最近NHKで 写真家田淵行男氏が何度も放映された。田淵行男氏は 山岳写真家の草分けだ。 安曇野を愛し 北アルプスを愛し ことに常念山脈での高山蝶を愛された写真家で もう25年も前に83歳で亡くなられたが 岳人には知られた人だ。 その人のことがドラマ化して放映された。
私も昔一度ばかり奥穂高への道でお会いしたことがある。 まだ20歳そこそこのことで 友人と二人涸沢からザイテングラードを上っていた時のことだ。背中のキスリングに トレードマークがついていたので 「アッ!田淵さんだ!」と声を上げた。手にしていたブルーガイドブックは 彼の著書で エッセイに導かれる写真集といっていいほど 写真で行く手をガイドしてくれていた。今もその時サインしてもらったガイドブックが本棚に並んでいる。 もちろんそれは すべて白黒写真です。白黒写真って 迫力があっていいですね。
ネット画像より
田淵さんの写真集は 今では古書店でもなかなか手に入らないものですが 私は1冊持っているのです。 素晴らしい写真ばかりです。
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