ふたりはともだち 作:アーノルド・ローベル / 訳:三木 卓出版社:文化出版局 |
ケンの小学2年生の教科書に
この「ふたりはともだち」の中の
「おてがみ」というお話が載っています。
ケンが読みたいと言うので買いました。
がまくんのためにおてがみを書いてあげる
かえるくんの優しさがいいなぁと思いました。
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ふたりはともだち 作:アーノルド・ローベル / 訳:三木 卓出版社:文化出版局 |
リンカーンは人を非難することに興味を持ったことがあるかというと、それが、おおありなのである。彼がまだ若くてインディアナ州のピジョン・クリーク・バレーといういなか町に住んでいたころ、人のあら探しをしただけでなく、相手をあざ笑った詩や手紙を書き、それをわざわざ人目につくように道ばたに落としておいたりした。その手紙がもとになって、一生涯彼に反感を持つようになったものもあらわれた。
その後、スプリングフィールド(イリノイ州の首都)にでて弁護士を開業してからも、彼は、反対者をやっつける手紙を、新聞紙上に公開したりなどしていたが、とうとうやりすぎて、最後に、とんでもないめにあわされることになった。
「三十年前に、私は人をしかりつけるのは
愚の骨頂だと悟った。
自分のことさえ、自分で思うようにならない。
神様が万人に平等な知能を与えたまわなかったことにまで
腹を立てたりする余裕はとてもない」
アメリカの実業家ジョン・ワナメーカー
人に認められたいという願望は一種の中毒であり、麻薬の常用と似た危険をはらんでいる。一定量を服用し続けないかぎり、気分が悪くなって自己嫌悪におちいるからだ。人に認められようと躍起になって日々を過ごすのは、大変疲れる生き方だ。
<p.18-19 4)人に認められたい より抜粋>
自尊心を育てることだ。自分を自分で認めれば、もはや人に認められる必要を感じなくなる。
<p.18-19 4)人に認められたい より抜粋>