★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

義援金

2004年10月27日 | ★人生いろいろ
郵便局で少しばかりですが、義援金を振り込んで来ました。振込先は3箇所、同額にしました。

■新潟県災害対策本部
■日本赤十字新潟県支部
■社会福祉法人新潟県共同募金会

少しでも足しになればいいです。

今日もまた新潟で、10時40分に震度6弱が、12時10分にも震度4があって、茨城にも揺れが来ました。

また心配がつのります…。

伯母と従姉2人に電話で、親友には携帯メールで連絡を取りました。

私には今励ますことしかできないけど、連絡することで少しでも励みになればいいです。
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blogの力を被災地に送ろう!

2004年10月27日 | ★人生いろいろ
似非紳士(えせしんし)さんのブログ記事
シャカイノマド(中越地震対策特別期間):(改訂版)blogの力を被災地に送ろう! 
に協力いたします。

似非紳士さんのブログから、
私なりの判断で情報のリンク先を多少変えたり、追加しました。


被災地への情報提供
(情報の不通になっている被災地では些細なことでも情報を求めています)
○新潟中越地区地震緊急掲示板
http://blog.goo.ne.jp/sebaweb

現地情報リンク
(情報をほしがってる現地の人へ提供する情報の源となり得ます)
○TRUE FEITH:新潟中越地震現地情報リンク
http://www.doblog.com/weblog/myblog/20731/620670#620670


ボランティアの募集(各自治体福祉協議会等)
○Bait Assalam:被災者支援、ボランティア参加連絡先
http://blog.goo.ne.jp/alamal/e/9ee75a3298bb8ec51120f1cffadbae9f

○新潟県災害救援ボランティア本部
http://www.nponiigata.jp/jishin/


義援金受付(新潟県指定口座です)
○新潟県災害救援ボランティア本部:募金・基金情報
http://www.nponiigata.jp/jishin/archives/cat_40ecaaeo.html


bloggerのちからで
ひとつでもたくさんの情報と支援を送ろう!
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報道と救援物資とボランティア

2004年10月26日 | ★人生いろいろ
都会のざわめきの中で~ご覧ください

上のたかたまさひろさんの「都会のざわめきの中で」のブログのコメントでも書きましたが、報道のヘリが「SOS」を写しているだけで、何もしようとしていないことにとても苛立ちを覚えました。

報道のヘリコプターというのは、たぶん東京から飛んでいると思うのですが、どうせ東京から被災地へ飛ぶのであれば、ついでなんですから手ぶらで行かず、積めるだけの救援物資を積んでいけばいいのにと思います。
こんなことを言うときっと、「法律が」とか「社内規則が」とか言い出すんでしょうね。そんな法律や規則なんて必要ないし、言葉は悪いですが、「くそくらえ」です。

そして、たかたさんがおっしゃるように「ご覧ください」というのは、言い方がまずいですね。災害は「ご覧」になるようなことではないと思います。まさに「見世物じゃねぇ!」です。この場合は「見てください」でしょうか。きっと「見る」という尊敬語が「ご覧になる」ということで、そう言っているのでしょうけど、別に視聴者をそこまで「尊敬」しなくてもいいのではという感じがします。丁寧語の「見てください」で十分ですよね。

テレビ局はもう少し、災害に対する報道のあり方や、
救援に関する協力の仕方を考えたらどうなんだろうと感じました。

東京から、ヘリコプターで救援物資を運ぶ手はずがつけられるなら、現地に行って活動するばかりがボランティアではないのではないかと思いました。遠くにいるからこそできることもあるのではないでしょうか。ヘリに食料や毛布を積むためのボランティアなどもあってもいいですよね。

私のこの考えをどこに誰に伝えて、どう実行すればいいのか、また、してもらえばいいのかがわからなくて、またしても、もどかしいです。とりあえず、ブログに書くしか方法がなく、こうして書いています…。


Ordinary_Love... 新潟中越地震関連情報

昨日から、私個人でできることは何かないか、何かないかとひたすら探しています。
上のブログには、個人でできそうなことが色々とわかりやすくまとめて書いてあるので、使わせていただこうと思い、リンクとトラックバックをさせていただきました。

