★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

出生届、残る婚外子差別

2017年10月27日 | ★夫婦別姓
出生届、残る婚外子差別(毎日新聞2017年10月26日 東京朝刊)


法律婚の男女の間に生まれた子どもか否かで、「嫡出」「非嫡出」と区別する出生届や、
出生届を基に作られた戸籍の続き柄。婚外子の法定相続分を婚内子の半分とする民法の規定が廃止された今、
不要で、婚外子差別を残すことにもなるとして廃止を求める動きが広がっている。




婚外子差別の記事がこんなにも大きく載るのは
今までで初めてじゃないだろうか。

今朝、母親と新聞を見ていた。
すると新聞誌の反面の3分の2もの大きさを占める記事に驚いた。

そこには、私がよく知っている
「なくそう戸籍と婚外子差別・交流会」と
田中須美子」さんの名前が書かれていた。


しかも、この記事にはこんなことが書かれていた。

●「続き柄の廃止を」
 全国の自治体の戸籍や住民票の実務担当者にあたる自治体職員らで作る全国連合戸籍住民基本台帳事務協議会(全連)は26、27日、東京都千代田区で総会を開き、都道府県協議会からの要望の一つとして、出生届と戸籍の続き柄の廃止について話し合う。採択されれば法務省や総務省に届ける予定だ。

要望は、戸籍法の規定の一部を削除・改正し、(1)出生届は「嫡出子」か「嫡出でない子」の別を記載する欄を無くす(2)戸籍は、実父母または養父母との続き柄をなくす代わり、性別欄を設ける--と求めている。神奈川県の藤沢市と鎌倉市が、市議会で婚外子差別撤廃のための請願を採択したのを受け、県の事務協議会での協議を経て提案することになった。


自治体の事務処理をしている職員たちが
要望を届け出たというのだ!
この要望が総務省に届けられて、聞き入れてもらえれば
婚外子を差別する項目がやっと消え去るのだ!

田中さんたちは、不当な「差別」だとして、
婚外子差別撤廃について裁判をずっと続けていた。
私もその裁判に行ったことがあるので良く覚えている。

戸籍続柄裁判控訴審(2004年09月14日)
9月14日(火):戸籍続柄裁判控訴審を見て(2004年09月15日)
婚外子(非嫡出子/嫡出でない子)戸籍差別記載が撤廃?!(2004年11月02日)
11月18日(木):戸籍続柄裁判控訴審 第三回口頭弁論(2004年11月20日)
判決結果報告(2005年03月24日)



あれから13年。
やっとここまで来たか。

親が結婚していないからとその子どもが生まれた時に
差別的な烙印を押すとは何事だ!と私は当時思っていた。
なんてふざけた記載だと腹が立った。
そして、日本はなんて人権意識が低い国だろうと恥じた。

そんな思想があるから、子どもも母親も大切にされない。
働きたくても保育園はない。
発達性ディスレクシアで
みんなと同じ方法で学べないのに
まったく支援体制が整っていない。

だから、子どもを産みたくなくなるのは当然だと思う。
まったくもってふざけている。

こんな風に子どもへの差別を平然と残し
才能を開花させるための教育もなくて
何が教育無償化だ。聞いてあきれるわ。

なんで婚外子差別が法改正されずに残っているか。

「法務省は記載について定めた戸籍法49条の見直しを検討したが、自民党の反対で見送られた。 」

これですよ。
だから、私は自民党の公約は嘘だって言っているのです。
いまさら何を言うか、ですよ?

