★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

根性論をやめる勇気

2018年07月26日 | ★道をひらく
子供の熱中症死を続出させる「根性大国ニッポン」の狂気
DIAMOND Online-7/26(木) 6:00配信

この記事を読んで、感じた。

そう、どう考えてもおかしい。
それをおかしいとは感じない大人たち。

その行事をすることは、命をかけるほど大切なことだろうか?
「子どもを守る」と言うのであれば、命が最優先。
行事など、どうでもよくないか?
そもそも「命」あっての行事だよね?


保護者からの受けも良く、子どもたちからも人望のある「いい先生」が、熱中症や「しごき」で次々と子どもの命を奪うのは、彼らの人間性に問題があるからではなく、彼らが正しいと信じ込んでいる「日本的基準」が狂っているからなのである。


確かに。
私もこの記者の方の記事に、とても同感である。

7月23日(月)から7月27日(金)にケンの小学校では「学びの広場」という補習授業が行われる予定だった。

しかし、小学1年生の子が熱射病でなくなったのを受けて、県教育委員会は中止を発表した。中止してくれて本当によかったと思った。
もし、根性論で中止してなかったら、ケンとコウの通う小学校でも熱中症の犠牲者が出たかもしれない。息子たち自身も危なかったかも。

7月17日から7月20日の終業式まで、あの暑い中、エアコンがない学校によく通っていたものだと思った。

小学校で練習している地域の野球の少年団チームはこの暑い中、午前中の練習を中止にしていないらしい。
朝8時から11時半くらいまで練習しているそうだ。
私はその話しを聞いて「危険じゃないのかな」と心配になった。
ここにも「命の安全」よりも「根性論」が見え隠れしていると感じた。

7月21日(土)は、地域の夏祭りがあった。
この日も暑かった。

私は子ども会育成会会長なので、子ども神輿をかつぐ手伝いの担当だった。15時から神社を出発して、17時30分までに神社に戻ってくるのだけど、平坦な道の方の往復はなんとかできたが、坂道を登っておりる方の往復はそのあとで、これを強行すると誰か倒れそうな気がした。

足下からの照り返しがものすごかった。
「昨年とはなんか違う」
そう感じた。
現に、コウの顔が赤くなって、だるそうに歩いていた。
危ないと判断して、応急処置用に持参した保冷剤を脇に挟みながら移動して、冷房のきいた集落センターに待避させた。

お祭りが始まる前には駐在さんに
「子どもたちに十分気をつけてあげてね。」
と念を押された。

しかし、地域の人に歩く距離を短縮した方がよいのではないかと相談したら
「こっちは行ったのに、あっちはいかなかったら、行かなかった地区から文句がでるんじゃないのか?」
と言われた。
しかし、そんなちっちゃい文句のために人の命を失っては取り返しがつかない。

私は自分の「この暑さは危険だ」という感覚を信じ、
誰かに文句を言われるのを覚悟して、
坂を登る方の往復はやめて、坂の手前で折り返して歩く距離を短縮させる決断をした。

そのおかげか、だれも倒れる人はいなかった。

お祭りの実行委員長さんに短縮した旨のお話しすると
「誰も倒れなくて、楽しく終わればそれでいいから、いいんじゃない。」
と言ってくれた。

そう。今年は、今までの暑さとはワケが違う。
そういう認識が必要だと私は思う。
根性論はまったく通用しない。
明らかに昭和時代の気候とは違うのだから。

私は帰ってきてから、頭痛に襲われた。
自分が軽く熱中症にかかっていたのだと思う。

本当の意味で「子どもを守る」のなら
「危険を感じたら、周囲の文句を恐れず中止する」
という勇気ある決断力が、これからの大人には必要なんじゃないかな。
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学校の勉強は点数がすべて??