昨晩、栃尾市の親友に連絡を取りました。電話はすぐに繋がりました。
親友の住んでいるところは、なんとか電気、ガス、水道ともすぐ復旧して、家も倒壊を免れたので、家の中で寝起きをしているようです。

しかし、ガソリンスタンドがものすごく混んでいるそうです。ほとんどの人たちはみんな車で寝起きをしているために、ガソリンの需要が上がったようです。ですが、何せ交通網が寸断されているために、ガソリンスタンドに新しいガソリンが補給されないので、一人20Lと決められて販売しているそうです。さらに、家が大丈夫でも食料がスーパーやコンビニに全くおいてないそうです。

従姉たちの住む長岡市もライフラインは復旧して、家も倒壊せず住むことはできるようです。

しかし、一番心配なのは小千谷市の伯母夫婦。

電話で私の母親が聞いた話では、今日は、近所の人と互いの家の食料を持ち合って、一緒に食事を作って食べようということになっているそうです。けれども、夜は家の中は危険なので車で寝ているそうです。車ではゆっくり足を伸ばして寝ることはできないし、雨や低温が高齢の体に追い討ちをかけなければいいなぁと、それが心配です。

そして、どこの家でも備蓄しておいた食料がつきてしまうのも心配です。つきてしまう前に道が復旧するなりして、救援物資が隅々まで行き届いてくれるようになるといいですが…。

なんとも歯がゆく、もどかしくてたまりません…。

そんなことをもらしていたら職場の方が、とてもいいアドバイスをくださいました。その方は親戚が阪神大震災に遭われて、さらに大阪に住んでいた弟さんを亡くされたそうです。私のもどかしい思いは分かるとおっしゃってくださいました。

よきアドバイスとは、被災地の親戚に電話で連絡が取れるなら、常に連絡を取って相手の話を聞いてあげるといいよということです。話をするとストレスが少しでも解消されることは知っていましたが、ああ、なるほどこういう時こそそうだなぁと思いました。

折を見て連絡を取るようにしようかなぁと思います。
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新潟県中越地震 10月23日17時56分発生

2004年10月25日 | ★人生いろいろ
新潟県中越地震の特集 (独立行政法人 防災科学技術研究所)

生活・交通・救援情報一覧 新潟県中越地震 (朝日新聞) - goo ニュース

なんということだろう!大変なことがまた起こった。
先日、台風で被害を受けた新潟県の地域が、今度は地震だなんて…。

震源地に近い小千谷市片貝町には私の父親の姉夫婦が、
長岡市には私の従姉家族が2組、
栃尾市山田町には10年来の親友とその家族がいる。

23日は電話がとても繋がりにくい状態だったが、
東京にいる伯母たち夫婦や私の母親などが手分けして
小千谷や長岡のその親戚たちになんとか電話で連絡を取った。
私は電話は無理だろうと思ったので、試しに親友に携帯のメールで連絡を取ってみた。

なんとかすべてに連絡が取れた。
親戚も親友もみんな無事らしい。よかった…。

小千谷の伯母夫婦は、被災一日目はどうやら車の中で過ごしたらしい。
長岡の従姉たちはどうしているのだろうか。
栃尾の友達は、家の中がぐちゃぐちゃだとメールで言っていた。

でも、ほっとしたのもつかの間。
何度も何度も大きな余震が今日も続いている。
今朝も震度5弱の余震。茨城も、震度3くらい揺れた。
まだまだ震度6強の余震が起こる可能性があるとの気象庁の発表。
さらに、ニュースでは食料が足りないとか、電気もガスも水道もまだ復旧していないと伝えている…。

心配でたまらないし、いてもたってもいられない気持ちだが、いったい私は何をすればいいのか…。
そして、何ができるのか。

電話は繋がりにくくなっているのに、そこへ自分が電話をかければ、大切な電話連絡の邪魔になる。
助けたくて新潟へ行こうにも、高速道路も通行止め、新幹線は脱線のため運休。
どれも今のところ開通の目処はたっていない…。
しかも、どうすれば助けることができるのかの、なすすべもわからない。

