★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

「選択的夫婦別姓婚ってなあに?」に参加します

2020年08月15日 | ★夫婦別姓
かぶっていた予定を変更して、参加できるようにしました。

27年前、「夫婦別姓」という文字を新聞で見たときから、ずっと法制化されることを望んでいました。

「夫婦別姓」がどうして実現化されないのか、夫婦別姓で法律婚ができないために、仕方なく事実婚を選ばざる人たちがいること、事実婚を選ぶと、その子どもが婚外子差別を受けることを知りました。

調べれば調べるほど、根強い女性差別が根元にあることがわかりました。

長男とお付きあいして、苗字をどうするかでもめたこともありました。

私は一人っ子。
そして、この苗字末裔。
私がこの苗字を継がなければ、断絶するところでもありました。そして何より、なぜ女だからと苗字を捨て、嫁に行かなければならないのかが一番の疑問でもありました。妻の氏を選べるのに、なぜか選びづらい世の中に疑問を抱きました。

中学校の友人と、大人になってから夫婦別姓の話になり、考えが合わず、絶縁になったこともあります。悲しいことに彼女にはまったく理解してもらえませんでした。
なぜそんなにも、苗字を変えないことにこだわるのかと言われました。

それは変えることで自分じゃなくなってしまうから。
自分の名前こそが私の名前であり、私はこの名前が大切で好きだから、それを結婚で他人に奪われるのっておかしいと思ったからです。

去年だか、国会で玉木雄一郎議員が「選択的夫婦別姓」のことを話したとき、ヤジで「それなら結婚しなければいい」と言いはなった議員がいました。

そう。
この日本と言う国はそう言う人権侵害を平気で言う国、根強い国だと感じています。

私は本気で結婚をやめようと思ったことがありました。苗字を変える苦痛を味わってまで、結婚したくないと思いました。お見合いで運良く、改姓してくれる夫がいてくれたから、結婚でき、二人の子どもに恵まれましたが。それはたまたま運がよかっただけです。
私が結婚しなければ、この二人の子どもは存在しなかったと言うことです。選択的夫婦別姓ができないために、結婚が障壁になっていることがわかります。

憲法第24条に男女平等の権利があると書かれているにも関わらず、いつまでも残る戦前の家父長制を重んじる慣習。
私は、憲法第24条の草案を書いた、ベアテ・シロタ・ゴードンさんの講演会を聞きに行ったりもしました。ベアテさんは、ひどい扱いを受けている日本の女性のために、この憲法草案を書いてくれました。
男女平等の憲法のおかげで、女性が、選挙権や財産を持つこと、職業や夫を選べるようになっりました。教科書ではけして習うことのない事実です。私はそのことを知って衝撃を受けました。教科書って、国にとって都合のいいことしか書かれていないんだとわかりました。

少しでも何か変わるきっかけにならないかと、私はたった一人で16年前から密かに、ブログに夫婦別姓について、書き綴りました。別姓反対だという方とブログのコメント上で粘り強く議論して、理解してもらえたこともありました。

それでもなかなか実現できない「夫婦別姓」。
今までの「夫婦同姓」の人には何も変わらないのに。

どうしたら夫婦別姓を認めてくれる世の中になるのかを考えました。

それは、「教育」だと思いました。
一人一人を尊重する教育になれば、夫婦別姓は当たり前に受け入れてくれる、それにはまず一番は「男の子」の教育が大切だと、女性をモノ扱いしない、女性をパートナーと考えられる男性に育てればいいんだと、息子二人をその考えのもとに育てています。

家事ができるように、
お金の使い方がわかるように、
性教育で女性の身体を大切にできるように。

すべての元は
「選択的夫婦別姓」の実現のため。

その勉強会が下妻市で開催されます。

一人っ子が多くなっている現代。
一人っ子の息子や娘がいる親御さんは、子どもたちが結婚するときに必ず突きつけられることです。
自分の子どもが、自分の名乗りたい苗字を選べる選択肢が一つ増えるように、どうか知って、実現できるようにご協力いただきたいと思います。

「選択的夫婦別姓」は、一人の尊い人として、男女の性別に関係なく尊重される社会になる一つのきっかけになると思います。


大人女子の第1回勉強会
「選択的夫婦別姓婚ってなあに?」
日時:2020年8月29日(土)10:00-12:00
場所:かふぇまるcafe
主催:Shi♡shimai
詳細は、こちら
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男女共同参画社会の推進に関する講演会

2020年08月08日 | ★夫婦別姓
男女共同参画社会の推進に関する講演会(Youtube)

講演会にZoomで参加しました。
ずっとずっと、こういう動きが出てくることを待っていました。

私は地道にこのブログで「夫婦別姓」について書いてきましたが、やっと世論が賛成の方向にぐっと動き出してきたなと感じます。私ひとりでは、社会や議会を動かせる力はないから、子どもの教育をかえれば、きっと「選択的夫婦別姓」が認められる世の中になるのではないかと、今は子どもの教育に力を入れています。その考えは今でも変わりません。