私は、言っていることが矛盾するような人は大嫌いです。

私は、自分の信念はけして曲げません。
何があっても。

今回、自民党が政権を取ったけど
私はこれが最後の政権だと思っています。

みなさん、よく見て下さい。
これからの自民党がやることを。
それが本当に国民のためになっているのかどうか。

野党のみなさん。
ただ、自民党を批判するだけではダメです。
自分たちならこんな国に変えてやる!という
信念と公約を打ち出してください。
次こそ、政権交代ですよ。

時代の流れは常に変化している。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人もひさしからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もついにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
(平家物語より)

平家と同じように、自民党もいつか滅びる時がくる。
栄えてぜいたくな暮らしをして、おごっている政治家たち。
そんなものは長くは続かないのだから。
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アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017

2017年10月21日 | ★育児
日本財団の2階の会議室で、アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017第1日目が開催されました。

ケンがお世話になっているLDディスレクシアセンター理事長の宇野彰先生が参加するという、NPO法人エッジのお知らせを見て、ぜひお話を聴きたいと思い、2日間参加することにしました。

明日は衆議院議員選挙なので、期日前投票をしてきました。

行きの電車では、ケンが通級教室で2年間教わったS先生とバッタリ会いました。
S先生はウィスクの講座が当たったらしく、やはり2日間学びに行くところだと言っていました。
相変わらず、勉強熱心だなぁととても感心しました。S先生がずっといてくれたらなぁと残念に思いました。
でも、同じ市内の小学校なので会いにいくこともできるので、たまに行こうかなと思っています。


フェスティバルでは、アジアのディスレクシア支援に関わっている方々の講演を聴きました。

ブータン、マレーシア、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、香港の方々が参加していました。

同時通訳のレシーバーを借りて、英語でのお話は、レシーバーで聴きました。

宇野彰先生
NPO法人エッジ会長:藤堂栄子さん
ディスレクシア当事者:藤堂高直さん
認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所:小野村哲さん

宇野先生のLDセンターの教え子のディスレクシア当事者の方
小学校で特別支援専門員をされている方
LD親の会をされている方
高校生のディスレクシアの方を支援している方
NPO法人エッジのスタッフをされている方

たくさんの方の貴重なお話を聴けました。

宇野先生も、私が最後まで聴いていたので、とても喜んでくださいました。

私が今できることは、ケンの学校に掛け合うことしかできないけれど、それが市内全体、茨城県全体、そしていずれ日本全国に広がって、
日本のどこにいっても、発達性ディスレクシアの子どもたちが同じ支援や合理的配慮が当たり前のように受けられるようにしたいと感じました。

それには、
保護者
先生
政策決定者
が一丸となる必要があります。
日本のディスレクシア支援はこれからです!

いつか政策を動かせる人になれたらいいな~と思っちゃいました。
やりたいことがでっかいな~(^_^;)

まだまだ経験値を積むために修行しないとね。
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どうしても怒ってしまう

2017年10月20日 | ★道をひらく

またまた復活。
怒り虫。


「どうしても怒ってしまう」でネット検索。
こんなページを見つけた。

怒りたくないのに怒ってしまう自分が嫌。そんな時に私がしたこと。



“「ママさ 最近怒ってばっかりだよね

怒りたくないのに怒っちゃって やだなぁ

もー本当、どうしたらいいんだろうね」

と そのまんま子どもたちに言うこと。”


