★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

「教育」とは待つこと

2024年07月05日 | ★育児

セミナー講師として引っ張りだこの人気教師が「多忙でも絶対に続ける」学級経営「2つの秘策」(長谷川 博之)

セミナー講師として引っ張りだこの人気教師が「多忙でも絶対に続ける」学級経営「2つの秘策」(長谷川 博之)

中学校教師としての本業とともに、毎週、日本の各地で教師向けのセミナーを行っている長谷川博之氏。多忙な彼が、それでも勤務校で毎年かならず続けていることが2つある。そ...

+αオンライン | 講談社

【教育とは「待つ」ことだと私は思っている。 これは何もせず傍観していればいい、という意味ではない。熱をもって事にあたる。結果につながることはすべてやる。さらに、この2つを毎日続ける。それでいて結果は求めない。それが「待つ」ということだ。 学級とは花壇である。土を耕し、種をまき、水をやり、日当たりに心を配る。思いつく限りの世話を徹底的に続けたあとにできることは、芽が出て美しい花が咲くのを忍耐強く待つことしかない。(本文より引用)】

私もそう思う。
待つことは学級だけではない。
教育とはそう言うものだと思う。

ケンが不登校になった時に
待つことの大切さを実感しました。

生きてさえいればきっと
巻き返せる時が来る。
例え今、寝てばかりいて
ゲームばかりしていたとして
心身ともにボロボロだったとしても
本人がやりたいことに目覚めれば
自分からやり始める時が来る。

本人ができそうなこと
会える人に会い
できることをやらせてみる。

焦らず腐らず
自分から歩み出す時を
ひたすら待ち続けること。

今、本人は自分で選んだ高校の勉強を
自ら計画を立ててこなしている。
まずは高卒資格を取るために。

中学校三年間の不登校中
ほとんど勉強なんてしてこなかった。

それがどうだろう。

私が言わなくても自分から考えて
レポートやメンターガイダンス
スクーリングをこなすようになった。

「言われなくも」
「管理されなくても」

これが大事。
だって
人生の舵取りは本人がするものだから。



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ケン:初めてのアルバイトの面接

2024年05月25日 | ★育児
とうとうこの日がやってきた。

昨日、ケンと一緒にアルバイトの面接に行った。
アルバイト先は私が19歳くらいの頃にアルバイトしたコンビニ。
まだオーナーがご健在で、私が教わったオーナーと面接をした。

そこのコンビニでアルバイトをすると、他のところでも、使えるくらいの人に育ててもらえると言う人材育成が長けているコンビニ。

確かに、私もそう育ててもらえたと感じている。

親子二代で、育ててもらえるなんて、とてもありがたいことだ。

それも、不登校と発達性読み書き障害があることも伝えた上で、
「とにかくまずはやってみましょう!私がしっかり教えますから」
って言ってくれたことが本当にありがたいことだ。

普通なら、発達障害持ちで、不登校経験があると、嫌煙されてしまうだろうに。
そこにはオーナーの覚悟が見えた。

いよいよ親離れの時が近い。
私も最後の子育ての仕上げに入ろう。
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校則なんていらない

2024年01月12日 | ★育児

思春期の「校則格差」が招く自己効力感の二極化

思春期の「校則格差」が招く自己効力感の二極化

学校のどこがイヤかって、いつどこで何をしてすごすかとか、どんな服装をどのように着こなすかとか、どんなヘアスタイルにするかとか、一般社会であれば日常的に選べる自由...