色々な問題にぶちあたるほど、教育って本当に大切だなとしみじみと感じています。
教育次第で、国が変わってしまうほど本当に大切なことです。それは「選択的夫婦別姓」法制化実現にもかかわる問題だと思っています。そして、女性議員を増やすことにも関わってきます。当事者意識を持つ女性と、それを応援してくれる男性を育てることにつながります。

まだ、家事育児が女性の仕事としてのしかかっている状態で、「○○家の嫁」や「長男は跡取り」という概念があると、女性が議員になるのは本当に難しいなとも感じています。古い考えの夫や姑が足を引っ張りそうです。

子どもを社会で育てる仕組みや家事代行を気軽に頼める仕組みが、この日本社会にないと、女性が管理職や議員になる道はなかなか難しい。しかし、卵が先か、鶏が先かという感じで、女性が議員にならないと社会の仕組みを変えていくのができなかったりもするなと思います。

それじゃ、どうすればいいか。

私は起業したらどうかと考えています。
社会の仕組みを変えるような会社や職業を作っちゃった方が早いかなと考えています。

「選択的夫婦別姓」実現への動きが急に出てきて、なんだか興奮しています!
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私はただ自分の氏名を大切にしたいだけなのに…

2018年04月21日 | ★夫婦別姓

「国が個人の幸せを邪魔してどうすんだ」――選択的夫婦別姓、それぞれの思い(Yahoo!ニュース:3/19(月) 10:09 配信)


結婚して、幸せな家庭を築きたいと思っているのに
夫婦同姓の民法が壁になって、結婚をためらってしまう。
どうして、国が個人の幸せを邪魔するんだろうって感じですよね。

さらに。。。

「夫婦別姓」願った結果が…夫の母は叫んだ「洗脳されている!」(withnews:2018年04月17日)

私も、この記事の女性と同じ。

自分の氏名を変えたくなかった。
たびたび読み間違えられる苗字だし、
名前も漢字もたびたび間違えられる。
でも、私はこの苗字と名前がとても気に入っている。

「女」と言う性別だけの理由で、
結婚したら、
「女」は「嫁」になり、
「改姓」するのが当たり前、
という考え方がどうしても受け入れられなかった。

最初に付き合った彼氏のお母さんも
記事の夫の母のように騒ぎ立てていたっけ。
「うちの息子と別れさせてくれ!」
と家に電話をかけてきて、
私の親にものすごい勢いで抗議していたなぁ。

今から、13年間の2005年。
32歳の私は、最後の賭に出た。

もし、婿入りか、事実婚をしてくれる男性と出会えなければ
私は一生結婚するのをあきらめよう、と考えた。

「改姓」をしてまで結婚するなんて、
そんなのは私の望む生き方ではない。
毎日、呼ばれたくもない苗字で呼ばれるのは苦痛でたまらない。
だったら、結婚なんてしなくてもいい。

私は、この氏名がいいのだ!
誰がなんと言おうと!

昔、中学時代の友達Kちゃんと
成人してから「夫婦別姓」の考え方で口論になり、
Kちゃんとは考え方の違いから疎遠になった。

彼女は、外国人の夫と結婚したが
外国人との結婚の場合は、別姓も、同姓も選べる。
彼女は、女性が姓を変えるのが「当然」だ
と言って譲らなかった。

私は、結婚相手を日本人ではなく、外国人を選ぶのと同じように、どちらの苗字を選ぶかも、本人が望む方を選べるのが一番いいのではないかと言ったのだけど、彼女には私の考えはまったく理解してもらえなかった。

彼女とそういうことになったのは
たしか20年くらい前だと思う。
当時は、そういう考え方の人が大多数で記事の女性のように、
「“夫婦別姓”なんて考えるヤツの頭がおかしい」
と言うくらいにしか思われてなかった。

でも、私は小学生くらいの時から、
学校の先生や周りの人たちが押しつけてくるそういう
「当たり前」
「常識」
「みんなそうしている」
と言う同調圧力の考え方が大嫌いだったし、
そんなのはおかしいと思っていた。

みんなちがうのに、
どうして同じにしろと言うのか。

「女の子」だから、
ランドセルの色は、「赤」

「女の子」だから、
制服はスカート。

「女の子」だから、
化粧をするのは当たり前。

「女の子」だから、
母親になったら、自分を犠牲にして
育児をして、夫に尽くすのが当たり前。

とにかく女性への決めつけが多いし、
それを強要してくる女ボスも多い。


でも。


それは違う。


日本人だろうが、外国人だろうが
男だろうが、女だろうが、LGBTだろうが、
障害があろうが、なかろうが、
その人はその人だ。

他人の権利を侵害せず、お互いを尊重しあえるのなら
その人があるがままでもいいのではないだろうか?
自分を表現するのに
どうして色々決めつけられなければいけないのだろう?