なるほどね。

自分の中の「怒り」の感情を否定するのはよくない。
だって、それも私だから。

ただ、子どもに当たったり
怒鳴り散らしたりしてしまうのはよくない。
それはよ~~~くわかってる。
だから、怒鳴ってばかりの自分を責める。

だから、どうしても怒ってしまう。
なんの解決にもならない。

怒ってしまうのは、わかってくれなくて悲しいから。
怒ってしまうのは、心配だから。
怒ってしまうのは、言うことを聞かせたいから。

自分勝手な想いだと分かっている。
私の「怒り」は
「こんなに頑張っているのにどうしてわかってくれないの?」
という私の心から来ている。

ああ、そうか。
これは私が子どもの頃感じた気持ちだ。

ひたすら孤独と寂しさに耐えた子ども時代。

私はひたすら頑張った。
孤独と寂しさに耐えることに。

でも、それを親はわかってくれただろうか。
わかっていても私に気持ちを言ってくれただろうか。

「構ってあげられなくて寂しいのに
 いつも頑張ってくれてありがとうね。」

そんな言葉をかけてもらえていたら
もう少し心が温かくなったんじゃないだろうか。

ケンも、コウもそうだよね。

できなくてもいいから
一度、気持ちを聴いてあげれば良いんじゃないかな。

「どうしたの?」
「どうしたいの?」

うまく言えなかったら


「こうしたいのかな?」


って、いいたいことを代わりに言葉にしてあげる。

いいたいことがあっても
言葉でうまく表現する方法をまだ知らない。
だから、うまく言えない。

それなら、こうなのかなと
私が言葉にしてあげるといいのかな?

そういう時は
こうやって伝えるといいんだよ、
こうすれば伝わるよ、と。

喜怒哀楽、すべて大切な感情。

だから、「怒り」だって大切。
ただ、伝え方をうまくやろう。

そういうことされると嫌だから怒っているんだよ。
こうして欲しいんだよ、
とお願いする。


やってみて 言って聞かせて
させてみて ほめてやらねば 人は動かじ

話し合い 耳を傾け 承認し
任せてやらねば 人は育たず

やっている 姿を感謝で見守って
信頼せねば 人は実らず

by 山本五十六


だね。
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疎外感から感じたこと

2017年10月15日 | ★育児
サークルのママ友達と話をしていて、疎外感を感じた。

二人は中等教育学校の話をしていた。ママ友の一人はその学校に入れるつもりで一人息子を学習塾に通わせているという。
もう一人のママ友も一人息子の本人に選ばせて、本人が行きたがれば、できれば行かせたいと言っていた。

私は二人に合わせて話をしていたけど、ケンはその学校に行けないのは目に見えた。
比べても仕方がないのはわかる。ケンが悪いわけではない。だけど、突きつけられる現実。
長い付き合いのママ友がとても遠い存在に感じられて、住む世界が違う人に思えた。

発達性ディスレクシアのケンは、中等教育学校には入れないだろう。そもそも本人は行く気はないみたいだけど。地元の中学校に進むと言っている。でも、高校も、普通高校に進学できるかも今の段階ではわからない。

そんな先行きの不安と苦労と無縁な二人のママ友の話を聞いていて、正直うらやましかった…。

「同じ学校に行けたらいいね~♪」という話はできないから、なんだか悲しくもあった。

そんな気持ちで、地元のショッピングモールに行くと、同じ小学校のケンの同級生のママ2人と、同じ地区の子ども会のママに会った。いつもは知っている人にほとんど会うことはないのに、神様がまるで、会わせてくれたみたいだった。
「ほら、あなたには地域の仲間がいるでしょ」
と言っているみたいに。

サークルの二人の息子たちにはなくて、ケンにあるいいところは何だろう?

ケンはリーダーの素質があると親バカながら思う。
二人のママ友が息子を行かせようとしている学校が目指す、リーダーシップを取れる人に、ケンはすでになっている気がする。

責任感があるし、理不尽なことをする強いものに立ち向かい、弱いものを助ける勇気がある。
困難に負けないで乗り越える力もあると思う。
読み書き障害で学ぶ困難があって大変でも、頑張って学校に毎日通って学び続けるケン。
初めて出会った友達に優しく接する。
弟のコウとは本気でケンカするけど、常に気にかけている。
ケンは、本当の強さや優しさを持つ人に育っているんじゃないかな~って思う。

ケンは弟がいるから、一人っ子の彼らよりは、やっぱりお兄ちゃんらしいなって感じる。そこは兄弟のいる長子の特徴が出ていると思う。

これだけ人として良いところがあるんだから、中等教育学校にいけなくったって、別にいいよね♪
勉強ができることより、コミュニケーションが取れて、人として素晴らしければそれが一番だから。