ああ、もう、なんてもどかしいんだろうと思った。

私の住む茨城・下妻から、国道125号から県道をぬけ、国道50号をひたすらまっすぐ進み、前橋ICまで約3時間。
前橋ICから関越道で、小千谷ICや長岡ICへ、約1時間。

今までたった4時間で行けたというのに、道が寸断されてしまっているので自動車では行けない。
さらに行けたとしても自家用車の乗り入れは規制されているし、行けば自分の車が邪魔になる。
だからと言って徒歩で行ったらいったい何日かかるのか……。
車で行けないから、こちらへ連れてくることもできない。
近くなったと思えた新潟が、なんともものすごく遠いところに感じられた。

助けにも行けず、ただただ無事を祈るだけの、このもどかしさはどうにもたまらない。

報道も、小千谷や長岡の中心部の様子や被害状況報道ばかりで、細部の地区の報道がないことに苛立ちを覚える。
ヘリコプターで撮影をするなら、すべての地区をくまなく写して欲しい。
さらに、死傷者数や交通情報だけでなく、ボランティアの情報や現地の人たちが何を欲しているのか、そのためにはどうしたらいいのか、災害募金などの情報も欲しい。
どうして起こってしまったのか?の報道だけでなく、これから復旧するための情報が一番欲しい。
後ろ向きではなく前向きな情報が。

食料が足りないのなら、どうすれば満たしてあげられるのか。
救援物資を送る方法は?
人手がほしいなら、どうやって助けにいけばいいのか。

とにかく自分にできることはないかと、WEBで検索して下のサイトを見つけた。

新潟県中越地震情報
http://blog.trackback.jp/niigata_earthquake/

こちらにはトラックバックをした。

内閣府【現在の防災ボランティア関係情報】
http://www.bousai.go.jp/vol/

時間を作ってボランティアに行きたい。
親戚や親友に会いたい。少しでも助けてあげたい。

新潟県の赤い羽根募金【「新潟県中越地震災害義援金」の募集について】
http://www.h7.dion.ne.jp/~ni-kyobo/fr_info.html

ボランティアに今行けないのなら、せめて募金をしようかと思う。

これ以上、被害が広がらず、ケガ人や死者が出ないこと、
そして、一日も早い街の復旧とケガをされた皆様のご回復をお祈りしています。

そして、現地で今、被災者の皆さんのために必死で救援活動をされている方々のご活動には敬意を表します。被災者の皆様のためにも、自分自身やご家族のためにもくれぐれも過労で倒れられませんよう、どうかご自身のお体にもご配慮をされますようお願いします。
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少子化対策には夫婦別姓も視野に

2004年10月23日 | ★夫婦別姓
今日、南野千恵子(のおのちえこ)法務大臣に以下のような内容のメールを送りました。

【メールの内容】

南野知恵子先生


法務大臣御就任、心よりお喜び申し上げます。

私は法律で夫婦別姓が可能になる日を
いまか、いまかと心待ちにしております。

南野先生は少子化問題解決のために
積極的に活動なさってきた方だと聞いております。
少子化は夫婦別姓が認められていないことも一因として
ますます進んでいると私は考えております。

その証拠に、私は現在の法律では
夫婦別姓婚が認められていないため、
結婚や出産をためらっております。

私は一人っ子で、31歳の女です。
まさに晩婚化、少子化の問題を背負っている一人でもあります。

私が選択制夫婦別姓を望むのは、
まず第一は自分の姓を変えたくないからです。

私は早く結婚して、子供をたくさん産みたいと考えておりますが、
結婚してからも自分の姓を名乗り続けたい、
子供に姓を継がせたいと考えていても、
それには現在の法律では、お婿さんを迎えるしか選択肢がありません。
しかし、自分がこうして姓を変えることに嫌悪感を持っているのに、
相手にもそれを強制することはしたくないと思っています。

しかし、夫婦別姓ならば、
もし結婚相手が一人っ子同士、長男長女であったとしても、
夫婦別姓選択制ならばお互いがそれぞれ姓を名乗っていけますし、
子の出生時にそれぞれの姓を選択できるようにして、
自分の子にも2人以上いれば、それぞれの姓を継がせる事もでき、
それによって男女の結婚できる条件の幅が広がり、
結婚する人、できる人が増えるのではないかと思います。
別姓にできないために、結婚をあきらめた場合が私にもあります。