2018年07月17日 | ★育児
残念な子にまた会ってしまった。

自然塾のサポーターをしてくれている中学2年生の女の子だ。

「学校の勉強は、点数がすべてだ。点数にならないことをいくら覚えても無駄なこと。」

そう中学1年生の後輩男子に言い放っていた。
男の子Tくんは、かなり腹を立てていた。
先輩女子Fちゃんは、後輩にバカにされたことに腹を立てたらしい。

彼らが通っているのは中等教育学校。公立の中高一貫校だ。いわゆる頭が良い子が中学受験(お受験)していくところだ。
彼女の口から出た言葉を聞いて、私は確信した。
やっぱり息子たちに中等教育学校なんて、進学させなくていい。人を見下す、頭でっかち人間になる。
彼女は自然塾に来ていたのだろうけど、里山で一体何を学んだのだろうか。

頭のよい子が行く学校に入ると
「点数がすべてだ。点数にならないことはムダことだ。」
なんて、平気言って人をバカにするような上から目線の、
私から言えば経験値未熟な馬鹿者が育ってしまうんだなと感じた。

そこに相手を思う思いやりのかけらもない。
勉強の点数が悪くて優しい人と、勉強の点数が良くて人を見下す人とどちらがいいだろうか?

自分自身がどんなに恥ずかしい言葉を吐いているのか、彼女は気づいていない。

自分は頭が良いのだと鼻を高くしているこの子がもし挫折したら、はい上がれなくなるだろうなって感じた。

私は、人間は学校の点数なんかじゃはかれないと思っている。

ディスレクシアのために、一番最初の読み書きでつまづいて、
懸命にトレーニングを積みながら学んでいるケンの努力はすごいし、みんなと同じことができない悔しさははかりしれないだろう。
それをものともせずにはねのけて、不登校にもならずに、病気にならない限り、休まずに学校に通うくじけない心。本当にスゴイと思う。私の暴言にだって、けしてめげないし。

私は、テストの点数なんかあげることよりも、色々なことにチャレンジして、考えて、正解のない答えを出しながら、力強く生きてほしい。

中等教育に行っている彼女が、この程度の考え方しかできないのなら、行く価値はないだろうな。
中等教育学校に通っているみんながみんなそうではないだろうけど、私のような考えを持つ人は、中等教育学校の生徒も親もあまりいないだろうなと思った。


テストの点数だけで生徒を評価する教育に日本の明るい未来はあるのか?(2017/6/15)

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LINEはじめました

2018年07月04日 | ★道をひらく
あれだけ頑なに嫌がっていたLINE。

7月に入って
LINEはじめました。

(冷やし中華はじめました、みたい(* ̄∇ ̄*))

私は人付き合いがかなり下手なので、気を付けないと必ずトラブルをおこす可能性が高いです。
もしかしたら、アスペルガー(自閉症スペクトラム障害)かなと感じています。

こういうたぐいのSNSは、アスペルガータイプの人には人との距離がうまくとれず、のめり込みやすい性質が仇になって、とても危険なので、ずっと警戒していました。

LINEをはじめようと決意したのは、繋がりたいと思う人がいたから、
と、
来年度の子ども会育成会の会長になる予定のYさんがLINE使いということで、来年度はメーリングリストじゃなくてLINEになりそうだからあわせてあげようかと。

それでLINEを使う上でのマイルールを決めました。

・友だちを自動登録、IDで検索のチェックを外し、手動で友だち登録する。

・よく連絡を取る人、信頼できる人を「友だち」に登録にする。なんとなくで繋がらない。

・返信が遅くなることをあらかじめ伝えておく。自分も相手からの返信を待つように心がける。

・返信がいらないときは、返信不要と意思表示する。(既読がつくから読んだのはわかるから)

・重要なことや長くなる内容はメールを使う。


LINEの使い方をネット上で熟読して、自分に合った、SNS疲れしない付き合い方を考えました。

Facebookも、どういうときに使うか、どういう風に使うと私にはちょうどいいのか、よく考えて、マイルールを決めてから使おうと思います。

SNSに振り回されたり、リア充に凹んだりするような付き合い方はしたくないので、ちょうどよい距離を置きながら、上手に主体的に使いたいです。

それには、どんな機能があるのかをよく知らないと使いこなせないなと考えています。

Facebookの本は買ってあるから、あとは実際に使ってみるだけかな。
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