今はちょうど入れ替わりの時期なのかもしれない。
古いママ友たちと波長が違ってきているのかもしれない。なんだか居心地が悪いんだよね。
私も時代と共に新しいステージに踏み出す時なのかもしれない。
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カウンセリング

2017年10月12日 | ★道をひらく
ケンは小学4年生。

そう。
それは、私がまさに死のうとした時の学年。

自分の存在価値を見失っていた私は
最後の賭に出ました。

車が私をひき殺すまでに
親に見つけてもらえなければ
このまま死んでもいい。

と考えて、私は坂の上に座り込んでいました。
今、生きているのは見つけてもらえたからだけど。



最近、本当に怒りを抑えるのが難しくなってきました。
尋常じゃないくらいの発狂状態です。
本当はかわいいはずの息子を
このままだとあやめてしまいそうです…。

これは、ヤバイ。
めっちゃヤバイ。
自分自身ではもうどうすることもできない。
家族や友達でも無理だ。

専門家の助けが必要だ。

そう感じました。


ケンが悪いわけではない。
発達障害があって確かに育てるのが大変だけど、
ちょっと切替が悪くて、言うことを聞かないだけだから
そんなに怒るほどでもないことだと分かっているのに。
私の忍耐が足りないだけ、考え方が、見方が違うだけだと思う。

でも抑えることができない。

近頃では、着火剤が頭についているかのように
少しでもイライラすると、それが火種になって
怒りの炎があっという間に燃え上がってしまうようになりました。

やっていることは

まさに豊田真由子議員と同じ…。


なんだろう?
この抑えきれない激しい怒りの正体は。

私は思いました。

私の中のインナーチャイルドが
子どもたちにものすごく嫉妬して
ものすごく怒っているのです。


「私はあんたたちみたいに
 お母さんに助けてもらったことなんかないのに!
 宿題だって、見てもらったことないのに!
 色々なことを経験させてもらって
 楽しい想いをたくさんしてるくせに
 毎日グダグダぐずってんじゃないよ!
 私は子どもらしいこと何一つできなくて
 甘えることもできなかったのに
 イチイチ甘えてんじゃねぇよ!!」

そう、激しく叫んでいるのを感じました。

子どもたちに愛情を持って
自分がしてもらいたかったことをしてあげればあげるほど
私自身の心が苦しくなってくるのです。

それもそのはずです。
私の愛情のコップは、空っぽだったのです……



小学4年生の私。

学校に行っても楽しくない。
家に帰っても、自宅が両親の仕事場だから
親とまったく話なんてできない。
親は同じ家の中にいるけど、私はいつもひとりぼっち。
自宅は、集落から離れていて
自分で友達の家に遊びに行けるような距離ではない。
車で送っていってもらおうにも、
父は自分のことしか考えていないおこちゃま父ちゃんだから無理。
友達を気軽に呼べるようなお仕事ではなかったので
結局、私は飼い犬と遊んでいました。
唯一の楽しみはテレビでアニメを見たり
マンガを読んだりすること。



そして、そんな暮らしが延々と続く中、
私の存在理由なんてないんじゃないかと
感じたのがその頃でした。

「茨城なんて嫌い。埼玉に帰りたい。」

そう、いつも思っていました。

「寂しい」「悲しい」と言う感情を押し殺し
ただ、毎日とりあえず生きていただけ。
子どもらしいことを何一つできない毎日。

友達と遊ぶ
親に甘える
嫌なことがあったら泣いてなだめてもらう
宿題をみてもらう
できないことを手伝ってもらう
一緒に夕ごはんをたべる

一緒にお風呂に入る
毎晩、本を読んでもらう…

息子たちが今、当たり前にしていることが
私にはなかった…。


この小4の時代から後にも
さらに嫌なことが色々ありました。

小5で男性担任と「生活ノート」の中で罵り合い
小6で転校、転校先でのいじめ、登校拒否
中1で美術の先生からのいじめ、授業をボイコット

そんな子ども時代がフラッシュバックしてきて、
小4の時点でこんなにも感情が吹き出して
荒れてしまうんだとしたら…。
このまま放っておくと、ケンが小6になったとき
私の精神は崩壊するかもしれない。
ちゃんと直しておかないといけないと思いました。