夫婦別姓は確実に認識が広がっていて
みんな寛容になっている。
法律で認められていないのを
不思議に思うくらいになっている。

明らかに20年前とはみんなの意識も
時代も変わってきている。


「夫婦同姓強制」と「選択的夫婦別姓」って、
まるで天動説と地動説のようなものだなと感じた。

「“夫婦別姓”にできる法律を作って欲しい。」
というのは、
日本の国の全員が「夫婦別姓」になるわけではない。




「選択的(せんたくてき)」夫婦別姓。




すなわち、「同姓」か、「別姓」か選べるようにする。
というわけだ。

ただ、それだけ。

シンプル。

戦前の女性は、結婚相手さえも選ぶことができなかった。

例えば、タッチの南ちゃんが、
達也が好きで結婚したくても
許婚の和也と結婚しなさい、
と親から言われるとそうするしかなかったのだ。

今の法律が「夫婦同姓」を強制しているのって
結局それと同じことじゃない?

サイボウズ社長の青野さん方が国を相手取り
裁判を起こして頑張っています。
賛同する方は一緒に応援してきましょう!
↓どうかご署名のご協力をお願いいたします
夫婦同姓・別姓を選べる社会にするため、私たちの訴訟を応援してください!

そして、どんどん周りに声を上げていきましょう!
声を届けてくれる議員さんに働きかけましょう!

一番手っ取り早いのは自民党から野党が政権を奪えれば
「選択的夫婦別姓」は実現します。
実現の壁になっているのは自民党であり、安倍内閣です。

あの人たちにこの国を任せていたら
国民から税金をたんまりとって、自分の懐を肥やし
自分の友達を優遇し、経済界の金持ちたちの言うことを聞き、
日本国憲法を変えて、国民を臣民と呼び、
臣民を政治家に従わせ、
私たちの子どもたちを再び戦争に送るように変えるつもりですよ。

どうです?

あの国会中継を見ていて、わかるでしょ?
私が2004年からずっと、
このブログで言っていたことは合っているよね?
あの政治家たちは、国民の幸せなんて、
まったく考えていないってことが。

今こそ、日本国民が立ち上がるときですよ。
なんでもいい。
自分ができることをしていきましょう。

この国を良くも、悪くもするのは、
私たちが具体的に動くかどうかです。

だから、私はまず会長になった
地域の地区子連から変えていきます!
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「選択的夫婦別姓」実現キャンペーン!

2018年01月05日 | ★夫婦別姓
明けまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年はしょっぱなから、夫婦別姓ネタで始めます。

ここ何年も全くの動きがなかった
「選択的夫婦別姓」の法制化。

サイボウズ株式会社の社長の青野慶久さんの訴訟で
大きく動き出しました!

その青野さんが
選択的夫婦別姓実現のための署名活動を行っています。



↓どうかご署名のご協力をお願いいたします
夫婦同姓・別姓を選べる社会にするため、私たちの訴訟を応援してください!




私もこのブログで14年前から
選択的夫婦別姓の実現を訴えてきました。

しかし、強固な反対派の方々からは
「別姓にしたいというのは、単なるわがままである」
「家族の一体感が失われる」
「家族制度が崩壊する」「伝統が失われる」
「子供の姓はどうするんだ」
「子供と親の姓が違うのがかわいそう」
「子供がいじめられそう」
「選択的夫婦別姓を認めると、離婚率が高まる」
と口々に責められました。

いくら説明していも、「女」だからなのか
全くの平行線でした。

しかし、青野社長の反論に対する反論がすっごく面白い!
さすが社長と思いました。
そして、結婚改姓した男性だからこそ、
影響力があると思いました。

本来、男性だろうと、女性だろうと、
仕事をする上で名前と言うのはとても重要であり
結婚改姓することで不利益をこうむる人が本当に多いのです。

そもそも多様性を認めよう!と言っている世の中に
夫婦同姓を強要するのはどういってもおかしいのに、
なぜ名前を選択する自由が認められないのか。

青野さんの記事↓
選択的夫婦別姓への反論に反論します
選択的夫婦別姓への反論へ(その2)
選択的夫婦別姓への反論へ(その3)

この中でも、反論へ(その2)の
「夫婦同姓は日本の伝統。
 伝統を守っていかなければならない」

じゃあ、お前、明日からチョンマゲな。

これには笑えました
ナイス、ツッコミ!


選択的夫婦別姓、実現の時は来た!
と青野さんは記事を書いています。
私もそう思います。

最高裁判事で初の旧姓使用へ 来月就任の宮崎氏「当然」

最高裁判事が旧姓使用をすると言っている!
条件は揃いましたね。

必ず「選択的夫婦別姓」は実現します!


↓皆様のご署名、どうかご署名のご協力をお願いいたします
夫婦同姓・別姓を選べる社会にするため、私たちの訴訟を応援してください!