しかし、お互いの姓を変えたくない気持ちを理解しあっていても
現在の法律では、法律上で結婚することができず、
さらに婚姻届を出さない事実上の結婚である事実婚にも
踏み切れない場合は、結婚すること自体をためらい、
ひどければ結婚もあきらめてしまうようになります。
私は、まさにそれが現状です。

また、婚姻届を出さない状態での子供の出産は、
生まれてくる子が戸籍上で「嫡出でない子」という差別を受け、
その表記のために、出産をもためらってしまいます。

子供が少なくなっている今、
ほとんどが長男か、一人っ子しかいないので
それ以外で探し、そこへお互いが愛せる人となると
はっきりいって現在の法律で私が結婚できる相手は
皆無になってしまいます。

私が生まれた第二次ベビーブーム世代でさえも
2人か、3人兄弟姉妹なので、
少子化がすすんでいる今後は、
さらに長男長女同士や、一人っ子同士が増え
姓をめぐる争いや、それに伴って結婚できない人による晩婚化、
その晩婚化による少子化に拍車がかかっていくことは、
間違いはないと私は考えます。

男性は、当然のように姓を変えずに結婚でき、
子供にも姓を継がせられるのに対して、
法律上は妻の姓も選択できるのにもかかわらず、
実際の女性は、当然のように姓を変えなければならず、
子供には姓を継がせられないという、
明治から続く、いまだもっての男尊女卑に怒りを覚えます。
こんな現状では、男女平等は絵に描いた餅です。

男女雇用均等法により、仕事上でも
女性がよりよく生きられるようになったとは言え、
そうした明治時代の民法の考えや法律が残ってしまっている現状では
男女ともよりよく生きられない原因の一因にもなっていると思います。
そういった条件のため、男女とも結婚相手が自由に選べません。

私は今までの夫婦同姓を否定しているわけではありません。
同姓にされたい方の意思も認め、
そこへさらに別姓も選択で来るよう認めていただき、
どんな生まれの子も差別をしない、
本当の意味での平等の世界をこの日本に与えて欲しいのです。

現在の法律で、妻の姓も選べるようになっているのに、
実際は選べるような状態ではないのでは、
平等とは言えないと思います。

さらに仕事上で、結婚や離婚をするたびにいちいち名が
変わっていては本人だけでなく会社の総務や人事担当の方に
多大な事務処理を負わせ、時間の無駄になります。

私は本当に愛する人と、どちらも姓を変えずに
お互いを尊重しあった法律でも認められた夫婦になりたいです。
姓を変えずお互いがいままでの姓を名乗り続けられることが
お互いらしさを保ちつつ、共同生活を営めるのではないかと思います。
どちらかが我慢してする結婚はどこか本物ではないと思います。

自分の姓を強制で変えられることなく、今までの姓も選択できて、
夫婦が自分らしくよりよく生きるためにも
選択制夫婦別姓を実現していただきたいと思っております。

私はまだ独身ですが、自分の人生における結婚と出産をかけて
もし実現しないのならば、結婚も出産もしたくないと思うくらいです。

ただ所生の姓を名乗り続けていきたいという
小さな望みも叶えてくれないような
個人の尊厳も認めてくれないような国のために、
少子化で国は大変だと言われても、
誰が子供など産みたいと思うでしょうか。

男女とも自分らしさを保ちつつ、結婚して、子供を持ち
みんなで幸せな家族を築けるような
日本国憲法がうたっているような本物の素晴らしい、
国民みんなが自分らしく輝いて生きられる
よりよき日本にしていくための第一歩として、
一日も早く選択制夫婦別姓を実現させてくださいますよう、
どうかよろしくお願い申し上げます。
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テーマサロンに投稿しました。

2004年10月15日 | ★夫婦別姓
選択制夫婦別姓

上のリンクから行けます。

とてもいいものができましたね(^-^)
利用者がテーマを投稿できるのがとてもいいと思います。
この投稿を機に、色んな方々と繋がって、国を動かせるだけの大きな力になるよう願っています。