しかし、精神科や心療内科に行ったところで
薬を処方されるだけで、根本的に治るわけではない気がする。

そこで私は勇気を出して
カウンセリングの門を叩くことを決めました。

………

予約した10月3日、
カウンセリングに行ってきました。
カウンセラーさんはさすがプロなので
話しを聴くのがとても上手でした。
夫も、母も私の話を聞くのが本当に下手です。

カウンセラーさんのおかげで
たくさん、たくさん話すことができました。
とてもスッキリしました。

そして、こんな言葉をいただきました。

「よく今まで頑張って生きてきましたね。
 たくさん今も頑張っていますね。
 それだけたくさん頑張ったんなら、今から少しさぼっても大丈夫ですよ。
 もう種まきはできてるんだから。
 子どもたちは、ご飯を食べさせること、寝させること
 生きるために最低限必要なお世話だけして
 他のことはしなくてもいいんじゃないの?
 情報の断捨離もするといいですよ。
 自分を楽にすることを一番に考えて。」

パピーいしがみさんがおっしゃっている
「認める、褒める、包む」をされているような感覚になりました。
なんだかじわ~~~~と言葉が心に染みいりました。
ああ、そうだな~って思いました。

私は、子どもの頃、大人から「愛情」という大切な物を
私が分かるように注いでもらっていないので
心の中が空っぽだったことが自分で話していて分かりました。

「心の中が空っぽで、枯れきっているのに
 子どもに愛情を注いであげることはできない。」
と自然と何度も言っていました。

そうだよね。だから、怒ってしまうんだ。
自分がまったく満たされていないのに
どうして人を満たしてあげられるだろうか。

子どもたちに自分のような思いをけしてさせまいと
今までなりふり構わず突っ走ってきたけど
そのせいで自分自身が精神崩壊し
子どもたちに怖い思いをさせてるのは
そもそも本末転倒だよね。

カウンセラーさんには年単位かかりそうだと言われました。
例え年単位かかってでも、子どもの頃のトラウマを
しっかり癒やした方がいいと考えたので
1ヶ月1回カウンセリングに継続して通うことに決めました。

カウンセリングを受けて家に帰ってきたら
気持ちがとても穏やかになっていました。

ここのところ、発狂するような怒りがわいてきません。
カウンセリングで思い切り
話しをちゃんと聞いてもらえたからかも。
傾聴してもらえるのって、すごいな~って思いました。
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世界で最も過酷な仕事 (字幕付き)

2017年10月05日 | ★育児
ケンの育児が毎日たまらなく辛くて、
「子育てやめたい」で検索したら、こんな記事を見つけた。

【体験談】子育てがしんどくて地獄のような毎日に「もうやめたい」子育てのしんどい時期はいつまで続く?


そこにあったこの動画…


世界で最も過酷な仕事 (字幕付き)


なんだか泣けました。

自分を褒めたくなりました。
私はよくやってるなって。

そうだよ。
私は本当にすごい仕事をしているんだね。


■基本的に週7日、24時間、365日休みなし

■ほぼ全ての時間、立ったまま作業

■給料は0円

■しかも非常に責任が重く、交渉力や交際力が求められる


休憩時間なんてない。
いつもどうしたらベストなのか、考えてる。

政治家なんかよりもすごいスーパーマンだと思います。

偉そうに物言わないでほしい。自民党。
世界で最も過酷なこの仕事をこなしてから
言ってほしいもんだね。












「お母さん」







自分のことをもっと誇らしく思っていいんだよ。
お母さんって本当にスゴイよね!
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NHK発達障害プロジェクト意見投稿

