★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

「ふつうであること」って大切なの?

2020年06月12日 | ★道をひらく
「ふつうであること」を強いられて、確かに生きづらい日本社会。学校なんていかなくたって幸せになる方法なんて、たくさんあるのに。

拳銃自殺した彼は「ふつう」になれない自分に絶望してしまったんだろう。
そんなことはないのに。きっと彼の魅力があったと思うんだけど、それを認めてくれる人に出会えなかったんだね。学校は、先生も友達も「ふつう」を求めてくるよね。それが辛い。

小学校、中学校、高校、大学に行って、会社員にならないとダメだみたいな、変な社会的プレッシャーは何でしょうね?

私は必死に抵抗してきたけど、ネットの情報もなく、同じ考えの人に繋がることができない時代は、人と違う道を選ぶことが難しかった。
だって、親が学歴主義だから。

確かに会社員になるのであれば、給料が高くなるので、大卒のが少し有利かもしれない。
だけど、安泰だと思われる会社員も、会社ごと売却されたりする。だから、大企業に入ったからと一生安泰の時代ではない。

自分がやれそうな仕事で、誰かの役に立ったり、喜ばれたりして、食べられるだけのお給料をいただけて、本人が幸せを感じられれば、それが一番じゃないのかな。

長男は、進路をほぼ決めたようだ。

普通高校に行くんでしょう?
男の子だから大学行くんでしょう?

そんな周りの「ふつう」の常識をはねのけて、彼は選択したようだ。

通信制の高校に行く。
大学には行かない。

私はそれでいいと思う。他人の常識で自分の生きる道を決めることはない。

学歴を稼ぐために、好きでもない勉強をずっと続ける必要はないと思う。
合わない仕事をし、できないヤツだと罵倒されるのがわかっているような、会社に無理に入る必要はない。

ようは、やりたい気持ちがあるか、
ずっと続けられるかだと思うから。

私も高校に行かないで、あるいは、通信制高校に行って、マンガ家のアシスタントになればよかったかもなぁと思ったりする。

もし、今、私が中学生なら、既に不登校を選択してるし、その道を選べるだろうな、時代的に。残念ながら、私は生まれた時代が合わなかった。

子どもたちは、進みたい道に進ませてあげたい。やりたいことをやらせてあげたい。色々な選択肢を見つけてあげたいと思う。そして、チャレンジしていって欲しい。

みんなと違っていい。
むしろ違う方がいいんだ。
違いをバカにするヤツが愚か者なんだから。
あなたらしく生きていいんだと
言い続けたい。