秋が深まり、野山に花が少なくなって 出かけることが少なくなった。
そんな時 可愛いお客様がやってきた。17日のこと。 この春生まれた幼い鳩がやってきた。 こんにちわ。
動物好きの連れ合いと大喜び。 いらっしゃい! 長らく 門柱の上で じーっとこちらを見つめて動かなかったのでカメラを取りに行って記念撮影。 だいぶん長くここで過ごして いつの間にかどこかへ行ってしまった。
翌日(18日)お昼頃 今度は兄弟を連れてやってきて 庭のモミジの枝でくつろいでいる。近寄っても きょとんとして飛ぶ様子はない。連れ合いは お米や豆などをお皿に入れて 地面に置き 雨が降ってきたので傘をかけておいたが 餌はなくならず いつの間にかどこかへ飛んでいった。
3日目(19日) 今日もこんにちわ! また2羽揃ってやってきて 紅葉の木でくつろいでいる。モミジの木は 枝がくにゃくにゃと曲がりくねって止まりやすく 外から目につきにくいので ここが気にいったのかな? いつのまにか 母親らしき すこし大きめの鳥が 近くに止まって 子供たちを見つめている。
玄関脇の木なので ドアを開けて見ていたら 突然1羽が家の中に飛び込んできた。 あれれ~ 室内に入っても あちこちに止まって楽しんでいるようだ。 食パンをちぎってそばに置くが 見向きもしない。 えぇー お外へ出なきゃ、、、、 そのうち庭に面した大きなガラス戸の前で ガラスをこつこつつついて庭に出たそうだ。 そーっと開けると 庭に出たものの 遠くへ飛び立つ気配がない。
そのうちお隣のフェンスまでとんで行って しばらくそこにいると もう一羽が飛んできてそばに止まり 近くの木で長らく過ごしていた。
4日目(20日) 今朝 新聞を取りに玄関を開けたら 足元から2羽のチビちゃんが 驚いて飛び立った。 脅かして ごめんごめん!
しばらくすると いつの間にか 玄関わきのモミジの木に戻ってきて 仲良くごそごそしている。 遠くの電線に親鳥が止まっていて 子供たちを見守っているのだろう。 君たちのお家はどこなの?
退屈な毎日に 可愛いお客さんを楽しみにして過ごす。
5日目(21日)
6日目(22日) きょうも 「オハヨ!」 いつも仲良し。
7日目(23日) 今日はお寝坊したのかな?(am10:00) お昼から雨が降りそうだよ、どうする?
am11:30 様子を見に行くと 1羽は植木鉢の上でじっとしているが もう1羽が見当たらない。どこかにいるのかな? と よく見ると 庭の千両の赤い実が豊作なので ヒヨドリから守ろうと 細いナイロンで出来たネットをかけておいたのだが 地面のすれすれのところで その網に引っかかって動けずに ぐったりしてるように見えた。 大変大変!! そーっと小鳩を捕まえて 急いでハサミを持って来てもらい 体に絡みついたネットを切り 救出した。 どれくらい 網に絡まっていたのだろうか? 周りに柔らかい毛がちらばっている。もがいたんだろうな、網など掛けておいてごめんね。 飛べるか?と心配したが そばのブロック擁壁の上でじっとしている。まだ 体にネットの切れ端が残っているようだったので 近づいて取ってやろうとしたら そこから2mほどの下の隣のガレージに落ちてしまった。・・・・・大丈夫かな? 隣のガレージの車の下でうずくまっているその小鳩は うまく飛び立つことが出来るだろうか? どこも怪我はしていないのでそのうち飛び立ってくれることを願う。
庭の赤い実にかけた網は 引っかからないように紐でぎゅっと縛って・・・・と、これで大丈夫かな?
pm3:00 2羽の小鳩は どこかへ飛び立っていました。 元気で育ってね。
pm4時過ぎ 「また 鳩が網にかかっているよ~」 と連れ合いの声。 エェッ! 端の方にまとめた網に またチビちゃんが絡みついて がんじがらめに 動けなくなっている。「どうしたの? おバカさんねぇ。さっきの小鳩とおなじ子じゃないの?」 またまた 救助出動。左の手にすっぽりつかんで 右手のハサミで周りの網を切り落とし すっきりさせて 玄関のポーチにそっと下ろしたら 元気に飛んでいった。 何枚もの柔らかい毛が散らばっている。 可哀想に・・・・・ もう一度 網を固めて、「もう引っかかったらだめよ。」