一人でも多く、そして少しでも皆さんが関心を持って下さって、同姓でも、別姓でもいい、いろんな生き方を認め合い、お互いを尊重しあえる世の中に変えて行きたいです。
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夫婦別姓と少子化問題

2004年10月12日 | ★夫婦別姓
出生率低下に8割「危機感」、中高年高く 内閣府調査 (朝日新聞) - goo ニュース

だんだん世間も深刻に考えてきているようですね。
私は少子化問題には、夫婦別姓も要因の一つに絡んでいると考えています。

記事では、「仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し促進」と言っていますが、それには夫婦別姓も必要不可欠な事ではないでしょうか。

仕事をするのに、名前というものはとても重要であると考えます。
しかも氏名=フルネームで、です。
それは姓が違ってしまっただけで、誰なのか認識できなくなってしまうことがあるからです。特に日本人は仕事上では姓で呼び合うことが多いので、余計にそうだと思います。

そもそも名刺交換は何のためにするのでしょうか。
氏名=フルネームを覚えてもらうためだと思うのですが。

今までは主に男性が働いていて、働く上で姓を変えるのは不都合がありました。そこで結婚する際、妻は専業主婦になることが多かったので、夫の姓に変えてきたのだろうと思います。それは確かに理にかなっていたと思います。ちゃんと男性(夫)一人が大黒柱(稼ぎ手)であったのですから。

しかし、時代はもう変わりました。

一流企業だっていつ倒産するか分かりませんし、男性だけの稼ぎでは到底生活が危うい状況です。そのために今は女性が働いているということもあると思います。また、その仕事を生きがいとして働いている女性もいると思います。
すると、働く男性だけでなく、働く女性にも男性と同じく氏名は重要ではないでしょうか。仕事は「女性だから」という特別扱いはないと思います。氏名が仕事上、重要な位置を占めるなら姓を変えるということは色々と大変なのではないでしょうか。
男性の皆さんご自身も一度、もし結婚して姓を変えたら仕事をする上でどうなるのか、考えていただけるとその大変さ、不便さ、不快な感じが分かっていただけるのではないでしょうか。姓を変えたくないと思う気持ちには、男女の違いは関係ないと思います。

それにも関わらず、今後もかたくなに夫婦別姓の選択を認めなければ、少子化がますます進むことは間違いないだろうと私は見ています。姓を変えなければいけないために、結婚をためらい、だからと言って結婚しないで子どもを産めば、「嫡出でない子」という差別を戸籍で受け、子どもを産むのもためらいます。

少子・高齢化対策ホームページ
少子化対策>少子化社会対策の基本的な枠組み>少子化社会対策基本法の前文に、

子どもがひとしく心身ともに健やかに育ち、子どもを生み、
育てる者が真に誇りと喜びを感じることのできる社会を実現


とありますが、戸籍法がこれに反して、法律上の結婚をするしないで、出生届の際に「嫡出子」と「嫡出でない子」というように分け、戸籍には子どもの生まれ方を差別して記載しているのに、何が「子どもがひとしく」なんでしょうか。筋が通っておらず、なんだか聞いてあきれる対策基本法です。

私も現に法律で認められた結婚をするには、姓を変えなければならないということで悩んでいます。それなら、お婿さんをとればいいだろうと思うかもしれませんが、そんな奇特な男性はゼロに近いですし、さらに相性が合うとは限りません。そして、自分が姓を変わるのが嫌なのにそれを男性側に押し付けるのも嫌です。だからと言って、結婚のためだけに自分の意思を無理に曲げてまで、姓は変えたくありません。
そうなると、夫婦別姓が選択できないがために結婚できないかもしれません。結婚できなければ、相手がいないので子どもを産むことができません。結婚しないで子どもを産もうと思えば、嫡出でない子の差別扱いをされて、子どもがかわいそうで産むのを控えてしまいます。そして、結婚もできない、子どもも産めないとなれば、これからずっと一生独身で一人で生きなければならないという覚悟を決めなければなりません。

