★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

世にも奇妙な「ポケモンGO」

2016年08月25日 | ★道をひらく
7月22日にポケモンGOが配信されて社会現象になっていますね。

普段、子どもたちが遊ぶ公園が
スマホを見つめてうろつくゾンビのようになった大人たちで
埋め尽くされている記事の写真をみて
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160726000377.html
「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」で
アスカが言った言葉をつぶやきたい…

「気持ち悪い…」

まるで、ポケモンGOが
ハーメルンの笛吹き男」のようになって、
ハマっているみんながポケモンGOに洗脳され
操られているみたいに見える。

テレビドラマの「世にも奇妙な物語」の放送を
現実に観ているみたい。

私がこのゲームで問題だと思うのは
アウシュビッツ強制収容所跡地の博物館や
阪神・淡路大震災の慰霊碑をポケストップにしたりする
配慮のなさ。

歩きスマホを助長させて、
周囲の危険なモノがわからず、ヒグマに遭遇したり、
交通事故を引き起こすような中毒性。

映画のサブリミナルなみに人を強烈に洗脳する
すごく危険なモノだと私は感じています。


好きなモノにとても熱中する気持ちはわかります。
私もハマりやすい気質があるから。
だけど、このゲームはどうなんだろうと疑問を感じます。

「楽しけれりゃ、それでいいじゃん。」

って言っているけど、
本当にそれでいいのだろうか?

社会のルールも、モラルも無視させて、
ゲームをする人の命までも脅かすようなゲームって
果たして本当にいいモノなの?

楽しければ、自分も他人の命もいらないの?

経済効果があるからと儲けることや快楽を優先し、
人の命を脅かしてまで配信し、
人をゲーム中毒にさせるこの行為に、私は嫌気がさします。
やくみつるさんもそう思って嫌だと思ったんじゃないかな。
「心の底から侮蔑」は言い過ぎかもしれないけどね。

だから、私はポケモンGOはしないし、
子どもにも絶対に与えない。
まぁ、ガラホだから、そもそもできないしね(笑)

最近のゲームは、人間から想像力と理性、
コミュニケーションや自己判断能力を奪い
簡単に情報操作されるような愚か者にしてしまう
恐ろしいモノのように私は感じてしまいます。






子どもたちにはやっぱり自分の頭で考えて、
本物を自分の手で触ってゲットしてほしいな。

スマホに操られるのではなく、
道具として自分でスマホを操って欲しい。

もし、スマホが壊れても、
電気がなくなっても、
たった一人になってしまっても
自分で考えて、仲間たちとなんとかできるような人に育てたい。







息子たちは里山に行って
同じ仲間たち10人くらいの小学生と一緒に
里山でザリガニを160匹も取りました。

「あっちにいるよ。」
「こっちにいるよ。」
「どうやって捕ったらいいかな?」

って考えながら、自分の体を動かして
みんなで仲良くザリガニを取っている。



時には用水路に落ちてしまってびしょ濡れになったりしながら
みんなイキイキとザリガニ取りをしていました。



昭和の子どもたちが当たり前のようにしていたことが
平成の子どもたちには
とても希少価値なものになってしまったことが
なんだか悲しく感じてしまいます。