思わず考えた。
浄土宗の寺院なので、普通なら、「阿弥陀仏」だが、読めない字が並んでいる。
解読すると、真ん中に小さく書いてあるのは、「才」の字である。その下の右上がりに細い線が書いてあるのは「天」であろう。
ここは岩屋弁天で有名である。ということは一番上の字は「弁」なのだろうが、「弁」には見えませんね。よくよく見ると、「弁財天」の顔と頭はこういう形である。それをデザイン化した字であるようだ。
岩屋弁天は、本堂右奥にある。
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応対してくれた若いお坊さんは、住職さんの息子だろう。温和な人で話していて気持ちが和む。
こういうお坊さんは、少なくなりました。