(亀戸)香取神社参拝後、香取神社の裏を通る浅草通りに出る。北十間川に沿った道路である。浅草通りを錦糸町方向へ10分ほど歩き、(亀戸)天祖神社に至る。
御朱印に「柳島総鎮守」という判が押してあるが、天祖神社の鎮座する地は、もともと、柳島という島だったのだ。
江戸湾の奥にあたるこの地域は、いくつかの島が点在する海だった。今でも「島」という地名がいくつかある。向島、大島など。
柳島というから、柳の生えた島だったのだろう。天祖神社は、昔は、砂原神明宮と呼ばれた。海際の砂地に建てられた神社だったらしいが、戦災で記録が消失してしまい、確認することはできない。
天祖神社(=神明宮)は伊勢神宮系統で、祭神は天照大神である。