セミナー講師として引っ張りだこの人気教師が「多忙でも絶対に続ける」学級経営「2つの秘策」(長谷川 博之)
中学校教師としての本業とともに、毎週、日本の各地で教師向けのセミナーを行っている長谷川博之氏。多忙な彼が、それでも勤務校で毎年かならず続けていることが2つある。そ...
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【教育とは「待つ」ことだと私は思っている。
これは何もせず傍観していればいい、という意味ではない。熱をもって事にあたる。結果につながることはすべてやる。さらに、この2つを毎日続ける。それでいて結果は求めない。それが「待つ」ということだ。
学級とは花壇である。土を耕し、種をまき、水をやり、日当たりに心を配る。思いつく限りの世話を徹底的に続けたあとにできることは、芽が出て美しい花が咲くのを忍耐強く待つことしかない。(本文より引用)】
私もそう思う。
待つことは学級だけではない。
教育とはそう言うものだと思う。
ケンが不登校になった時に
待つことの大切さを実感しました。
生きてさえいればきっと
巻き返せる時が来る。
例え今、寝てばかりいて
ゲームばかりしていたとして
心身ともにボロボロだったとしても
本人がやりたいことに目覚めれば
自分からやり始める時が来る。
本人ができそうなこと
会える人に会い
できることをやらせてみる。
焦らず腐らず
自分から歩み出す時を
ひたすら待ち続けること。
今、本人は自分で選んだ高校の勉強を
自ら計画を立ててこなしている。
まずは高卒資格を取るために。
中学校三年間の不登校中
ほとんど勉強なんてしてこなかった。
それがどうだろう。
私が言わなくても自分から考えて
レポートやメンターガイダンス
スクーリングをこなすようになった。
「言われなくも」
「管理されなくても」
これが大事。
だって
人生の舵取りは本人がするものだから。