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出生届、残る婚外子差別

2017年10月27日 | ★夫婦別姓
出生届、残る婚外子差別(毎日新聞2017年10月26日 東京朝刊)


法律婚の男女の間に生まれた子どもか否かで、「嫡出」「非嫡出」と区別する出生届や、
出生届を基に作られた戸籍の続き柄。婚外子の法定相続分を婚内子の半分とする民法の規定が廃止された今、
不要で、婚外子差別を残すことにもなるとして廃止を求める動きが広がっている。




婚外子差別の記事がこんなにも大きく載るのは
今までで初めてじゃないだろうか。

今朝、母親と新聞を見ていた。
すると新聞誌の反面の3分の2もの大きさを占める記事に驚いた。

そこには、私がよく知っている
「なくそう戸籍と婚外子差別・交流会」と
田中須美子」さんの名前が書かれていた。


しかも、この記事にはこんなことが書かれていた。

●「続き柄の廃止を」
 全国の自治体の戸籍や住民票の実務担当者にあたる自治体職員らで作る全国連合戸籍住民基本台帳事務協議会(全連)は26、27日、東京都千代田区で総会を開き、都道府県協議会からの要望の一つとして、出生届と戸籍の続き柄の廃止について話し合う。採択されれば法務省や総務省に届ける予定だ。

要望は、戸籍法の規定の一部を削除・改正し、(1)出生届は「嫡出子」か「嫡出でない子」の別を記載する欄を無くす(2)戸籍は、実父母または養父母との続き柄をなくす代わり、性別欄を設ける--と求めている。神奈川県の藤沢市と鎌倉市が、市議会で婚外子差別撤廃のための請願を採択したのを受け、県の事務協議会での協議を経て提案することになった。


自治体の事務処理をしている職員たちが
要望を届け出たというのだ!
この要望が総務省に届けられて、聞き入れてもらえれば
婚外子を差別する項目がやっと消え去るのだ!

田中さんたちは、不当な「差別」だとして、
婚外子差別撤廃について裁判をずっと続けていた。
私もその裁判に行ったことがあるので良く覚えている。

戸籍続柄裁判控訴審(2004年09月14日)
9月14日(火):戸籍続柄裁判控訴審を見て(2004年09月15日)
婚外子(非嫡出子/嫡出でない子)戸籍差別記載が撤廃?!(2004年11月02日)
11月18日(木):戸籍続柄裁判控訴審 第三回口頭弁論(2004年11月20日)
判決結果報告(2005年03月24日)



あれから13年。
やっとここまで来たか。

親が結婚していないからとその子どもが生まれた時に
差別的な烙印を押すとは何事だ!と私は当時思っていた。
なんてふざけた記載だと腹が立った。
そして、日本はなんて人権意識が低い国だろうと恥じた。

そんな思想があるから、子どもも母親も大切にされない。
働きたくても保育園はない。
発達性ディスレクシアで
みんなと同じ方法で学べないのに
まったく支援体制が整っていない。

だから、子どもを産みたくなくなるのは当然だと思う。
まったくもってふざけている。

こんな風に子どもへの差別を平然と残し
才能を開花させるための教育もなくて
何が教育無償化だ。聞いてあきれるわ。

なんで婚外子差別が法改正されずに残っているか。

「法務省は記載について定めた戸籍法49条の見直しを検討したが、自民党の反対で見送られた。 」

これですよ。
だから、私は自民党の公約は嘘だって言っているのです。
いまさら何を言うか、ですよ?

私は、言っていることが矛盾するような人は大嫌いです。

私は、自分の信念はけして曲げません。
何があっても。

今回、自民党が政権を取ったけど
私はこれが最後の政権だと思っています。

みなさん、よく見て下さい。
これからの自民党がやることを。
それが本当に国民のためになっているのかどうか。

野党のみなさん。
ただ、自民党を批判するだけではダメです。
自分たちならこんな国に変えてやる!という
信念と公約を打ち出してください。
次こそ、政権交代ですよ。

時代の流れは常に変化している。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人もひさしからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もついにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
(平家物語より)

平家と同じように、自民党もいつか滅びる時がくる。
栄えてぜいたくな暮らしをして、おごっている政治家たち。
そんなものは長くは続かないのだから。
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“夫婦別姓”最高裁判決へ(2015年12月16日)

2015年12月20日 | ★夫婦別姓
“夫婦別姓”最高裁判決へ 別姓で生きる一家を取材しました。
フジテレビ系(FNN) 12月16日(水)0時32分配信

あなたはどう考える? 「結婚=名字変更」の現実
TBS系(JNN) 12月17日(木)1時2分配信

日本の「夫婦別姓禁止」は、いつまで続くのか
東洋経済オンライン 12月20日(日)6時0分配信


私が夫婦別姓に興味を持ったのは20歳の時のこと。
当時、新聞記事に「夫婦別姓認められるか?」
という感じの記事を目にしたからだ。

今から23年前。
まだまだ、夫婦同姓での結婚が多く、
別姓など受け入れてもらえない時代。

当時つきあっていた人は長男だった。

長男は、家を継ぐもの。

彼の母親はかたくなにそれを信じて疑わない人だった。

かたや私は長女で一人っ子。

両親は嫁にいってもいいと言っていたが
私は納得できなかった。

どうして、「女」というだけで
苗字を強制的に奪われなくてはいけないのか?
この国は女性蔑視に満ちていると当時感じた。

「女」は男性よりも身分が下。
家事・育児は「女」の仕事。

なぜ?

