★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

子どもを大切にしない国 日本

2009年05月05日 | ★道をひらく
こどもの日ということで、思うこと。

この日本と言う国は、本当にこどもを大切にしない国だなぁと自分がこどもだった時も感じていましたが、子育てをするようになって、さらに感じるようになりました。

経済的にもそうだし、
法律的にもそう。
社会の風潮も。

まず、こどもに対する予算の割き方。
なんて微々たるものでしょうか。この未来の日本の国を背負って行く人になりうるこどもたちに対して、投資がほとんどなされていない。政策も本気で少子化を食い止めようと動いてない。そして、こどもたちが心身ともに健康的に育つように環境が考えられていない。

自然を破壊し、医療を崩壊させている。
こどもが遊べる場所や時間を奪っている。

いつでも何でも母親がそばにいて、育てればいいんだと世間は思い込み、母親にばかりすべての責任を押しつけている気がする。父親の責任はどこへ?こどもは父母がいなければできないのに、育てるのは母親だけの仕事なの?

こどもは母親だけではなく、もちろん父親も、そして社会が育てて行くものだと私は思います。

さらに、いつまでたっても変わらない差別と偏見に満ちた法律。

親が結婚しているか、いないかで、こどもたちがいまだに差別を法的に受けている。外国人との間に産まれた子もしかり。

出生届の嫡出子と嫡出でない子の表記はもういらないと思うし、外国人だろうが、なんだろうが人として同じ権利を持つのは当然だと私は考える。

こんな状態でこどもを大切にしているといえるのだろうか。

こどもに対しての扱いがひどい国だとすごく感じる。
それで、こどもを持ちたいと思えるだろうか。

母子手帳に児童憲章というのが載っている。

児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境のなかで育てられる。

そんな社会になって欲しいと私は思います。

それには自分に何ができるか。
社会を大きく変える力は私にはないけれど、自分にできることをしていきたいと思っています。

子は宝

本当にそうみんなが考える社会になって欲しいと思います。

こどもが生きやすい社会は大人も生きやすい社会だと、新聞に書いてありましたが、私もそう思います。