東洋経済オンライン

いまいましい校則。
ケンを不登校にさせた原因の一つ。

靴の色、靴下の色、下着の色は白色。
髪型から持ち物、
防寒具まで決まっている。

部活動も自分で作ることも許されない。

部活動は生徒が自主的に
運営するのが本当なのに
何故か先生の仕事になっている。

私が中学校のアンケートに
何を書こうともほとんど反映されない。
まるで異星人扱い。

馬の耳に念仏。
のれんに腕押し。

私の考え方に賛同する人も
あまりいないだろう。
だって
みんな偏差値を信じてるし
学校がやってることが正しいと
思ってる人の方が多そうだし。

まあ、自分の子どもが
不登校にならなければ
今の学校教育ではダメだよね、
ってことはわからないでしょうね。

このギスギスした
優しくない社会を作り出したのは
おおたとしまささんが書いているように
学校教育だと私は思う。

ふつうじゃない人を
特別支援学校や学級に排除し
学童も放課後等デイサービスにおいやり
働く時は障害者の就労支援においやる。

一緒にやっていこう、
と言う考えがない。
異質なものを排除し
自分より下だとみなすものを
平気で見下す。

市役所の職員も
電話口で明らかに
さげすむような口調の人がいた。
こう言う人は肩書きを振りかざすと
途端に手のひらを返したように
へりくだってくる。

ああ、気持ち悪い。

息子たちが学校に染まらない人になって
本当によかった。

彼らは国際社会でも
外国に行っても
どんな状態になっても
考える力をつけているから
きっとやっていけるだろう。

学校と言うムダなルールだらけに
NOを突きつけて
不登校を選んだことを
誇りに思えるようになってきた。
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コウのアタマの中

2023年12月24日 | ★育児
コウは九九を覚えることが難しい。
そんなコウが時間の計算をした。

300分は何時間?

きっと学校では

300分÷60分=5時間

と計算するだろう。

九九が苦手なコウはどう考えたか?
九九がわかってないと
割り算はそもそも難しい。

コウはこのように
考えた。

60分が1時間
120分が2時間

300分を
300分-120分+120分=60分
2時間+2時間+1時間=5時間

と言う風に考えたそうです。

なるほど!

この考え方だと
すぐは答えが出ない。
時間がかかる。

でもけして間違ってはいない。
考え方や理解の仕方が違うだけ。
学校が合わない理由はこれかも。

コウのアタマの中の
独自性を見た気がした。
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ケン:通信制高校のレポート提出完了!

2023年12月16日 | ★育児
やりきった!
ケンが通信制高校の
レポートを全部やりきった。

毎月15日締め切りのレポート。
高校の方でどれだけ
提出しなくちゃいけないかは
決まっている。
それをすべてやりきった。

ケンの不登校が始まった3年前。
こんな未来が想像できただろうか。

コロナ禍で突然終わった小学時代。
そして、一斉休校の混乱の中
始まった中学時代。

入学式が終わり
二日目に登校。
三日目からまた休校に。

環境が変わった上に
コロナ休校で振り回される。

ケンは中学校の
理不尽さにも振り回された。

窮屈な襟カラーの学生服。
下着、靴下、靴は白と言う校則。
大好きな赤の靴ははいていけない。
自分が作りたいギター部も作れない。

そして
一番精神的打撃が大きかったのは
毎週やる
クラス対抗の小テスト。

ケンは一番苦手な全部書き取りの
漢字テストで100点を取った。
彼はそこで力尽きた。

小学校の特別支援学級の先生が
中学校に申し伝えをしてたはずなのに。

小学校で
合理的配慮してもらった漢字テスト。
20門中、
読みが14門。
書きが6問。
そのテストで100点を取り
少しずつ自信を
つけているところだった。

俺もやればできるんだ!って。

中学校は見事簡単に
ケンの心を打ち砕いた。

本当に許せなかった。

この市の教育環境の低さを
またここでも見た。

私はどうにもいまだに
この市が好きになれない。

5歳で初めてこの街に来た時
茨城県が嫌いになった言葉を
言われたのがこの街の子どもだった。

「お前の言葉、変だ。」
私は言葉を話せなくなった。

次に11歳でこの街に戻ってきた時は
「たっちーに負けるな。あなたは下妻一高に行くんだよ!」
友達の親が私の目の前で言い放った。
友達は敵になり
いじめてくるようになった。

許せない。
大キライ。
殺してやりたい。

私は初めて人を憎んだ。

近所の人が言う。
「うちの娘は先生をしてるんだ。」

だから何だ?
先生だからって偉いのか?
何を自慢してるんだろう?

悪いけど
私は先生だから
偉いだなんて思わない。

私が一番なりたくない職業は
「先生」だ。
なんでかって?
私が「学校」が大キライだったから。

それでも最近
「先生になったら?」
って言われることがある。

先生をするなら
塾かフリースクールがいいな。

私は高校に行きたくなかった。
親に「もう学校は勘弁してくれ」って
言ったくらいだった。

私は
学校の先生が言う
納得できない言葉の数々。
学校が醸し出す同調圧力が
本当にキライだった。

息子たちには
「人と違っててもいい」
と言って育てた。

嫌がらせをされても
プライドが折れない強い子になった。
けして弱いものをいじめたり
いじめっこにいじめ返したりしない
思いやりが自然に
身に付いている子に育った。

