脳科学者のひとりごと:茂木健一郎オフィシャルブログ
小学校の算数にまかり通っている「奇習」は、
子どもたちに対する「虐待」である(2016/11/20 08:14)
茂木さんが書かれているように、
算数の計算の順番なんてどうでもいいと思う。
算数は答えがあっていれば、
どういう方法で導き出してもいいんだと私は思う。
算数は、犯人捜しをしているようなものだから
答え(真実)は一つしかない。
それなのに、答えを導くための順番に
こだわる意味とはどこにあるのだろう??
このことと似たようなことが
ケンの漢字テストの点数の付け方にあるように感じた。
学校の先生たちが一概に悪いのではないと私は思う。
公務員は、上司に基本的に逆らえないし、
先生の裁量でできることばかりではない。
という具合に指示が下りてくるから
それに従わないといけないことがたくさんある。
でも、ローマ字教育もそうだけど、
色々と疑問に思うことが最近増えてきた。
ケンは、何度もこのブログで言っているとおり
発達性読み書き障害である。
LDディスレクシアセンターのトレーニングにより
読むのはだいぶ楽になってきたようだ。
そのトレーニング効果なのか、
近頃、算数のテストで100点を連発するようになってきた。
理科や社会のテストもよい点数を取れるようになった。
でも、国語の長文を読むことやたくさんの文字を書くのは苦手。
特に大変なのは、漢字の書き取りテスト。
漢字をほとんど覚えられない。
先日、漢字のテストをした。
まったく書けないこともよくあることだ。
そんなケンが3つくらい、合っている漢字を読めるように書けたのだ!
これはすごい進歩だと思う。
しかし…。
送り仮名がないことで、まったく点に反映されていなかった。
確かに合っていないけどさ…。
私は思った。
5点あるうちの2点でも点数にしてくれればいいのにと。
たかが2点増えたからって、成績にはあまり関係ないと思うけど。
けして、まったくできていなかったわけではないし。
「流れる」と書くところを「流」と書いた。
漢字は合っているのだから、
そこを少しでも認めてあげるような
点数にしてもいいんじゃないだろうか。
ケンにとっては漢字を合うように書けただけでも
すごいことだと私は思うんだけどな。
ペアレント・トレーニングで「25%ルール」というのを教えてもらった。
先生たちも、テストに点数を付けるときは
少しこの考え方を取り入れて、少しでもできているところに
点数を入れて欲しいと思った。
ケンには言った。
「漢字が合っているから、少しでも点数をくれるといいのにね。
でも、学校のきまりでちゃんとできないと点数にしてくれないんだよね。
お母さんは、ケンがすごく頑張ってると思うし、
前よりも書けるようになったと思ったよ。」
完璧にできることばかりに点数をつけていたら、
プレッシャーばかりかかって、息苦しくならないかな。
これも不登校に原因になるよね?
ますます、文部科学省は何を考えているのだろう?と疑問が増す。
小学校の算数にまかり通っている「奇習」は、
子どもたちに対する「虐待」である(2016/11/20 08:14)
茂木さんが書かれているように、
算数の計算の順番なんてどうでもいいと思う。
算数は答えがあっていれば、
どういう方法で導き出してもいいんだと私は思う。
算数は、犯人捜しをしているようなものだから
答え(真実)は一つしかない。
それなのに、答えを導くための順番に
こだわる意味とはどこにあるのだろう??
このことと似たようなことが
ケンの漢字テストの点数の付け方にあるように感じた。
学校の先生たちが一概に悪いのではないと私は思う。
公務員は、上司に基本的に逆らえないし、
先生の裁量でできることばかりではない。
文部科学省
↓
都道府県教育委員会
↓
市町村教育委員会
↓
校 長
↓
担任の先生
↓
都道府県教育委員会
↓
市町村教育委員会
↓
校 長
↓
担任の先生
という具合に指示が下りてくるから
それに従わないといけないことがたくさんある。
でも、ローマ字教育もそうだけど、
色々と疑問に思うことが最近増えてきた。
ケンは、何度もこのブログで言っているとおり
発達性読み書き障害である。
LDディスレクシアセンターのトレーニングにより
読むのはだいぶ楽になってきたようだ。
そのトレーニング効果なのか、
近頃、算数のテストで100点を連発するようになってきた。
理科や社会のテストもよい点数を取れるようになった。
でも、国語の長文を読むことやたくさんの文字を書くのは苦手。
特に大変なのは、漢字の書き取りテスト。
漢字をほとんど覚えられない。
先日、漢字のテストをした。
まったく書けないこともよくあることだ。
そんなケンが3つくらい、合っている漢字を読めるように書けたのだ!
これはすごい進歩だと思う。
しかし…。
送り仮名がないことで、まったく点に反映されていなかった。
確かに合っていないけどさ…。
私は思った。
5点あるうちの2点でも点数にしてくれればいいのにと。
たかが2点増えたからって、成績にはあまり関係ないと思うけど。
けして、まったくできていなかったわけではないし。
「流れる」と書くところを「流」と書いた。
漢字は合っているのだから、
そこを少しでも認めてあげるような
点数にしてもいいんじゃないだろうか。
ケンにとっては漢字を合うように書けただけでも
すごいことだと私は思うんだけどな。
ペアレント・トレーニングで「25%ルール」というのを教えてもらった。
先生たちも、テストに点数を付けるときは
少しこの考え方を取り入れて、少しでもできているところに
点数を入れて欲しいと思った。
ケンには言った。
「漢字が合っているから、少しでも点数をくれるといいのにね。
でも、学校のきまりでちゃんとできないと点数にしてくれないんだよね。
お母さんは、ケンがすごく頑張ってると思うし、
前よりも書けるようになったと思ったよ。」
完璧にできることばかりに点数をつけていたら、
プレッシャーばかりかかって、息苦しくならないかな。
これも不登校に原因になるよね?
ますます、文部科学省は何を考えているのだろう?と疑問が増す。