昭和初期の家長制度を
この平成の世の中になっても
まだ引きずっていると感じた。

夫婦別姓を調べているうちに
ベアテ・シロタ・ゴードンさんにたどり着いた。
彼女の講演会に聞きに行ったりした。

私が公民の教科書でみた
日本国憲法の中にひときわ輝いてみえる条文があった。

憲法第24条(男女平等)
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


この条文は中学生の頃から好きだった。
この条文は22歳だった
ベアテ・シロタ・ゴードンさんが
日本の女性のために、涙を流しながら
がんばって天皇制を変えるくらい大変な苦労をして
入れ込んでくれた条文だったのだ。

詳しくはこちら↓
ベアテさん自伝本:1945年のクリスマス

私は男女平等を憲法に書いた


憲法にこの条文があるのに、
どうして「女のくせに」と蔑まされなくてはならないのか、
私は疑問だった。

色々調べていくうちにそれがわかった。
戦前までの日本女性は身分がとても低かったのだ。

結婚相手も選べない。選挙権もない。
女は、嫁となり結納金と引き替えに男の家に人身売買された。
嫁はその家の子どもを産むための道具であり、嫁ぎ先の奴隷だったのだ。

21世紀、昭和から平成になった今も
家長制度の幻影を忘れられない人たちがいる。

別姓を認めずに「型」にはめることばかり考えている人たち。
「型」に入りきらないのに無理に入れようとするから
歪みが生じているのではないか。

最高裁で、残念ながら違憲判決が出てがっかりしたが
記事をよく読んでみると以前とは違うものを感じた。
テレビや新聞の取り上げ方も
以前とは明らかに違っている。

夫婦別姓なんて、以前は小さな記事にしかならなかった。
最高裁で審判されるのだって初めてのこと。
世論も、選択的夫婦別姓に賛成している人が増えたし
夫婦で別の苗字で活躍している人に理解を示す人も増えた。

もう少し、時間はかかるけど
きっと夫婦別姓が認められる時が来る。


あくまで導入が求められているのは、「選択的」夫婦別氏であり、国民全員が夫婦別氏を強要されるわけではないから、同氏を望む人の利益が害されることは何もないだろう。「個人の尊重」を最重要と考えるのであれば、家族の一体感をどのような形で作っていくかについては、国が決めるものではなく、国民それぞれが自分で決めるべきだという結論になるのは当然だ。

 今回の判決は、「夫婦別氏を認めないことが憲法に違反するとまでは言えない」と判断したにすぎず、「夫婦同氏こそあるべき姿だ」などとは一言も言っていない。結論はともかく、判決文全体から発せられたメッセージは、選択的夫婦別氏を求める人たちにとって勇気づけられる内容を含んだものだったと言えるだろう。


私は息子たちに、そして友達に地道に教えていこう。
苗字が同じことが家族の絶対的な絆にはならないことを。

家族としていられる絆は
お互いを思いやる「心」なんじゃないのかな?
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夫婦別姓・女性の再婚禁止期間、初の憲法判断

2015年02月20日 | ★夫婦別姓


<最高裁大法廷回付>家族の規定に泣いた原告「実情見て」
                          毎日新聞 2月18日(水)22時50分配信

 家族を巡る民法の2規定に初の憲法判断が示される見通しとなった。最高裁が二つの訴訟の審理
を大法廷に回付した18日、夫婦別姓を待ち続けて訴訟を続けた原告や弁護団は、違憲判決に強い
期待感をにじませた。法制審議会(法相の諮問機関)が選択的夫婦別姓の導入などを答申してから
19年。「一言で言うと半信半疑」。原告は驚きを隠さず、戦い続けた弁護団も「まず一歩」と力
を込めた。

 夫婦別姓を求めた訴訟の原告のフリーライター、加山恵美さん(43)は同日夕、東京・霞が関
の司法記者クラブで記者会見し、「多くの夫婦が迷っていたり、困っていたりする。実情を踏まえ
て判断してもらいたい」と語った。

 婚姻届を出したのは2000年。「自分の名前のままやっていこう」と日常生活では旧姓を通称
として使用し続けたが、公的書類や契約書に署名する度に「本名」を書くよう求められ、煩わしさ
から04年に形式的に離婚届を出し「ペーパー離婚」した。

 選択的夫婦別姓が導入されれば、事実婚状態は解消できると考えていたが、長い年月がたっても
状況は変わらない。「社会は既に変わり、法律が追いついていない状態。(最高裁は)よく考えて
ほしい」と訴えた。

 夫婦別姓には「家族の一体感が損なわれる」との反対意見が根強いが、国連からも是正を促され
続けている。榊原富士子・弁護団長は「一歩進み、うれしい気持ちでいっぱい。『憲法違反』と最
高裁に書いてもらいたいのが切なる気持ちだ」と話した。【山本将克】

          ◇

 一方、再婚禁止期間の見直しを求めた訴訟を起こした岡山県総社市の女性は、大法廷回付の知ら
せを聞くと「自分のようにつらい思いをする人がいなくなってほしいと訴訟を起こした。夢に一歩
近づいたかな」と喜んだという。暴力を振るう前夫と裁判を経て離婚したが、再婚まで7カ月かか
った。代理人の作花(さっか)知志弁護士は「明治期の遺産を、家族観が変わった今にふさわしい
憲法判断で改めてほしい」と期待を寄せた。



長い。長かった。やっとここまできた。

私がこの夫婦別姓の問題に気づいたのは、20歳の時だった。
あの頃、選択的夫婦別姓の民法改正の動きがあった。

結婚しても、自分の苗字を変えないですむかもしれない!
「おまえは○○家の嫁だ。」とか
「長男の嫁」とかもなくなるかも!

