私の二人の息子は2歳差育児。
この記事に書かれている通りで、小さい頃は本当に大変でした。
長男が生まれた時は、アパートで夫と長男と私の三人で暮らしました。基本はワンオペ育児。
昭和生まれの私は、最初は女性が育児をするものだと思っていて、一人目の育児を一人で頑張っていました。しかし、知り合いのいないとなり町に住んでいたため、平日はどこにも居場所がありませんでした。
長男が赤ちゃんだった頃はあまり出かけられないので、ほぼ引きこもり。一日中誰とも話をしないこともたくさんあり、なんだか頭が変になりそうになったので、実家に週末は毎週のように帰っていました。長男が出かけられるようになっても、当時は幼い子どもを連れて、気軽に行けるような場所はほぼありませんでした。授乳室もまるで倉庫みたいな場所でしたし。扱いが本当に雑でひどいものでした。よく小山市のイオンのフードコートのはなまるうどんや銀だこで長男と二人で食べてました。
一人で頑張ってワンオペ育児を続けていましたが、二人目の出産を機に実家に引っ越しました。一人で二人の赤ちゃんたちをワンオペ育児する自信がなかったからです。たぶん一人で育てるのは無理だろうと判断しました。
しかし、実家に入っても2歳差育児は簡単ではありませんでした。実母に長男を見てもらいながらでしたが、実父との折り合いが悪くなりました。なぜなら、母親代わりの妻を孫に取られてしまったからです。実父は昔から精神年齢が低い人で、やって欲しくないことを連発しました。
小さな子どもを二人抱えて大変で、ヘトヘトなところへ来て、逆撫でするようなことばかりする父親に、私は積年の恨みが爆発しました。父親と殴り合いの大ゲンカになりました。わがままな子どものような父親のせいで、私は子どもらしい生活をおくれずに、我慢の連続だったからです。
息子たちは2歳しか離れてないので、しばらくはダブルオムツでした。実母は結構助けてくれましたが、それでも過労で首を痛めてしまいました。手が足りなくて大変なのに、夫はオムツ替えを一切してくれませんでした。遊び相手すらもできなくて。
このことがあって、男の子には絶対に家事育児能力をつけた方がいい!と考えました。夫にも最初からやらせるべきだったと後悔しましたが、後の祭り。
昭和の男性は、その父親たちが家事育児をしない世代だったので、そもそも概念がなくて、教えないといけなくて、息子と一緒に「お父さん」として育てないといけなかったんだなぁと今となって感じます。
記事にある通り、2歳差は、入学や卒業がかぶらないのはいいですね。さらに年が近いので、ケンカするとすごいですが、仲のいい時はめっちゃいいので、性別が同じこともあって二人で一緒に遊べるので、親がつきっきりでいなくても今では大丈夫になりました。
仲良し兄弟なので、寂しくはないと思います。本気でケンカをできる相手なので、お互いに貴重な存在だと思います。私は一人っ子なので、とてもうらやましいですね。
大人になっても仲良しの兄弟、YouTuberのHIKAKINとセイキンみたいになってくれるといいなと思います。