山は緑が濃くなってきた。気にかかっていたコケイランの様子を見に行った。 これは「ササエビネ」ともいわれるように エビネよりも小さく 葉は毎年新しく1枚 幅2センチほどの細い葉を出す。 湿った山の中で見られ これも見つかったらなくなることが多いので ひやひやものだ。
初夏の爽やかな風に誘われて、コケイランは元気にしているか、と山を登って行く。この季節はいつも遠くで 「カッコウ!カッコウ!」とカッコウが 啼き、「ポポー、ポポー」とツツドリがさえずる。 5月だなー と実感する時だ。
お目当ての場所まで1時間半、今年も木々に隠れるようにひっそりと咲いていました。 よかった~ と胸をなでおろしました。
この時期 草花の種類は少なくなりましたが 木々の花が次々と咲いていきます。
最近は めっきり疲れやすくなりました。 ゆっくり、ゆっくりの山散歩でした。