★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

学校の点数の付け方

2016年11月30日 | ★道をひらく
脳科学者のひとりごと:茂木健一郎オフィシャルブログ
小学校の算数にまかり通っている「奇習」は、
子どもたちに対する「虐待」である
(2016/11/20 08:14)

茂木さんが書かれているように、
算数の計算の順番なんてどうでもいいと思う。
算数は答えがあっていれば、
どういう方法で導き出してもいいんだと私は思う。
算数は、犯人捜しをしているようなものだから
答え(真実)は一つしかない。

それなのに、答えを導くための順番に
こだわる意味とはどこにあるのだろう??

このことと似たようなことが
ケンの漢字テストの点数の付け方にあるように感じた。

学校の先生たちが一概に悪いのではないと私は思う。
公務員は、上司に基本的に逆らえないし、
先生の裁量でできることばかりではない。


文部科学省
 ↓
都道府県教育委員会
 ↓
市町村教育委員会
 ↓
校 長
 ↓
担任の先生


という具合に指示が下りてくるから
それに従わないといけないことがたくさんある。

でも、ローマ字教育もそうだけど、
色々と疑問に思うことが最近増えてきた。



ケンは、何度もこのブログで言っているとおり
発達性読み書き障害である。

LDディスレクシアセンターのトレーニングにより
読むのはだいぶ楽になってきたようだ。
そのトレーニング効果なのか、
近頃、算数のテストで100点を連発するようになってきた。
理科や社会のテストもよい点数を取れるようになった。

でも、国語の長文を読むことやたくさんの文字を書くのは苦手。
特に大変なのは、漢字の書き取りテスト。
漢字をほとんど覚えられない。

先日、漢字のテストをした。
まったく書けないこともよくあることだ。
そんなケンが3つくらい、合っている漢字を読めるように書けたのだ!
これはすごい進歩だと思う。

しかし…。

送り仮名がないことで、まったく点に反映されていなかった。
確かに合っていないけどさ…。

私は思った。
5点あるうちの2点でも点数にしてくれればいいのにと。
たかが2点増えたからって、成績にはあまり関係ないと思うけど。
けして、まったくできていなかったわけではないし。

「流れる」と書くところを「流」と書いた。
漢字は合っているのだから、
そこを少しでも認めてあげるような
点数にしてもいいんじゃないだろうか。

ケンにとっては漢字を合うように書けただけでも
すごいことだと私は思うんだけどな。

ペアレント・トレーニングで「25%ルール」というのを教えてもらった。
先生たちも、テストに点数を付けるときは
少しこの考え方を取り入れて、少しでもできているところに
点数を入れて欲しいと思った。

ケンには言った。
「漢字が合っているから、少しでも点数をくれるといいのにね。
 でも、学校のきまりでちゃんとできないと点数にしてくれないんだよね。
 お母さんは、ケンがすごく頑張ってると思うし、
 前よりも書けるようになったと思ったよ。」

完璧にできることばかりに点数をつけていたら、
プレッシャーばかりかかって、息苦しくならないかな。
これも不登校に原因になるよね?

ますます、文部科学省は何を考えているのだろう?と疑問が増す。

おかしなローマ字教育

2016年11月29日 | ★育児
ケンは小学校3年生。

最近、ローマ字の勉強をしている。
そこでおかしなことを見つけた。

アルファベットも知らない子に
いきなりローマ字を書かせるという教え方。

おいおい。

A、B、Cも読めない、書けない子どもたちに
いきなりローマ字で

 いぬ → inu

って書けってどういうこと?
しかも、テストで良い点を取らせるようにと
市の教育委員会から先生たちは言われているそうな。

それもどうかな。
何考えてるんだろう。
ローマ字で良い点取ったからって、だからなんなのかな?

ケンは、発達性読み書き障害。
ひらがな、カタカナ、漢字に苦戦している子が
ローマ字をまともに書けるわけもなし。
さらにそれで良い点を取れるわけもなし。

そもそも、教科書の作り方に疑問を持った。

アルファベットを書けない子に
ローマ字をいきなり書かせるのは
ひらがなを書けない子に
いきなり漢字を教えるようなものではないかな。

コウは小学1年生。

1年生の教科書の作りもヘン。
ひらがなは、時間をかけて教えるのに
カタカナの時間が妙に少ない。
しかも教える順番がおかしい。

ひらがな
 ↓
簡単な漢字
 ↓
カタカナ
 ↓
ちょっと難しい漢字


あのね…。

だれが考えて作ったんだ~~、この教科書はっ!!