私のような考えの人は近頃増えました。
そうなると

夫婦別姓を認めない、婚外子(嫡出でない子)差別をやめない
 ↓
結婚しない、子どもは産まない
 ↓
少子化

というシナリオが進みます。

少子化を止めるには、夫婦別姓を、いつまでもどうも筋が通らない反対理由で反対をしている場合ではもうないと思います。婚外子(嫡出でない子)差別も無くすべきです。
時が経てば経つほど、子供を産める年齢の女性たち、ここでは特に私を含め第二次ベビーブームの女性たちが年を取って産めなくなっていくだけです。女性には子供を産めるタイムリミットがあるんですから。私のように別姓を選択してもちゃんと法律で結婚でき、どんな生まれ方でも差別表記もなく子どもを出産できるようにしてほしいです。

反対理由とする、姓が違うだけで崩壊してしまうような家族って、家族と言えるんでしょうか。
家族ってそんなことで壊れてしまうようなもろく崩れやすいものなんでしょうか。
そんなもので崩れるような家族なんて、家族とは呼ばないし、家族じゃないと思います。

それでも夫婦別姓を選択する結婚を認めないというなら、非婚化、少子化が上のシナリオ通りに進み、そのことでさらに今以上に長男長女、一人っ子同士が多くなれば、お互い姓を変えたくないと言い出して、また非婚化、少子化が進んでいきます。そして、少子化にますます拍車がかかり、この日本という国はどんどん人口が減っていき、国家崩壊の一途をたどっていってしまうでしょう…。

私は夫婦同姓は否定してはおりません。同姓にしたい人はしても構わないと思います。そして、別に誰かに迷惑をかけるわけでもないのに、夫婦別姓を選択したいという個人の尊厳も認められないような国にいくら危機感を感じるからと、誰が子どもを産みたいだなんて思うでしょうか?私は、そんな国のために子を産み、育てる気持ちにはなれません。名前一つ選べず、自分らしく生きられる選択もできないのに、「育てる者が真に誇りと喜びを感じることができる」わけがないし、子どもにも誇りと喜びを教えることはできません。

けれど私は、女性としてせっかく生まれたのですから、愛する人と結婚し、愛する人の子をできるだけたくさん産んで育てたいです。そして子どもは無限の可能性を秘めていて、その可能性の芽を、愛する男性と一緒に育ててあげたいです。子どもが一人前になって、この両親の元に、この国に生まれてよかったと言ってもらえる様に育ててあげたいです。きっと育てることは大変だろうけど、育て方一つでどんな人間に育つのかと思うとなんだか私はワクワクします。
そして、子育てもしたいですが、自分というものを社会に活かしていける仕事もしていきたいです。こんなふうに結婚も出産も仕事も人一倍願望が強いので、姓を変える結婚をしないと結婚できないとなれば、このまま一生独身なのだろうかと考たりして、他人の子供をみるのがとても辛く感じる時さえあります。

どうして女性だからと当然のように家庭に入らなければいけないのでしょうか。
どうしてこの国は、いろいろな生き方を認めてくれないのでしょうか。
日本という国の女性には、男性と同じように、姓を変えず、仕事もして、家族も持ち、子どもを持つことは許されないのですか…?
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夫婦別姓と日本国憲法

2004年10月10日 | ★夫婦別姓
日本国憲法は、小学校の社会や中学校の公民の授業で習いましたよね。
私もうろ覚えなので(汗)中学3年の公民の参考書を買い、調べてみました。
その内容をここでちょっと復習してみましょう。

<日本国憲法の三大原則>
1.基本的人権の尊重
2.国民主権
3.平和主義

<国民の三大義務>
1.子どもに教育を受けさせる義務
2.勤労の義務
3.納税の義務

さらに三大原則の内の「基本的人権」を分類すると

自由権:個人が自分の意思で行動し、他から束縛されない権利
平等権:人種、信条、性別、身分などによって差別されない権利
社会権:人間らしい生活をするために保障された権利
基本的人権を守るための権利:参政権(選挙権、被選挙権、国民投票、国民審査)
請求権(請願権、裁判を受ける権利、国家賠償権、刑事補償)
公共の福祉:他の人々と人権との関係で制限されることがある。
このような人権と人権との対立を調整するための原理をいう。