2017年10月04日 | ★育児
NHKの発達障害プロジェクトに下記の意見を投稿してみました。

-------

発達障害プロジェクト」を興味深く拝見させていただいています。

私の息子は、自閉症スペクトラム障害と発達性読み書き障害があります。
発達性読み書き障害のためのトレーニングを受けるためにNPO法人LD・Dyslexiaセンター(市川市)に通っています。

その「発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)」関連で最近発売された本があります。

「うちの子は字が書けない~発達性読み書き障害の息子がいます」
著:千葉リョウコ/監修:宇野彰(筑波大学教授、NPO法人「LD・Dyslexiaセンター」理事長)
http://www.webasta.jp/serial/uchinokohajigakakenai/

今年の3月からWeb連載をし、アクセス数が好調だったため、7月7日に書籍になってポプラ社から発売されました。

発達性読み書き障害は40人学級中3人くらいいるという出現頻度が高い障害だと宇野彰先生はマンガの中で言っています。
ですが認知度が低いために、障害がある子は普通の子どもたちのやり方を強要されて、とても苦しい思いをしています。私の息子もしかりです。
しかし、やり方を合わせてあげることで学習ができるようになります。

そんな出現頻度が高いのに知られていないこの障害を多くの方々に知ってもらいたい、無駄に苦しい思いをすることなく、学習できるようになる子を増やしてあげたいので、どうかNHKで特集を組んでいただきたいと思います。

たくさんの方々に知ってもらうことで、いづれは国にもっと予算を付けてもらい、全国どこでもLD・Dyslexiaセンターのようなトレーニングを当たり前のように受けることができるようになり、どこの学校でも合理的配慮をすることが当たり前になってほしいと願っています。
ぜひよろしくお願い致します。
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ポピーのけんちゃん

2017年10月03日 | ★育児
「向日葵のかっちゃん」をもじってみました。

ケンは、通級指導教室のポピー学級で
国語と算数を教えてもらっています。

しかし、現在の小学校の通級指導教室の現状は
あまり整っていない感じを受けています。
そもそも先生方に、発達障害の知識がないのです。
指導方法も確立していない感じを受けました。

外国では、発達性ディスレクシアとわかると
「あなたには他の人にはない才能があるんだね、おめでとう」
と言われるそうです。日本とは考え方が真逆です。
そして、指導方法が確立されているところがとてもいいなと思いました。

ポピー学級の先生に相談したときに
「書いていれば、手が覚えるだろう?」
と言われてしまって
私はガックリしてしまいました。

そして、夏休み前に先生が言っていた通り
9月になってから、90点取った漢字テストを
もう一度やってみたそうです。

結果は60点。ポピーの先生もガックリ。
だから言ったのにな~。

小学2~3年生の時は
スマイルのけんちゃんでした。

スマイル学級の時の先生はとても研究熱心な先生で
ケンと出会ってから、先生は特別支援教育を
一生懸命学んでくれました。

これから!と言うときに
転勤になってしまったのですが…。
先生もとても残念がっていました。

9月に入ってさらにケンは宿題を本気で嫌がるようになりました。
私もケンにはまったく力がつかない宿題のやり方と量に
反感を抱き始めました。

もう、こんな本人に合わないような、
ほとんど意味のない宿題なんてやることない!と感じてきました。



9月21日(木)18時
先生に宿題の量を減らしてもらえるように
交渉してきました。

担任の先生
ポピー教室の先生
特別支援コーディネーターの先生
ケン


の5人で、学校の会議室をお借りしてお話しました。

文部科学省委託事業「発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業」
で作られた、発達性ディスレクシアのある児童の小学校や家庭での実態についての再現ドラマと
続編の「通常学級における支援」の動画のURLが印刷された資料を先生方に渡しました。
さらに自分のPCを持参して、支援の動画の方を見ていただきました。