ケンが読み書き障害で、
漢字の練習をさせていてとても苦労していて感じたこと。

漢字には、カタカナがたくさん入っている。

それなのに、カタカナを教える時間が少なすぎる。

コウはチャレンジ1年生の問題で
カタカナを書けなかった。

私が教科書を作るなら、こうするし、
私のころの教科書はそうだった気がする。


ひらがな
カタカナ
 ↓
漢 字


この方が覚えられると思う。
教科書の作りが絶対におかしい。

頭が良すぎる人が教科書を作っているせいで
愚かな教科書ができあがってしまっているのかもしれない。
できる人はできない人の気持ちや苦労はわからないから。

教科書一つとっても、
これじゃあ、不登校の子が増えるわけだよね。

できることよりも
できないことばかりが増えていくような教科書だもの。


りんごろうそく(アドべントガーデン)

2016年11月26日 | ★育児
ケンとコウが毎月1回通っているシュタイナー教育を学ぶ「めぶきの会」の
子どもの教室「ことりの日」でりんごろうそくをしました。

【“りんごろうそく”とは?】

シュタイナー学校では、一番日の光が短くなる冬至の時期に自分自身の内面に眼を向け、暗い中でも光や希望などを絶やさず、育くんでいく、という意味をこめてりんごろうそくの祝祭を行います。

りんごろうそくは「アドベントガーデン」ともいわれ、モミやヒバなどの常緑樹で作ったうずまきの道の中にりんごろうそくを手にして入っていき、中心にあるろうそくから手にしているりんごろうそくに火をいただき、うずまきの道の途中に置いて行きます。

小さい子も大きい子も、初めて体験する子も、みんな真剣なまなざしで、一歩一歩、歩いて行く姿はとても神聖で美しく、子どもたちの将来が光に導かれますように、と祈りにも似た想いで、大人たちは静かに見守ります。

「福岡シュタイナー学園(初・中等部【Facebook】
2016年11月30日 8:11」より抜粋:https://goo.gl/enwghj


コウは昨年も参加したので2回目です。
ケンは昨年、発熱して参加できなかったので初めてです。
ライアーの音色の中、小さな子から小学生高学年までの子が
りんごろうそくを灯して静かに歩く光景はとても厳かでステキです。




まず、集合場所の秋山亭前に集まりました。
全員が集まると子どもたちを連れて
天平の丘公園の平成の丘に遊びに行きました。
そこには、「国見山」という山があり、
子どもたちは持ってきた段ボールで芝滑りを楽しみました。



子どもたちが遊んでいる間、係の大人たちは
アドベントガーデン作りに励みます。

お昼になると、大きく広げたブルーシートで
持ってきたお弁当でランチタイム。



用意ができたと係の人から電話があり、
秋山亭に戻りました。
そこで、子どもたちに説明がありました。



しかし、今回はちょっと残念なことがありました。
落ち着きのない男の子がいて、
その子がどうしても黙っていられなかったことです。
せっかくの雰囲気をまるつぶししていました。
同調して3人の男の子が笑い合ってしまい
静けさがまったくありませんでした。

その子たちは最後の最後でやっと黙ったのですが
彼らはどうして黙っていられないのだろうと思いました。
お母さんは一応注意はしているのですがまったくもって聞かず。
この子たちは本当にりんごろうそくがやりたくて来ているのかな?
と私は疑問に感じてしまいました。

しかし、そのことも
「みんなが静かにする場だとわかるところで、
 わかることができない自分。
 周りのみんなにとってみれば、
 静かにするべきところでできない彼に対して、
 自分はどうできる?という問いを持つことができる。」
という学びがそれぞれできるとのことでした。

ケンは普段はうるさいのですが、決めるときは決める男です。
ちゃんとおとなしく座っていたし、
りんごろうそくを持って静かに歩くことができました。
コウも2回目なので、落ち着いてできました。

二人とも、素晴らしいな~と思いました。
コウは去年よりも背が高くなっていて
成長したな~と感じられ、感慨深かったです。




ケンをなだめるのにうまくいったこと

2016年11月17日 | ★育児
昨晩のことです。

最近、ケンはとても調子が良い。
体もいたって元気。コウがインフルエンザにかかっても、
ケンには移りませんでした。
なかなかやらなかった宿題も、結構やるようになってきました。

しかし、夕ご飯の後のこと。

コウが漢字カルタをやりたいと言っていたので
私は洗い物が終わってからコウに付き合ってあげました。

その間にケンが眠ってしまっいました。

ケンが眠ってしまうと
起こすときにパニックをおこし暴れてしまう。
私はカルタをやりながら、
ケンに寝ないように声をかけるけどまったく起きませんでした。
夫はあとで起こすからいいよ、と言いました。