森のようちえん
シュタイナー教育
創作サークル
自然塾

本人の感覚と意思を尊重する
学びの場をたくさん作った。

残念ながら
今の学校はそうじゃないからだ。

息子たちは
自分の感覚で学校に違和感を抱いた。
だから行けなくなり
毎日登校しない選択をして
不登校になった。

本当は学校に行きたかった。
でも毎日行くには
辛いだけの場所になった。
合わないからだ。

そんな辛い思いを
子どもにさせる街や国は
本当に最低だと私は思う。

親の育て方のせいにして
逃げている。

子どもの自殺が514人。
不登校が約30万人。

まだこの悲しい問題に
向き合おうともしていない。

見捨てられてるような私たち親子。
本当に悔しい。
憎らしい。

そんな中でも
ケンはやり遂げてきた。

中学校三年間。
ほとんど学習してこなかったのに。
ちゃんとレポートをすべてやった。
スクーリングも皆勤賞。

これは当たり前なんかじゃない。
本当に素晴らしいことだ。

この子はきっと
強く優しく生きていける。

不登校の子どもたちのことも
助けてあげられる。
困っている人に自然に
手を差しのべられる
本物の思いやりがある人だ。

私こそ自慢するぞ。
私の息子たちは誇らしい。

息子たちは
本当に「メシア(救世主)」に
なるかも知れない。

あとは単位認定試験を残すのみ!
きっとやり遂げる!
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コウの自慢

2023年10月30日 | ★育児
コウが入っている
オンラインフリースクールの居場所は
マインクラフトのワールドの中です。

最近、オンラインフリースクールに
入ってくる子どもたちが増えた。

後輩の女の子が
建築中にパンダが流されて
いなくなってしまったらしい。
コウはその子のために
パンダを連れてきてあげていた。

ジェントルマンなコウ💖

寡黙な男だけど
ホント優しい男の子に育って
母は嬉しい。

不登校だけど
人間性的には申し分ない。
安心した。

自慢の息子だ。
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ケン:2回目スクーリング第2日目

2023年10月03日 | ★育児
今日も朝からお弁当作り。
S高の他の生徒は、遠くから来ているため
ホテルに泊まっていて
お弁当はコンビニで買ってきたものらしい。

キッチンカーとか
入らせてくれたらいいのにね。
交渉できないのだろうか?
なんて、思った。

長男は近いので
こうしてお弁当を持っていけるけど。
手作り弁当を持ってきている人は
かなり少ないらしい。
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ケン:2回目通信制高校スクーリング第1日目

2023年10月02日 | ★育児
今日はケンのS高等学校
2回目のスクーリング第1日目。

朝、登校すると昇降口で待っていた男の子に話しかけられたり、栃木県から来てる人と群馬県から来てる人とお話ししたらしい。
また一人、友だちができた!と喜んでいます。

先生も若くて個性派で
面白い人がいるみたい。

とても楽しそうに帰りの車の中で
学校であったことを話してくれます。

今までで一番楽しそう😊
よかった、よかった💖
やっとケンに合う学校に出逢えて。

小学校も中学校も、学校であったことを楽しそうに話してくれることはなかったから、私も嬉しい✨🥰
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ケン:今日のお弁当

2023年08月30日 | ★育児
今日はケンの通信制高校スクーリング2日目。昨日のお弁当を写すの忘れてしまった。

手作り弁当を持ってきてる人はどうやらいなかったみたい。みんな遠いところから来てるからみたい。

手作り弁当は、小学校以来です。

保護者の送迎。
公共交通機関のバス。
高校で貸し切りにしてるつくばセンターから高校までの直通バス。

自転車、バイク、自家用車は禁止です。

さて、そろそろ出発の時間が近づいて来てます。
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黒田先生と一緒に学ぼう!

2023年07月13日 | ★育児

黒田先生と一緒に学ぼう! 15分でわかる小学校算数授業動画

黒田先生と一緒に学ぼう! 15分でわかる小学校算数授業動画

Published by Ameba Ownd

黒田先生と一緒に学ぼう! 15分でわかる小学校算数授業動画

不登校になると
学習面がとても気になる。

しかし
どこでつまづいて
どう教えていけば良いのかが
全くわからない。

特に算数は積み上げ学習。
順番にやっていかないと
次が理解できなくなる。

こちらのリンクは
無料で大学の先生が作ってくださった
動画教材です。

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とても良さそうなので
こちらで紹介します。
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