その動画では、漢字を部分ごとに色を変えて説明する。
ノートに書いてくる宿題ができない場合はICレコーダーを使って録音してくる。
というやり方を説明していました。

ケンへの合理的配慮をA4の紙1枚にまとめて、
それも先生に渡しました。


<発達性読み書き障害における合理的配慮についての相談>
平成29年9月21日
ケン S市立T小学校4年1組26番
【診断名】発達性読み書き障害 および 自閉症スペクトラム障害

通常学級4年1組担任   :S先生
通級指導教室ポピー学級担任:H先生
特別支援コーディネーター :T先生

<合理的配慮のお願い>
漢字の書き取りの宿題
→ 新出漢字を重点的に覚えるようにする。
本人が苦痛にならない程度の宿題の量とやり方にする。
量を半分に、字を大きく書く。 → OK(計算ドリル問題についても半分に)

夏休みや冬休みの作文の宿題
→ パソコンでかな入力し、プリンターで出力して提出する。→OK

文字力(漢字)テスト
 → 80点以上取るようにと、何度も書かせる指導が入る ← 苦痛なだけで覚えられない。
合格点を100点中50点にする。
漢字の問題の範囲を「半分」にする(元スマイル学級:R.S先生より助言)。
たくさん書かせずにLDディスレクシアセンターの指導方法を取り入れて、
部品分解&数回の書字で覚える。
合格点にはこだわらない。
一つでも多く覚えられることを目標にする。半分できてOKとする。

話し合いの結果→ 書き5問、読み15問の問題に変更(読みに重きを置くテストに変更)


<最近の困りごと>
・宿題を始めるのをごねる
・自分で言った時間を守らずに長引かせる →たくさん書くのが辛くてやる気が出ない
・宿題を始めても集中しないで途中でゴロゴロする → 書いていて極端に疲れてしまう
・漢字をたくさん書かせる宿題はやる気がなくなる → 書くのがとにかく辛い
・とにかく宿題をやらせるのに苦労する → そもそもやりたくない
・宿題をやらせるたびに毎回怒鳴ってしまい、親子ともに疲弊していて共倒れしそう
 →やっていかないのはイヤ、やるのもつらくてイヤで葛藤し、
  親子共にどうにもならなくなって、ケンカになる。

<LDディスレクシアセンター理事長および筑波大学教授:宇野先生への質問と回答:平成29年9月3日>
Q1.小学校からの漢字の宿題はどのようにしていけばいいか?
A1.半分に減らしてもらう。

Q2.小学校の「文字力(漢字)テスト」の合格点80点に届くように漢字練習させることへの対策は?
A2.テストを半分にしてもらう。

Q3.作文の宿題はどのようにしていけばいいか。
A3.〆切を延ばしてもらえないかの時間交渉を先生とする。
   ワープロで「かな入力」して作り、印刷で提出する。疲れていないときにやる。
   写す時間を多めに取る、工夫をする。
   電子辞書を使って作文を書く:本人が話す → 母が写す → 本人が文章を書き写す

<学校の先生と相談するときは…>
 担任の先生だけでなく、何人かと一緒に話すとよい。
 ・特別支援コーディネーターの先生
 ・上役の先生:主任、教頭先生、校長先生
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報復攻撃…じゃなかった(^_^;)

2017年10月01日 | ★育児
昨日は運動会でした。

担任の先生に相談したところ、先生は素早く動いてくれました。

運動会の前に3人に話を聞いたところ、別の同級生をいじめたことは認めましたが、報復攻撃だと思ったのはそもそもケンがオナモミを二人に投げつけてきたからだそうです。

なぁんだ…

でも、よかった。

運動会をモヤモヤした気持ちでやりたくないでしょ?、
お互いに悪かったところは謝ろう。
と先生にうながされ、それぞれ謝ったそうです。

少しひと安心しました。
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