って思ってからもう22年。
まったく変わる様子もなく、ここまできた。

しかし、色々な方が訴訟をおこしてくださり、
何年も何年もあきらめずに、くじけずにここまで頑張ってきました。
その活動に敬意を表します。

時代は変わり、夫婦で違う苗字でもあまり違和感がなくなってきました。
「そういう人もいるよね。」
と少しずつ寛容な社会になってきたと思います。

そこへ、安倍首相が「女性の活躍」とか言い出した。

でも、「女性が活躍」するには、自分の氏名は大切なもので、
苗字が変わってしまっては同じ人だとは思ってもらえない。

そもそもどうして「女」という理由だけで
苗字を奪われる慣習にしたがわなければならないのか。

DNA鑑定ができる世の中で、再婚禁止期間を
どうしていつまでも明治時代の推定嫡出子の考え方を使うのか。

法律が時代に合っていない。

苗字が違うからと、家族が壊れることはないし
女性が働いた方が出生率は上がる。
父親かどうかはDNA鑑定をすればすぐわかる。

女性の生き方を尊重できない、
子どもを大切にできない、
夫婦別姓すら認められないような国では
この先、発展などしないと思うよ。

さあ、どうなるかな。


最高裁で違憲判決がでました。
民法が改正されて、夫婦別姓が選べるようになり
再婚禁止期間も短縮されました。
感謝します!
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安倍改造内閣

2014年09月08日 | ★夫婦別姓

女性閣僚5人、数は前進 「でも言動は…」不安の声も
朝日新聞 2014年9月4日07時09分【有料記事より】

 安倍改造内閣に過去最多の5人の女性が入閣した。
女性の社会進出にとっては「一歩前進」。
しかし過去には、男女共同参画や選択的夫婦別姓制度に反対していた顔ぶれも見える。
「女性活躍」という看板は本物か。



今度の内閣、[「女性が輝く社会」の実現 ]などと
もっともらしいことを安倍総理が言っているが
この5人の女性のおかしな組み合わせをみるとどうも首をかしげる。

選択的夫婦別姓の過去の発言で
この議員達が賛成○か反対×をネットで調べてみた。

松島みどり氏 ○ 通称使用
高市 早苗氏 × 通称使用
小渕 優子氏 ○
山谷えり子氏 × 通称使用
有村 治子氏 ×

しかも松島氏のHPには過去に
夫婦別姓についてコラムで書いている内容が残っているのに
リンクが消されている。なんか怪しい。

女性が働くには氏名というのはとても重要だと私は感じる。
結婚して氏が変わると、
それまでの経歴とつながらなくなってしまうからだ。
夫婦別姓を認めずして、女性が輝ける社会が作れるだろうか…。
私はそこはどうしても疑問に思う。

松島氏、高市氏は通称使用をしているが
高市氏が過去に言っていた法律婚では夫の氏がいいというのと
実際は通称使用というその行動はどうも筋が通っていないと感じている。
夫の氏がよいと言うのなら、どうして戸籍名にしないのか。

なんか選挙の票獲得のための
受け狙いのカムフラージュにしか私には見えない。

自民党は「女性の権利」などはどうでもいいと思っているよ。
本当に女性を活躍させようと思っているのなら、
男女雇用機会均等法ができたあたりで
女性が活躍できるように色々と法改正ができたはずだと思うけど。
今更なんだ?という感じがする。

そうそう。忘れてはいけないことがある。

「都議会のヤジ」だ。

自民党の都議会議員たちがやらかしたこの事件である。


<都議会ヤジ>大田区の住民らリコール運動で署名開始へ
毎日新聞 7月20日(日)2時30分配信

 東京都議会で塩村文夏(あやか)議員(36)に「早く結婚した方がいいんじゃないか」とやじを浴びせた大田区選出の鈴木章浩議員(51)について、同区の住民ら有志がリコール(解職請求)に向けて署名運動を始める方針を固めた。都選挙管理委員会によると地方自治法に基づき都議個人のリコールを目指す署名集めは初。

 都内で19日にあった集会で住民や支援者が確認した。宇都宮健児・元日本弁護士連合会長を2月の都知事選で担いだ団体のメンバーも合流し、超党派で署名を呼びかける。

 やじを巡って都議会は先月下旬、鈴木氏を処分せず、他のやじの発言者も特定しないまま再発防止を決議して幕引きを図り、都民から批判されていた。活動に加わるメンバーの一人は毎日新聞の取材に「人権侵害や差別発言がまかり通る都議会に自浄能力はなく、最終手段を選択するしかない」と述べた。

 鈴木氏は辞職を求める動きについて「いろんなお考えの方がいて、それはそれでしょうがない。私はしっかりと責任持って頑張っていきたいと思っているだけ。コメントすることはない」と述べた。