そもそも、夫が夕ご飯が終わったら
早めにケンをお風呂に入れてくれれば良いのに
夫も一緒になって寝てしまう始末。

以前から、ケンが眠ってしまうと大変なのをわかっているのに
さっさとお風呂に入れないで寝させてしまったのだ。
きっと、起きるときにまた暴れるぞ、と私は思いました。

そして、カルタが終わり、私はコウと一緒にお風呂に入りました。
その間に、夫がケンを起こしていました。
案の定、ケンはパニックになって大暴れ。
夫もイライラして、怒鳴り散らしていました。

「着替えて寝ようっていっているのに意味わかんねぇ!」

だ・か・ら。

いい加減、学べよ、夫(-_-)

ケンを中途半端に居眠りさせるとこうなるんだよ~。
仕事で疲れているのはわかるけど、早くお風呂に入れて
さっさと寝せちゃえばゆっくりできるのに。

私はコウと一緒にお風呂から出てきて
コウはもう眠くて仕方なかったので
カッカきている夫にコウの寝る前の読み聞かせをお願いし
私はケンを抱っこして、外へ一緒に出ましたた。

ケンはいつも一人で玄関に出されるから
外へ出るときかなり抵抗したけど、
とにかく頭を冷やさないと話を聞けないから
私は身長140cm、体重33kgもあるケンを抱っこして外へ出ました。

しばらくケンは、ワーワー叫んでいたが
外のひんやりした空気でだんだん落ち着いてきました。

そろそろ落ち着いて
話が聞けるようになったかなというころあいをみて

「あのまま寝ていると風邪引いちゃうから
 ハミガキして、着替えて寝た方がいいと思って言っているんだよ。
 ケンの体を心配して言っているだよ。
 それとも、ハミガキも着替えもしないで、リビングで寝てる?」

初めは騒いでいたケンもだんだん冷静になってきて
ウチに入りたいという仕草をしました。

「どうする?ハミガキする?」

と聞くと

「お風呂に入りたい。」

というので

「わかった。お父さん、呼んでくる?」

というと

「一人で入る。」

と言って、一人で入りました。

夫が、コウを寝かしつけて、お風呂場に行くと
ケンに怒られていました。

「一人で入るんだよ!!」

ケンはそのまま一人でお風呂に入りました。

夫はだまって、リビングで横になりテレビを観ていました。
私は夫に色々言いたいことが山ほどありましたが
黙っていました。
たぶん以前からさんざん言っているから言わなくても
痛いほどわかっているだろうと思って。

寝る前に、夫が手帳に書いていた
ケンに言われて嬉しかった言葉を見せてきました。

「生まれてくれて、ありがとう」と言ったら
「育ててくれて、ありがとう」と言ってくれた。

と書かれていました。
「この言葉にホッコリしたよ。」と。

ケンは私達、親よりも心の広い人だなぁとなんだか感じました。
ケンは優しいんだなと改めて感じました。

夫よ、お父さんになってもう9年目。
いい加減、そろそろお父さんとしての自覚を持ってくれよ。

コウ:インフルエンザB型

2016年11月08日 | ★育児
コウがインフルエンザB型に感染してしまいました。

10月28日金曜日に具合が悪くなり、
ギター教室にいく頃、だるいと言っていました。

教室では暑いと言って下着姿になり、
ギターのレッスンは頑張りました。
家に帰るとお腹が痛くなって
下痢をしました。

熱も38.5℃まで上がってきたので、土曜日に小児科に行くと
お腹の風邪だろうとのこと。
その日はまだ症状は軽そうでした。

日曜日には39.5℃に熱が上がりました。
その晩から今週の木曜日まで毎晩、痛みで泣き叫びながら寝ていました。
頭がかなり痛かったみたいです。

何も食べなくなってしまったので
みるみるうちに痩せていきました。
あまりに痩せほそってしまったので
2日(水)にまた小児科に行って点滴をしてもらいました。

土曜日にやっとのこと熱が下がり始めました。
しかし、その日開催された歩く会の行事には参加できませんでした。

6日(日)はなんとか普通にご飯を食べられるようになったので、よかったです。

インフルエンザになったと言うコウと同級生のママに症状をきいたら、
コウほどひどくなかったみたいです。

インフルエンザとわかってから、
家族全員でマスクをしました。

無印良品でエッセンシャルオイルとアロマディヒューザーを買いました。

リビングにはそのアロマディヒューザーをおき
抗ウィルス作用があると言われている
ティツリーとラベンダーをブレンドしてアロマをとばしました。


そのおかげか、今のところ
誰も感染していないようです。
よかった~。

昨日で解熱後2日なので
今日からやっと登校できました。