晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

岩湧山周辺山歩き

2019-06-09 22:03:22 | 山の話

6/8(土) 

ここ一月ほど すべり症による脚の痛みもあまりなく 仲間がメールでもたらしてくれる「花だより」を見ると 岩湧山に行ってみたくなる。 梅雨入り目前で 先日来雨が続いたが 今日はまずまずのお天気のようで 普段の運動不足を補うのを目的に 「無理をしない程度に」と決めて岩湧に向かう。とりあえず一番手前の杉木立の道を一歩一歩ゆっくり上っていく。

今の時期は 野生のいちごがみずみずしく実をつけている。 クサイチゴ、ナガバノモミジイチゴ、クマイチゴ。 いろいろな苺を口に入れる。 一番甘いのはクサイチゴ、次はモミジイチゴ、クマイチゴもふっくらした赤い実はおいしそうだが口に入れるとあまりおいしくない。霧雨で実は濡れているがそんなことはお構いなしに ビタミンC補給。 杉木立の道を一番上まで登りつめる。 

クサイチゴ

ナガバノモミジイチゴ

クマイチゴ

霧で視界も悪くお目当ての花も見つけたので 今日はこれまでにして帰ることにした。

キヨスミウツボ

6/9(日)

今日もそれほど暑くならないようなので 昨日の続きを歩こうとまた岩湧に向かった。 今日は山頂を目指すことにしよう。 9時過ぎ、駐車場はガラガラだ。登山者は少なく追い越していく人もほとんどなく ゆっくりゆっくり。 お目当ては「ムヨウラン」(無葉蘭)葉のない蘭だ。ラン科の花は すべての植物の中で一番種類が多い。洋ランと呼ばれる華やかなものも多いが 野生のものは地味なものが多い。ムヨウランも地味な花だ。今年は生育が良く たくさん花茎を伸ばしている。

 

山頂まで来ると 老若男女 大勢の人が山頂広場でくつろいでいる。ススキの中で ササユリの蕾はまだ固い。開花は1週間から10日ぐらい先だろう。

 

「コアジサイ」が満開だという情報で 脚を伸ばした。優しい 品のいい花が満開になっていた。奈良や和歌山の山間部ではよく見るが、岩湧山ではここでしか見ない。 

優しい色合いに癒されて 今日の山行きは終えた。すっかり脚が痛くなって、よたよたと車に戻った。これが限界です。 


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