 地方自治法に基づく議員の解職請求には当該選挙区の有権者の3分の1以上の署名が必要で、有権者数が一定規模を超える選挙区では要件が一部緩和される。有権者数約58万人の大田区で必要とされる署名数は約16万人。区選管の審査で署名が有効とされれば住民投票が実施され、有効投票総数の過半数が解職に賛成すれば議員は失職する。

 問題のやじは6月18日、都議会本会議で塩村氏が女性の妊娠・出産への都の支援体制について質問していた最中に飛び出した。都議会自民党に属していた鈴木氏は当初、自身が発したことを否定し、やじの内容について報道陣に「女性の心を傷つけたのは重く受け止めるべきだ」などと語っていた。ところが、世論や自民党本部からの批判が高まるなか、5日後に一転して自身のやじと認め、塩村氏に謝罪し自民党会派を離脱した。多数の海外メディアも経緯を報じ、東京五輪への影響も懸念されている。

 鈴木氏は2013年6月の都議選大田区選挙区(定数8)で3万4746票を得てトップで3選を決めた。【竹内良和、和田浩幸】



そう。ダメなものはダメ。
こんなことは絶対に許すべきことではない。

そんな人権無視、差別、偏見にみちた人が
政治家で、しかも都民が払った税金から
お給料をいただく資格なんてないと思う。
速攻、失職させるべきだと思う。
都民をなめている。

だいたい分からなければいいと思って
最初にちゃんと名乗り出なかったし、
「女性の心を傷つけたのは重く受け止めるべきだ」
なんて、よくぞぬけぬけと言ったもんだ。
他の名乗り出ようともしないヤツも許せない。
この人たち全員卑怯者。

個人的にそう思うのは勝手だけど
それを「都議会」という公の場所で発言するのは
まったくもって間違っている。

こんなことをやらかすような党が
女性を活躍させられるような政策をとれるだろうか。

やっぱり自民党の考え方がこの言動に表れている。

都議会での鈴木章浩議員やその他のヤジ
「早く結婚した方がいいんじゃないか」
「自分が産んでから」
「やる気があればできる」

どれもセクハラそのもの、人権侵害。
いい大人がこんな言葉を平気で言って
「いじめ」そのもののを
議会でしているなんて恥ずかしい。

この発言は謝ったからって許されることではない。
いえ、許してはいけない。
自民党という党は、本当は古風な考え方で出来ている。
だから、現在の日本国憲法の考え方が「邪魔」なんだろう。
それで改正したいのだと思う。

男尊女卑、サイコウ!
政治家は国民よりもずっとエライ。
国民よりも国家が大切。

そう考えているから、ああいう人を傷つける
品位のない発言を平気でできるのだと思う。

日本を取り戻す
  ↓
大日本帝国を取り戻す
ってことでしょ?

選挙では国民から票を取るためだけに

「女性が働きやすく、活躍できるように」
「子どもを産める社会に」
「育児と仕事を両立できるように」

なんて受け狙いで
口先ばっかりのことを言っている。
そう。今回の内閣改造はまさにこれだ!
国民を国家という「型」にはめたいのだ。

私はだまされない。

私は中学生の頃から
自民党が、なんだか嫌いだった。
言っていることと
やっていることが矛盾しているからだ。

本気でそう考えるのなら、予算の大半を
どうして子どもや女性のために使わないのか。

こんなに子育てをしづらい国はない。
子どもを産み育ててみて、毎日そう感じる。
こういう国にしてきたのは
戦後約70年も与党である自民党が行ってきた政治のせいだ。

結婚しない=男に従属しない、おんなこどもは
一切守ろうともしない。

選択的夫婦別姓
婚外子差別撤廃
結婚年齢を18才に統一
離婚後300日問題
待機児童解消
子育て支援
ワークライフバランス

やるべきことはたくさんあるのに
子どものため、女性のための法改正も
体制改善も全くと言っていいほど手をつけない。

なんでやらないかって
女に偉くなられるとやりづらいからだ。

内閣に入閣した5人はたぶんただの見せかけで、
結局は自民党の方針に従わせられるだけだろう。
彼女たちはもう自民党に洗脳されているから。

自民党の議員の大半は国民のことなど所詮
金を集めるための駒くらいにしか
考えていないんじゃないかな。

だから、危険きわまりない原子力発電所を
自分たちの金儲けのために使おうとする。
電力会社の役員達もそうだろう。

人の命なんかどうでもいいからだ。
ようは「カネ」が欲しいんだ。

あんな失敗が全く許されないような施設
どう言いつくろったって「絶対安全」なわけない。

壊れた原子炉を廃炉させるため
汚染水を処理するために
どれだけのお金を費やしているのだろうか。

安全ではないし、クリーンでもない。
非常に危険で、汚い。


ナチスにまねをして
いつのまにか憲法を改正してしまえ!
なんて平気でいいのける。

女性を「子どもを産む機械」などと
失礼極まりない、言い方をした人もいる。

自民党の化けの皮が
ますますはがれてきた感じだ。

このヤジである失言そのものが自民党の本当の理念だと思う。
人間として、優しさのかけらも感じられない。
もう自民党の考え方は、時代とは合わないのだ。

私は例え、自民党が国民をだまして憲法を変えて
国家権力で押さえつけようとも
私の心は絶対にあなたたちにはなびかない。
例え非国民扱いして殺されたって
服従なんて絶対にしない!

