「保育園落ちた日本死ね」と叫んだ人に伝えたい、保育園が増えない理由
駒崎弘樹
(認定NPO法人フローレンス代表理事/日本病児保育協会 理事長)
2016年2月17日 9時38分配信
この記事を読んで、
「すんごくわかるわ~~!」と納得しました。
私も怒っている一人です。
安倍首相は「一億総活躍社会」などと
聞こえの良い言葉でほざいているけど
いっこうに、日本の子育て環境を整えようとはしていません。
子育てに対してとにかくお金を使わない。
児童手当の1万円なんて、
習い事をしたら簡単に消えてなくなってしまう。
まったくもって足りない。
「保育園落ちた日本死ね」を書いた匿名さんがおっしゃるように
本当に児童手当20万円くらい欲しいですよ。
または、子ども運賃や宿泊費、
子どもにかかるあらゆるものを無償にしてほしい。
茨城県のマル福も所得制限をやめて欲しい。
やっぱり自民党の根底には男尊女卑の考えがあるのでしょう。
口先じゃ聞こえの良いことばかり言っているけど
本音は「女は家に引っ込んで家事育児してろ」ってことですかね?
夫婦別姓もいつまでたっても認めないしね。
子どもの「嫡出でない子」の記述を消そうともしないしな~。
そもそも国が子育てにお金を使わないということはどういうことか。
それは、日本という国には未来がなくなるということを意味しますよね。
そう、まさに「日本が死にます」
このままだと日本人という種族が
絶滅危惧種に指定されるかもしれません。
政治家たちはそれをわかっているのでしょうか?
子育て支援をないがしろにすることは
自分で自分の首を絞めているということを。
子育ては、未来への投資です。
子どもが少なくなると言うことは人口が減り、
国として成り立たなくなるということです。
人がいないのに、国ができますか?
駒崎さんがおっしゃるように
怒りを原動力にして、
行動をおこすことが大切だと思いました。
どのように行動をおこすかというと
駒崎さん曰く、
「自治体に対しては、とにかく文句を言うべきです。
自治体の職員は、待機児童を解消できなくてもクビにはならないので、
騒いでも効かないですが、市民の怒りを買って職を失う人たちはいます。
それが、首長(市長や区長)と地方議員です。
彼らに対し騒ぐのです。声を届けるのです。 」
はい、私は騒ぎました(笑)
高校の同級生で市議会議員になった方がいるのですが
毎年、年賀状をくれるので思い切って
「当選おめでとう」ついでに彼に伝えました。
「我が市は子育て支援がなっていない!」と。
幼稚園の先生はサービス残業をさせられている。
そのクレームを市に言っても耳をかしてくれない。
幼稚園でエアコンや緞帳を購入したいといっても
まったく予算を割いてくれない。
隣の市から、距離の都合で、
我が市内の公立幼稚園に入りたいと要望しても
「規則だから」と突っぱねて、入れてあげようともしない。
小学校は特例があって入れるのに。
だったら、規則を変えれば良いじゃんね?
駒崎さんがNPO法人でやってくれている病児保育もない。
お金はない、預ける人も、ところもない。
ようするに母親だけで子どもを育てろというのでしょうか?
私は議員の彼にメールで伝えました。
「よい方向に変えていくのが議員だと思います。」
誰かがやってくれるだろうと見ているだけでは
何も変わりません。
なんでもいい。知り合った議員さんに言うだけでもいい。
市役所にメールで投書したっていい。
とにかく行動をおこすことが大切だと思います。
私は自分にできることを少しずつ
行動して行き、自分の望む未来に
少しでも近づいていこうと思います。