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追憶  冬の上高地

2018-10-10 22:36:35 | 山の話

今日は 「My Birthday」 いろんな人から お祝いメールや電話をいただき 一人で誕生日を迎える私にはとてもうれしいでした。 それにしてもずいぶん年取ったものです。 そして、今は すべり症による足の痛みであまり歩き回ることはなく 毎日毎日写真の整理をしています。

今日は「真冬の上高地」の写真整理です。 今から20年ばかり前のことです。上高地は11月に閉山すると 4月の開山まで営業宿泊所はなくなります。初めて冬の上高地に行った時は そのころあった「村営ホテル 冬季小屋」に泊めてもらって 真っ白な上高地に足を踏みいれました。 真っ暗な釜トンネルを出たところから輪かんじきをつけて 静まり返った神々しいばかりの上高地に入ります。 そのころ Mさんという小屋番の方がおられて 夏の従業員用の小屋に泊めてくださいました。その日の宿泊客は6.7人で 大きな鍋で夕食を作ってくださいました。 翌々年には 徳澤園冬季小屋に泊めてもらって 2度目の冬の上高地を楽しみました。今では徳澤園の冬季小屋はないそうですが その時は自炊道具と寝袋持参でした。 梓川は氷結して 河原全体の雪原が広がっていました。 何もかも凍っていたので水は雪を溶かして炊事しなければなりませんでしたが ストーブの上の大きなやかんにはお湯が沸いていたのでそれで食事を作らせてもらいました。 あんなことが出来たのも まだまだ若い気力があったのですね。お天気に恵まれ横尾までトレッキングを楽しみました。どこまでも開けた雪原には 動物たちが夜のうちに縦横無尽に走り回った足跡が残されていました。ウサギの他は何のあしあとかわかりませんでしたが 楽しい想像でした。

輪かんじきをはいて

 

横尾山荘

梓川の化粧柳

徳澤 ハルニレの木

 

 


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