日本国民が大人しいからって
なめんじゃねぇぞ。

こんな人たちに日本を任せてていいと思いますか?
私は思いません。

だから、自民党にはこれからも一票も票は入れません。
(今までも自民党には投票したことないけどね。)

天国のベアテ・シロタ・ゴードンさん。
私はあなたが憲法に託してくれた想いを受け継ぎ、
この日本国憲法に書かれている魂を守っていきます!

私ができなかったことは
息子たちがきっと受け継いでくれると思います。

自民党の政治の力で、
本当に「女性活躍」できる社会に変えられるのか、
ウソつきかどうか、今後よく見極めるといいと思う。

でもね、これから本当に発展できる社会は
「みんなちがって みんないい(by 金子みすゞ)」だと思うよ。
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婚外子の相続差別規定は「違憲」判断!

2013年09月04日 | ★夫婦別姓
婚外子の相続差別規定は「違憲」…最高裁決定(読売新聞) - goo ニュース

なんとおめでたいニュース!
ずっと望んでいた、婚外子差別撤廃の第1歩が動きました!

最高裁が違憲判断すれば、次は民法改正です。
民法が改正されれば
出生届の「嫡出子・嫡出でない子」の忌まわしい差別記述欄が消える!

親が結婚していようが、いまいが子どもにはそんなことは関係ない。
子どもはそんなことを選んで生まれてくるわけではない。
この婚外子差別の民法があることで
この国は「子どもを大切にしていない」と私はずっと感じていました。

子どもを大切にしないから
殺伐とした雰囲気の国になってしまったんじゃないのかな。

「なくそう戸籍と婚外子差別・交流会」の方々の努力のたまものです。
お祝いの言葉を伝えよう!

「子どもはみーんな平等だよ」に
賛同する方はどうか今後も応援お願いします。

「子どもは国の宝」ですよね☆


そうだ、私はその宝を育てているんだよなぁ。
ケンとコウは将来、この国を動かす原動力になるんだもんなぁ。

くだらないことで怒り散らしている場合ではない。
私は二人の息子たちに自信をつけさせてあげるんだ。

失敗しても、挫折しても、落胆しても
絶対にあきらめてはいけない。
私ができることを少しずつ続けていくんだ!!

隣の性格がねじ曲がったおばはんに
ねたまれて、無視されて、バカにされようとも
誰にも分かってもらえなくてもいい。

息子たちが認めてくれるならそれでいい。
私も「斉藤さん」になるんだ!

魔法の言葉を唱えよう。


 民法が改正されて
 婚外子差別撤廃と選択制夫婦別姓が認められました。
 そして、私は「幸せなお母さん」になりました。
 家族みんなが毎日健康で、幸せです。
 感謝します。

コメント (2)
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映画『日本国憲法』 in エポカルつくば

2013年07月12日 | ★夫婦別姓

Tue.06.11.2013
【7.13ドキュメンタリー映画『日本国憲法』上映会@つくば】 _ うつわや|小野悦子

★1日2回上映 
①13:30~ ②15:15~

★料金
一般500円 学生無料
託児500円⇒*要予約:uno-x65@docomo.ne.jp

★会場
エポカルつくば(つくば国際会議場)
小会議室405号室、定員100名
サイト: (Click!)

★予約、お問い合わせ
『日本国憲法』上映実行委員会@茨城
Tel:090-2152-7088
Mail:ets1231jen@hotmail.com


明日、エポカルつくばで上映されるそうです。
お近くの方はぜひ行ってみて下さい。


自民党が改憲、改憲と騒いでいます。
アメリカから押しつけられた憲法だから、自分たちで自主憲法を!と
声だかに言っています。

だけど、日本国憲法ってどんなことが書かれているか
実際、ちゃんと読んだことがある方は少ないのではないでしょうか?

私は、
「どうして、女性は結婚すると苗字を変えなければいけないのか?」
「どうして、女性はこんなにも蔑まされることが多いのか?」
という疑問から憲法を調べ始めたのがきっかけで
条文を読んだり、憲法がどうやってできたのかを調べ、知りました。

公民の教科書で初めて
憲法第24条・両性の平等の条項を読んだ時の感動は今でも覚えています。

どうして、こんなに感動したのか。
それは、ベアテ・シロタ・ゴードンさんの熱い想いが
入っていることを知って納得できました。

最近ではセブンイレブンで日本国憲法の本が525円で売られています。
みなさん、一度、その条文を読んでみて下さい。
私は前文にも感動しました。

現行の日本国憲法はとても温かさを感じる条文が多いです。
自民党の草案は読んでいく内に、なんだか気分が悪くなります。

詳しい内容が理解できなくても
それぞれの雰囲気が全く違うのを実際に読んで体感してほしいと思います。
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