アウェーいわき戦を振り返って。PO進出に王手（天童だけに）！

明け方の雨で思わず目を覚ましてしまいましたが、それほど寒さを感じない朝を迎えました。
山々の紅葉は終盤戦？里山まで紅葉は降りてきているようです。
運転していても、紅葉の綺麗さに思わず目を奪われそうですね。

ところで、
突然でしたが、昨日岡崎が現役引退を発表。
昨年の怜大といい、早すぎる引退のような気がします。
唐突とも思えるこの時期の発表は、最終戦の前にということなんでしょう。

2020年には中村駿とともにドイスボランチとして、石丸サッカーの心臓部を支えてくれました。
いつも駿の近くにいて、ボールを引き出しては目の覚める縦パスを入れていた岡崎。
大宮戦で強烈なミドルを叩き込んだ姿も忘れられません。
あの年のサッカーが一番ワクワク（というかいろんな意味でドキドキ）したので、
このコンビが来年も見れるんだぁ～と思ったもんです（1年で終わったけど）

ここ数年は怪我もあってか、ピッチでのプレーが減って、
むしろチームのモチベーター的な役割をこなしてくれてました。
昨年？木戸が秋田戦でシーズン初ゴールを決めた後、
真っ先に走って飛び込んでいったのが岡崎でした（あの時は泣いた）
いわき戦にも、ヤマちゃんと帯同してくれて、
ゴールの時はゴール裏まで選手を祝福に来てくれてましたね。
来季からは指導者の道かもしれませんが、
是非モンテで教えてくれないかなぁ～
本当にお疲れさまでした。有難うございました。

さて、
今季先制した試合は負けていない強いいわきから、見事に逆転勝ちを食らわせた我がモンテ。
驚愕の試合をメンバーから振り返ってみたいと思います。

GK後藤
DF川井、西村、野田、小野
MFゼイン、髙江、南、宮城
FW藤本、優介
交替は、宮城→チアゴ、優介→潤哉、藤本→デラトーレ、ゼイン→横山、髙江→小西

わかっていたんでしょうけど、
やっぱりいわきのプレスだったり、前への推進力には手を焼きました。
言っちゃ悪いですけど（言ってる）、もう少しいわきに最後の精度があったら、
2～3点入っていたと思います（汗）
もちろん、ウチの守備陣も西村をはじめ最後体張りましたけどね。

前半、こちらの決定機は、ゼインと藤本と宮城くらいでしょうか。
特にゼインの強烈なシュートは惜しかった。

後半、立て直してくるかなと思いましたが、
やっぱりいわきの圧が強く、そんな中、野田のファールからのFKを決められます。
あれだけ攻められればね～いつかはな～（汗）

なんというか、同点ぐらいまではいくのかなぁなどと根拠のない強気はあったのですが、
大体、ダメな年はこういう試合を落として終戦になっていますから、
PO行くんだったら、ここからギアを上げてくれるはずと思ってました。

そこから、後半の切り札を続々投入。
まずはチアゴと潤哉。
すぐさま、CKからまずはチアゴが同点弾。
失点直後でしたから、勇気をもらったゴールでした。
そして、ほどなく今度は右サイドで、レオが出した縦パスにアユが走り込んでマイナスのクロス。
そこに飛び込んだ潤哉が逆転ゴール。
実はあの時チアゴもシュート態勢に入っていたのですが、
それをモノともしない潤哉のスピードでした（褒めていいのか、チアゴは一瞬唖然としていた）

前節、AT決勝点をたたき出した潤哉は、2戦連続の勝ち越し弾。
これは本当に、昇格のラストピースになりそう（な勢い）((((；ﾟДﾟ))))

そして、デラ、横山を投入後、
今度は右で潤哉が起点となって、大きなサイドチェンジ。
これを受けたチアゴがPA内まで侵入し左足でクロス。
これに飛び込んだデラが、ゴール右隅に流し込みます（というか転がしました）
デラは、いつ振りかわからないほどの久々ゴール。
これがダメ押しとなり逃げ切りました。

前日甲府が2－0で勝っているので、
得失点差で追いつくにはあと2点必要でしたが、
（確かに、コニタンを入れてあと2点取りに行っている姿勢は見えた）
逆に、返し打ちでの失点を考えれば、まずは勝てて良かったです。

後半途中からの一段ギアを上げての怒涛の逆転勝ちという、
この時期に見せた強いチームの姿。

ここまできたら、クリーンシートとか気にしている場合じゃなく、
勝ったもんが強い。
そういう意味で、凄い試合を勝ってくれました。

一方のいわき。
まだ残留が決まってないので、ホーム最終戦は是が非でも勝ちたかったところ。
主力2人を欠きながらの怒涛の攻めは、今季最高の5040人の観客の心を打ったことでしょう。
試合後、大宮が負けたため残留が決定したそうで（号外も出てた）おめでとうございました。