調べてみて、ああ、こんなのあったなぁ~~と思いました。
やっぱりちゃんと勉強はしておくものですね(笑)

さて、夫婦別姓が関連する憲法の条文は、上で言う基本的人権の中の「平等権」です。
この場合の平等権は、日本国憲法にある条文の3箇所が関連します。


第14条【法の下の平等、貴族制度の否認、栄典の限界】


1.すべて国民は、、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

2.華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

3.栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受けるものの一代に限り、その効力を有する。


第24条【家族生活における個人の尊厳と両性の平等】


1.婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

2.配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない。


まず、第14条の1番目「法の下の平等」のところに「性別において、差別されない。」と書かれています。ということは、「男女」という性別で差別されない=男女平等ということですね。この法の下の平等(平等権)の憲法により、男女雇用機会均等法(1985年)や男女共同参画社会基本法(1999年)ができたというわけです。
そしてさらに、結婚に関しては憲法で第24条の1番目に「夫婦が同等の権利を有することを基本として」や2番目には「法律は、個人の尊厳(そんげん)と両性の本質的平等に立脚(りっきゃく)して制定されなければならない。」と書かれています。

これらのことから、日本国憲法には、男女を差別せず、それぞれ平等の権利を持つということが書かれていることがわかります。

そういう意味で、それぞれが自分の名を名乗り続けていくという権利が男女関係なくそれぞれにあるということだと思います。そうなると今の民法では、どちらかの姓にしなければいけないとしているので、結婚するときに結婚前の旧姓を名乗り続けたいとする男女、それぞれに対して強制していることになり、全く平等ではないことになります。

そういうわけで日本国憲法は「選択制夫婦別姓」を認めていることになり、理にかなっていることになるわけです。
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事実婚のドラマ「結婚のカタチ」の特集番組

2004年10月08日 | ★夫婦別姓
※台風22号の臨時ニュースのため、下記の放送は中止になりました。
ショック!!(>。<)☆☆


NHKの番組「土曜スタジオパーク
10月9日(土) 14:00~15:00の放送で、
ゲストに藤原紀香さんを迎えて、「事実婚」を題材にした
NHK深夜連続ドラマ「結婚のカタチ」を特集するそうです。

そこで、こんな質問を送ってみました。読まれるかどうかわかりませんけど。

<ゲスト藤原紀香さんへ質問>
このドラマは事実婚のお話ですが、実際の事実婚をされている方の多くは、夫婦別姓のために実践している方がほとんどです。私もずっと戸籍上も出生時の姓を名乗り続けたいと考えていて、そのための事実婚を考えております。
このドラマでは夫婦別姓に関してはほとんど触れていませんが、藤原さんは、結婚しても出生時の姓を名乗り続けたいための事実婚をどう思われますか?


さらに番組へ、下記のように送ってみました。
これも取り上げてもらえるかどうかわかりませんけど…。

<番組で取り上げてほしいテーマのお願い>
現在、事実婚のドラマ「結婚のカタチ」が放送されておりますが、それに関連して、国会で、出ては潰される「選択制夫婦別姓」について「事実婚」とあわせて番組でテーマとして取り上げていただきたいと思います。
夫婦別姓は、ちょっと誤解されているところがあり、なかなか民法改正法案がとおりません。
夫婦別姓が認められないがために私は、この先一生負け犬※となりし乎(か)、結婚のために自分のアイデンティティでもあるこの魂の名を葬り去らなければならぬのかの選択を迫られており、かなり切実です。
「選択制夫婦別姓」実現のため、日本中の少しでも多くの方々にご理解いただけますよう、NHKの皆様にもどうかご協力をお願い致します。

※負け犬
 30歳過ぎ、独身、子なし(酒井順子著「負け犬の遠吠え」より)

さあ、どうなることやら。
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カテゴリ名変更

2004年10月07日 | ★夢はでっかく根はふかく
「夢は大きくでっかく」を、
「夢はでっかく根はふかく」に変えます。

相田みつをの詩に、その言葉があったので
そちらのがいいなぁと思ったのが理由です。
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